日本の金貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 07:22 UTC 版)
日本の金貨(にほんのきんか)とは、日本で鋳造され発行、流通した金貨の総称であり、大判、小判、分金、本位金貨、記念金貨などがこれに相当する。
注釈
- ^ 1ドル金貨と1円金貨は等価とされたが、実際の1ドル金貨の量目は1.67181グラムであり、純金1.50463グラムを含み、ごくわずかながら1円金貨より実質価値が高かった。
- ^ 造幣局では刻印(こくいん)のことを極印(ごくいん)という呼び方をしているので、本項目では「極印」の標記に統一した。刻印も極印も意味は同じで硬貨を製造(打製)するための「はんこ」のような物である。英語では「die」という。また、「極印」には「きわめ印」としての意味もあり、金座および銀座で小判および丁銀の品位、および小判にあっては量目を改めた上で極印を打ったことに由来する。造幣局においても同様で、品位および量目の保証書としての役割を持つ。
- ^ この法律が布告され、官報で本位金貨の流通停止が告知されたのは昭和62年(1987年)6月1日である。
- ^ 金貨5種、および50銭銀貨、2、1、半銭、1厘銅貨の合計10種類が展示された。このうち、プルーフ硬貨として製造されたのは金貨のみで、それぞれ特別の極印が用いられた。5円金貨は流通用にも明治25年銘は発行されたが、プルーフ貨の極印はこれとは異なるもので製造された。
- ^ a b c d e 明治3年銘。
- ^ a b c d e f 明治4年銘。
- ^ a b c d 明治9年銘。
- ^ 明治45年銘[31]。
- ^ a b c d 金解禁後ほとんど海外流出。
出典
- ^ 造幣局(1971), p12-13.
- ^ 石原(2003), p189-190, 192.
- ^ 青山(1982), p187.
- ^ 久光(1976), p180.
- ^ 造幣局(1971), p8-16.
- ^ 久光(1976), p166-175.
- ^ 大蔵省(1875).
- ^ 石原(2003), p189-190.
- ^ 久光(1976), p176-178.
- ^ 久光(1976), p186-189.
- ^ 久光(1976), p191-194.
- ^ 堀江(1927), p575-578.
- ^ 青山(1982), p182-183.
- ^ 大蔵省(1895).
- ^ 久光(1976), p1994-198.
- ^ a b 青山(1982), p185-187.
- ^ 堀江(1927), p589-578.
- ^ 久光(1976), p203-204.
- ^ 青山(1982), p186-189.
- ^ 明治大正財政史(1939), p91-96.
- ^ 青山(1982), p192.
- ^ 久光(1976), p218-220.
- ^ 造幣局125年史編集委員会編 『造幣局125年史』 造幣局、1997年
- ^ a b c 造幣局(1940), p148-150.
- ^ “幻の金貨など3万余枚競売 財務省、今秋から”. 共同通信社. 47NEWS. (2005年4月15日) 2012年11月25日閲覧。
- ^ 『大蔵省年報(第八〜五十一巻)』 大蔵省、1894〜1938年
- ^ 大蔵省監査局編著 『銀行営業報告』 第13次〜29次、大藏省理財局、1890〜1904年
- ^ 造幣局(1931), p319-320.
- ^ a b 塚本(1920), p21-32.
- ^ 『造幣局長第五十二年報書(大正十四年度)』 (1926), p4-9.
- ^ 『貨幣の生ひ立ち』
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