敢國神社 境内

敢國神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 05:23 UTC 版)

境内

  • 本殿
  • 拝殿
  • 祝詞殿
  • 絵馬殿
  • 社務所・崇敬者会館
  • 桃太郎岩

摂末社

摂社

  • 六所社 - 本殿に並び東側に鎮座する。
  • 九所社 - 本殿に並び西側に鎮座する。

末社

  • 若宮八幡社
  • 子授社
  • 神明社
  • 楠社
  • 結社
  • 大石社
  • 市杵島神社
  • 浅間社 - 南宮山山頂に鎮座する境外末社。

祭事

敢國神社の祭では特に、獅子神楽舞初式(1月3日)、獅子神楽舞上祭(4月17日)、例祭(12月5日)において獅子神楽が奉納される。この神楽は慶長年間(1596年-1615年)の起源になるといわれる[3]。伊賀各地の獅子神楽の原型になるものとされ、三重県指定無形民俗文化財に指定されている。

文化財

三重県指定文化財

  • 有形文化財
    • 三十六歌仙扁額 12面(36図)(絵画)
      三十六歌仙を3枚1組で計12面の扁額に収めた歌仙画。『公室年譜略』慶長14年(1609年)条記事に見えるものとされるが、同記事で作者と見える「山徳」は狩野山楽の誤りと見られる。色紙は近衛信基の筆。平成17年3月17日指定[8]
  • 無形民俗文化財
    • 敢国神社の獅子舞 - 昭和29年4月1日指定[9]

伊賀市指定文化財

  • 有形文化財
    • 湯釜 2個(工芸品) - 慶長3年(1598年)奉納。昭和33年11月22日指定。
    • 石造灯籠(工芸品) - 平成16年2月26日指定。

  1. ^ 伊賀市のさらに南方にある尼ヶ岳は「伊賀富士」という通称で知られるが、敢國神社のすぐ側にある南宮山は伊賀富士とは別の山であるため、「伊賀小富士」と呼ばれ区別される。
  2. ^ 別説として、貞観6年条の「安部神」は菅原神社(伊賀市上野東町)御旅所の安部神社(阿拝神社)に比定される (敢国神社(神々) & 1986年)。
  1. ^ a b c d e 神社由緒書。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 敢国神社(神々) & 1986年.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 敢国神社(平凡社) & 1983年.
  4. ^ 敢国神社國學院大學21世紀COEプログラム「神道・神社史料集成」)。
  5. ^ a b c 敢國神社(式内社) & 1987年.
  6. ^ a b c 中世諸国一宮制 & 2000年, pp. 76–77.
  7. ^ 祭典行事(公式サイト)。
  8. ^ 三十六歌仙扁額(三重県教育委員会)。
  9. ^ 敢国神社の獅子舞(三重県教育委員会)。






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