松野町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 13:16 UTC 版)
まつのちょう 松野町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 四国地方 | ||||
都道府県 | 愛媛県 | ||||
郡 | 北宇和郡 | ||||
市町村コード | 38484-4 | ||||
法人番号 | 8000020384844 | ||||
面積 |
98.45km2 | ||||
総人口 |
3,407人 [編集] (推計人口、2024年3月1日) | ||||
人口密度 | 34.6人/km2 | ||||
隣接自治体 |
愛媛県: 宇和島市、北宇和郡鬼北町 高知県: 四万十市、高岡郡四万十町 | ||||
町の木 | ヒノキ | ||||
町の花 | エビネ | ||||
松野町役場 | |||||
町長 | 坂本浩 | ||||
所在地 |
〒798-2192 愛媛県北宇和郡松野町松丸343番地 北緯33度13分38秒 東経132度42分39秒 / 北緯33.22711度 東経132.71097度座標: 北緯33度13分38秒 東経132度42分39秒 / 北緯33.22711度 東経132.71097度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト (日本語) | ||||
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ウィキプロジェクト |
四万十川の支流の一つである広見川の中流域に位置し、森林が全面積の84%を占めている。「森の国」というキャッチフレーズで、交流人口の増加、都市と農村との交流促進を図る行政施策を続けており、一定の成功を収めている。また愛媛県では市町村合併(平成の大合併)を推し進めたが、松野町は加わらなかったことから、県内最少人口の自治体となった。
地理
鬼ヶ城山をはさんで宇和島市の真東に位置する。ただし、直接宇和島市街に行くことはできず、隣町の鬼北町を通る必要がある。
地域的には、昭和の合併前の旧町村である、吉野地域と松丸地域とに二分される。役場は松丸地域にあり、役場前には街道に沿って商店街が形成されているほか、商店街のはずれ近くにJRの駅がある。
- 河川: 広見川、目黒川
- 清流四万十川の支流の一つであり、清流として知られ、川ガニ、天然うなぎの宝庫として知られる。
隣接している自治体
町名の由来
昭和の合併の時、旧町村である北宇和郡松丸町(まつまる - )と吉野生村(よしのぶ - )のそれぞれ一字を取って「松野町」となった。 新町名をめぐっては、吉野生側が「吉野町」を主張し、松丸側がこれに反発。結局、財政面や議員定数で松丸側が吉野生側に配慮し、旧町村のいずれにも偏しないことで一致。候補として、松野、大森、鮎川、美山を選び、この中から松野とした。
歴史
- 当初、高知県境に接し、一番奥地である吉野生村は鬼北(きほく)地域全域の大合併を、街道町であり歴史もある松丸町は二町村の小合併をそれぞれ志向していた。これは鬼北地域の当時中心と見られた近永(今日の鬼北町近永地区)に近く、近永に吸収されてしまうことを懸念し、小さくとも何とかやっていけると考えた松丸と、高知県に接し、合併するならより広い範囲がよいとする吉野生との考えの違いが背景にあった。協議はなかなかまとまらず、最終的には吉野生村側が歩み寄り小合併に。
- ^ 松野町長に現職・坂本浩氏が無投票再選(2020年11月10日、愛媛新聞)2020年11月15日閲覧
- ^ 松野町長に現職・坂本浩氏が無投票再選・愛媛新聞(2020年11月10日、ehimenp=愛媛新聞)2020年11月15日閲覧
- ^ “駅なかの温泉”. 森の国ぽっぽ温泉. 2024年4月16日閲覧。
- ^ 宇和島自動車の時刻表
- ^ “滑床アウトドアセンター 万年荘”. 松野町役場ふるさと創生課. 2021年2月4日閲覧。
- ^ “日常を忘れ悠久の時を感じる滑床(なめとこ)渓谷と河後森(かごもり)城”. いよぎん地域経済研究センター. 2021年2月4日閲覧。
固有名詞の分類
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