海田大橋 海田大橋の概要

海田大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:43 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
地域高規格道路

海田大橋

KAITA OHASHI

臨港道路海田大橋
陸上区間 2.9 km[1]
海上区間 指定なし
制定年 1990年12月[1]
起点 広島県広島市南区仁保沖町[1]仁保JCT
終点 広島県安芸郡坂町[1]海田大橋出入口
接続する
主な道路
記法
記事参照
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

1990年土木学会田中賞作品部門受賞[1]

愛称は「広島ベイブリッジ」[1][3]

概要

1990年12月供用開始[1]。県土木局の独立機関である広島港湾振興事務所が保有し、県・広島市およびヤマハ発動機他の第三セクターである(株)ひろしま港湾管理センターが管理している[1]

当初計画においては、起点側が広島市南区出島-終点側が安芸郡坂町海田市東部流通団地を結ぶ「臨港道路出島海田線」の橋であった[1][4]

出島海田線の当初計画区間5.5km[4]のうち仁保JCTより西は広島高速3号線の一部として供用、仁保JCTより東の総延長2.9km[1]が臨港道路海田大橋として供用している。うち、橋梁部が約1.9km[5]で、その内1.2kmが渡海部である[4]

東広島廿日市道路広島南道路)を形成する地域高規格道路であり、将来的には東広島バイパスと繋がる予定である[4]

なお上記の通り、臨港道路海田大橋の道路管理上の起終点はこれらの道路と逆で、仁保が起点-流通団地が終点となっている[1]

2010年よりETCレーン運用が開始されたものの、利便性向上のため海田町側により無料開放化が望まれている[6]

歩行者自転車を含む軽車両原動機付自転車、総排気量125cc以下の小型自動二輪車2人乗りの自動二輪車(20歳未満又は免許取得後3年未満の運転者に限る)は通行禁止であり、自動車専用道路とほぼ同等の規制である[7]

臨港道路海田大橋

S字型にカーブした海田大橋。左下に伸びるのが広島大橋でその交点が仁保JCT

通行料

インターチェンジ

  • 施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していない事を示す。
施設名 接続路線名 起点から
(km)
備考 所在地
広島高速3号線広島南道路
仁保JCT E31 広島呉道路
広島高速2号線
0.0 海田大橋→広島呉道路呉方面および
広島呉道路広島方面→海田大橋各方面は通行不可。
広島市
南区
海田大橋出入口 広島県道276号矢野海田線 2.9 安芸郡
坂町
広島南道路東広島バイパス

交通量

1日あたりの平均交通量(平成23年度実績)[8]
普通車 12,782台
大型車 982台
特大車 218台

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 海田大橋(かいたおおはし)”. 広島県. 2014年7月18日閲覧。
  2. ^ 海田大橋通行料”. 広島港湾振興事務所. 2014年7月18日閲覧。
  3. ^ 広島ベイブリッジ”. ひろしま観光ナビ. 2014年7月18日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 二井岡均 (1986). “臨港道路・出島海田線「海田大橋」海上下部工事”. 土と基礎 (地盤工学会) 34 (4): 80-81. https://ci.nii.ac.jp/naid/110003976644 2014年7月18日閲覧。. 
  5. ^ a b c d 海田大橋”. 日本橋梁建設協会. 2014年7月18日閲覧。
  6. ^ 建設委員会での質疑(平成22年6月18日)”. 高橋雅洋オフィシャルサイト. 2014年7月18日閲覧。
  7. ^ 広島県の二輪車通行規制区間 一般社団法人日本二輪車普及安全協会
  8. ^ 事務所の情報~業務の概要~”. 広島県広島港湾振興事務所 (2012年11月15日). 2017年2月20日閲覧。
  9. ^ a b 広島南道路”. 国土交通省広島国道事務所. 2014年7月18日閲覧。
  10. ^ 橋のデータ館”. 日本橋梁建設協会. 2014年7月18日閲覧。


「海田大橋」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「海田大橋」の関連用語

海田大橋のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



海田大橋のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの海田大橋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS