武闘拳 猛虎激殺! ロケ地

武闘拳 猛虎激殺!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 01:27 UTC 版)

ロケ地

影響

1975年夏の『トラック野郎・御意見無用』、1976年の正月映画『トラック野郎・爆走一番星』の連続大ヒットで、女子供の十数年来の大動員を大喜びした岡田東映社長が[16][17][18]、この年上半期に、悪名高き"健全喜劇・スポーツ映画路線"を敷いたが[16][17][19][20]、ことごとく失敗して撤退[16][21][22]。腹を立てた岡田社長が自ら陣頭に立つと非常事態宣言を出して[23]、本作公開後の1976年9月7日に「善良性感度に移行を企てたことは率直に言って失敗だった。映画は見世物という原点に帰って企画を立てる。不良性感度とは、子どもの頃、親に隠れたり、マントで顔を隠して映画を観に行った気持ちだ。そのスリルと同じようなものだ。善良性から不良性感度に作品の方向を転換し、自分なりの映画製作の理論を生み出したことが『武闘拳 猛虎激殺!』となり『沖縄やくざ戦争』『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』では完全に東映本来の当たりを見せた。東映下半期は香具師の精神で作品を売っていく」などと映画製作の方向転換を発表した[19][21][23][22][24]

ソフト化

初公開以降、一度もソフト化されず、幻といわれたカルト映画であったが[2][3][25]、倉田の映画出演100本目の作品『レッド・ティアーズ』のDVD発売を記念して、倉田自ら思い出の作品として本作もセレクトされ、『レッド・ティアーズ』と共に2012年9月、DVD4本セットとして初めてソフト化された[2][3]

同時上映

トラック野郎・望郷一番星


  1. ^ a b c d e ドラゴン武術 1983, p. 124、148.
  2. ^ a b c d e 倉田保昭 映画出演100本!世界で活躍するアクションスターがDVD4本を厳選
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 「『倉田保昭・グレートセレクション』DVD発売記念 倉田保昭インタビュー 文・望月美寿」『東映キネマ旬報 2012年夏号 vol.19』、東映ビデオ、2012年8月1日発行、 12–13。
  4. ^ a b c d e f 河原一邦「邦画マンスリー」『ロードショー』1976年9月号、集英社、 170-171頁。
  5. ^ 鈴木常承・福永邦昭・小谷松春雄・野村正昭「"東映洋画部なくしてジャッキーなし!" ジャッキー映画、日本公開の夜明け」『ジャッキー・チェン 成龍讃歌』、辰巳出版、2017年7月20日発行、 108頁、 ISBN 978-4-7778-1754-2荻昌弘荻昌弘ジャンボ対談(26) 東映社長岡田茂氏 '76年洋画界の地図を大きくかえる東映・岡田社長の野心と情熱ー B・リー A・ドロンで洋画界に殴り込み!」『ロードショー』1976年3月号、集英社、 196頁。井沢淳・高橋英一・鳥畑圭作・土橋寿男・嶋地孝麿「映画・トピック・ジャーナル」『キネマ旬報』1973年3月上旬号、キネマ旬報社、 162頁。「東映『ドラゴンへの道』配給を正式決定」『映画時報』1974年9月号、映画時報社、 19頁。井沢淳・高橋英一・鳥畑圭作・土橋寿男・嶋地孝麿「映画・トピック・ジャーナル 『ドラゴンへの道』をめぐって」『キネマ旬報』1974年10月上旬号、キネマ旬報社、 163頁。
  6. ^ “東映・ショウBが輸入ソ連映画と『新幹線』着手の発表”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 1. (1975年5月17日) 
  7. ^ a b c 「史上最強のカラテ映画大戦争!」『映画秘宝』2006年5月号、洋泉社、 27-28頁。
  8. ^ a b c d e 佐伯俊道「終生娯楽派の戯言 第三十五回 トラトラトラ!」『シナリオ』2015年5月号、日本シナリオ作家協会、 62-65頁。
  9. ^ a b c 「新作情報」『キネマ旬報』1975年5月下旬号、キネマ旬報社、 190頁。
  10. ^ a b “東映が七月迄確定番組発表 八月は『トラック野郎』物”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 1. (1976年5月8日) 
  11. ^ a b c d “東映八月は"トラック野郎"七月漫画週刊独壇に期待”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 1. (1976年6月5日) 
  12. ^ トラック浪漫 2014, pp. 160–161.
  13. ^ a b c 「〈ルックタレント〉 香港No.1男優が日本人なのか」『週刊現代』1974年3月28日号、講談社、 47頁。
  14. ^ “日本人の香港映画スター”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 1. (1974年3月16日) 
  15. ^ ドラゴン武術 1983, p. 148.
  16. ^ a b c 狂おしい夢 2003, pp. 50–51.
  17. ^ a b 「〔ショウタウン 映画・芝居・音楽げいのう街〕」『週刊朝日』1976年1月23日号、朝日新聞社、 36頁。
  18. ^ 黒井和男「興行価値 日本映画 東映・松竹激突」『キネマ旬報』1976年1月上旬号、キネマ旬報社、 198–199。
  19. ^ a b 「邦画界トピックス」『ロードショー』1976年10月号、集英社、 175頁。
  20. ^ 「〈東映映画特集〉 東映の監督たち 文・山根貞男」『シナリオ』1977年7月号、日本シナリオ作家協会、 29頁。
  21. ^ a b 「映画界の動き 東映、見世物映画へ大転換」『キネマ旬報』1976年9月上旬号、キネマ旬報社、 179頁。「邦画指定席 沖縄やくざ戦争」『近代映画』1976年10月号、近代映画社、 171頁。
  22. ^ a b “東映岡田社長40分の獅子吼 邦高洋画低まづ東映活況から”. 週刊映画ニュース (全国映画館新聞社): p. 1. (1976年9月11日) 
  23. ^ a b 文化通信社 編 『映画界のドン 岡田茂の活動屋人生』ヤマハミュージックメディア、2012年、82-86頁。ISBN 978-4-636-88519-4 
  24. ^ 「東映やくざ映画のカリスマ 安藤昇の世界 文・藤木TDC・モルモット吉田」『映画秘宝』2015年5月号、洋泉社、 75頁。
  25. ^ 倉田保昭・グレートセレクション 東映ビデオ株式会社


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