樋口可南子
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来歴・人物
1978年、大学1年在学時に銀座のあんみつ屋でアルバイトをしているところをスカウトされたという設定で、20歳の時にポーラテレビ小説『こおろぎ橋』で主演デビュー(その後、大学は中退する)。
1980年に『戒厳令の夜』で映画に初出演し、初ヌードを披露した(同作品でゴールデン・アロー賞の新人賞を受賞)。
1981年に『北斎漫画』、1983年に『もどり川』[1]に出演。『もどり川』では萩原健一、原田美枝子と共演を果たした。
また、1983年の谷崎潤一郎原作の映画『卍』でのレズビアン役、1987年に山田詠美原作の映画『ベッドタイムアイズ』での大胆な濡れ場シーンなどを演じて話題となった。『ベッドタイムアイズ』では写真集も発表している。
テレビドラマでは山田太一脚本のフジテレビ『早春スケッチブック』やNHKの連続テレビ小説『ロマンス』、TBS系『ラブバラードを君に』に出演した。
1991年には篠山紀信撮影の写真集『Water Fruit 不測の事態』がベストセラーになる(出版科学研究所調べ、2003年6月までの集計で55万部[2])。この写真集が事実上、日本でヘアヌードを解禁させるきっかけとなった。
2000年代は『阿弥陀堂だより』や『明日の記憶』などに出演。
2007年より携帯電話会社のCMに出演し、母親役を務めた。
ブイヨンという名前の愛犬を飼っていた[3]が、2018年3月21日に死去[4]。2018年8月からジャック・ラッセル・テリアのブイコをふたたび飼い始める。
2020年には、久々にテレビ番組のナレーターをつとめた。
- ^ “もどり川 - 作品”. Yahoo!映画. 2021年1月11日閲覧。
- ^ FLASH (光文社): p. 21. (2003年12月23・30日合併号)
- ^ “樋口可南子さんとブイヨンの日々。”. ほぼ日刊イトイ新聞 (2004年11月1日). 2021年1月11日閲覧。
- ^ “Say Hello! あのこによろしく”. ほぼ日刊イトイ新聞 (2018年4月6日). 2021年1月11日閲覧。
- ^ NHK総合『あさイチ』2011年6月10日放送
- ^ “『ドクター・ストレンジ』日本語吹替声優決定!三上哲さん、小野大輔さん参戦決定、樋口可南子さん&松下奈緒さんが声優初挑戦!”. マーベル. (2016年11月16日). オリジナルの2016年11月16日時点におけるアーカイブ。 2016年11月16日閲覧。
- ^ “アベンジャーズ/エンドゲーム”. ふきカエル大作戦!!. (2019年5月9日) 2019年5月9日閲覧。
- ^ “樋口可南子、ブリュッセル国際映画祭で最優秀女優賞を受賞”. ORICON STYLE (株式会社oricon ME). (2015年11月25日) 2015年11月25日閲覧。
- ^ 「今月の広告批評」『広告批評』第128号、マドラ出版、1990年5月1日、106 - 107頁、NDLJP:1853094/55。
- ^ “5ナンバーセダン「トヨタ・プレミオ/アリオン」がフルモデルチェンジ 【ニュース】”. webCG. 2022年2月3日閲覧。
- ^ “「資生堂 表情プロジェクト」をスタート ~しわ改善技術により、女性たちの豊かな表情を応援する新たな取り組みを2017年4月20日(木)から展開~”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年2月3日閲覧。
- ^ “「資生堂 表情プロジェクト」、第2弾プロモーション開始 ~第2弾商品「資生堂 バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト4」(医薬部外品)、20...”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年2月3日閲覧。
- ^ “「資生堂 表情プロジェクト」、第3弾プロモーション開始 大好評!累計150万本突破※1 ~第3弾商品「ベネフィーク レチノリフトジーニアス」(医薬部外品)、2月21日(...”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年2月3日閲覧。
固有名詞の分類
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