熊野社 (名古屋市中村区) 由緒

熊野社 (名古屋市中村区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/04 01:53 UTC 版)

由緒

正徳2年(1712年)9月の創建と伝わる神社で、主祭神として伊邪那美神を祀る[1]1871年明治4年)に村社に列格。1828年昭和3年)10月には神饌幣帛料供進社に指定されたが、1946年(昭和21年)11月に宗教法人となった。

境内には市の保存樹にも指定されているクスノキケヤキの大木があって鎮守の森の様相を残す[2]。神社の西側には1939年(昭和14年)から街区公園の茶ノ木島公園が置かれていたが[3]、周辺が住宅密集地となったことから防災公園とするため土地買収が進められ、米野公園として再整備が行なわれている[4]

境内末社

子安社
享保18年(1733年)8月鎮座と伝わり、祭神は木花之佐久夜毘売命で安産の守護神とされる[2]。毎年7月に行なわれる「茅の輪禁厭行事」は、子供の虫封じ・悪病避けを祈念するものであるという。

アクセス

参考文献

  • 横地清(日本語) 『名古屋区史シリーズ5 中村区の歴史』愛知県郷土資料刊行会、1983年。ISBN 4-87161-016-0 
  • (日本語) 『中村区誌 -区制五十周年記念-』中村区制施行50周年記念事業実行委員会、1987年。 

脚注

[脚注の使い方]

  1. ^ 横地清 1983, pp. 148–149.
  2. ^ a b 中村区誌、pp.302
  3. ^ 名古屋市茶ノ木島公園”. 全日本中国花火輸入協同組合. 2013年4月6日閲覧。
  4. ^ 公園整備について(暮らしの情報)”. 名古屋市 (2013年3月6日). 2013年4月6日閲覧。


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