楽器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 06:12 UTC 版)
楽器(がっき、英: musical instrumentあるいは単に英: instrument[1][注 1])とは、一般的には「音楽の素材としての音を発するための道具の総称[2]」「音楽に使用される音を出す器具[3]」とされる。
注釈
- ^ 英語で「instrument」だけでも楽器を指しうるので、たとえば歌詞カードでも「All Other Instruments(その他全ての楽器)」「All Instruments(全ての楽器)」「Other Instruments(その他の楽器)」といった表記がされることになる。
- ^ 「楽器は一般的には「音楽のための道具であり、そのために音を出すもの」である。ただし楽器は必ずしも音楽のためだけに使われるものではない。合図を発するため、あるいは猛獣を避けるために音を鳴らすのも楽器である。したがって楽器とは『音を発するための道具』とするのが妥当である。」[要出典]
- ^ ちなみに、日本の古代を研究する考古学領域では、近畿地方を中心とする遺跡から出土する銅鐸について、「祭祀に用いられる鐘のような楽器であった」とする説が有力である。
- ^ 例えば(ピアノ式の手鍵盤をもつ)「鍵盤楽器」の指遣いはどの楽器でも同じであるため、ピアノの奏者は、HS分類では異なる種類に分類されるオルガンや鍵盤ハーモニカ、電子キーボードなども問題なく弾ける。「金管楽器」であれば、呼吸器が弱い人は不利だと想像できる。
- ^ ただし、電気を用いる楽器ではこれを可能にする例も存在する。
出典
- ^ Oxford Dictionary "instrument 3."
- ^ a b 下中直也(編) 『音楽大事典』 全6巻、平凡社、1981年
- ^ 『音楽中辞典』 音楽之友社、1979年
- ^ 守重(2015),p.19-20
- ^ クルト・ザックス(著) 柿木悟郎(訳) 『楽器の歴史(上)』 全音楽譜出版社、1965年、ISBN 4-11-800011-3。
- ^ 守重(2015),p.21
- ^ “音の起源”. www.osaka-kyoiku.ac.jp. 2022年1月28日閲覧。
- ^ a b 『楽器製造業』 - コトバンク
- ^ “楽器製造業はどんな仕事?年収や仕事内容など詳しく解説”. 2022年9月14日閲覧。
- ^ a b “楽器産業の歴史”. 浜松ものづくり企業ナビ. 2022年9月14日閲覧。
- ^ “ピアノ、楽器の輸出額日本一”. www.pref.shizuoka.jp. 静岡県. 2022年9月14日閲覧。
- ^ “ピアノの出荷量、出荷額日本一”. www.pref.shizuoka.jp. 静岡県. 2022年9月14日閲覧。
- ^ a b ものづくり県・ 静岡の日本一! (PDF)
- ^ “楽器メーカー”. www.ondainavi.jp. 音大生就活ナビ. 2022年9月14日閲覧。
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