扶桑型戦艦
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参考文献
- 『Conway All The World's Fightingships 1906–1921』Conway
- 『Conway All The World's Fightingships 1922-1946』Conway
- 『Jane's Fighting Ships Of World War I』Jane
- 『世界の艦船増刊第79集 日本戦艦史』海人社
- 『世界の艦船増刊第22集 近代戦艦史』海人社
- 『世界の艦船増刊第83集 近代戦艦史』海人社
- 『世界の艦船増刊第30集 イギリス戦艦史』海人社
- 泉江三『軍艦メカニズム図鑑 日本の戦艦 上巻』グランプリ出版 ISBN 4-87687-221-X c2053
- 『ハンディ判日本海軍艦艇写真集 2巻/戦艦 扶桑・山城・伊勢・日向』光人社
- 雑誌「丸」編集部『丸 2013年 08月号』光人社、2013年 ASIN B00DC69OLU
- 歴史群像編集部『歴史群像太平洋戦史シリーズVol.30 扶桑型戦艦』学習研究社、2001年 ISBN 4-05-602444-8
- 歴史群像編集部『歴史群像シリーズ 決定版日本の戦艦 太平洋戦史スペシャルvol.5』学研パブリッシング、2010年10月10日。ISBN 978-4-05-606094-2。
- 大塚好古『日本海軍前戦艦ガイダンス 第4章「扶桑」型と「伊勢」型戦艦』。
- 大塚好古『日本海軍前戦艦ガイダンス 第6章主力艦近代化のための昭和の大改装』。
- 『図解 日本帝国海軍全艦船1868-1945 戦艦・巡洋戦艦』並木書房、2007年 ISBN 978-4890632237
- アジア歴史資料センター(公式)(防衛省防衛研究所)
- Ref.C08020764700『試験(1)』。
- Ref.C08020801400 『昼間戦闘射撃報告 (3)』
- Ref.C08021170100 『戦闘射撃 1(6)』
- 平賀譲デジタルアーカイブ
- 表題 『大正十五年度戦闘射撃成績摘要』
- 表題 〔扶桑級改造案〕
- 表題 「軍艦扶桑砲熕公試発射記事 別冊甲乙添」
- ^ 長門、扶桑、伊勢、山城、霧島、比叡
- ^ 特に日本の徹甲弾に於いては甲鈑面で炸裂する場合が多かったため、1924年(大正13年)に金剛、日向両艦が距離18,000mから行った弩級戦艦薩摩を利用した射撃訓練の際にも、15発程度の命中弾があったにも拘らず薩摩のKC230mmの水線甲鈑を貫徹出来ず浸水や傾斜を発生させる事が出来なったとされる。
- ^ 一等巡洋艦金剛を発注した際に製造技術がヴィッカース社より導入され、以降呉工廠でも製造されるようになった。
- ^ 米国に関しても同等の新式徹甲弾を開発していると想定していた
- ^ 金剛型に関してはどの距離でも貫徹されるとされている。
- ^ 舷側甲鈑を貫徹可能な18,000m〜23,000m
- ^ 大正10年の海軍予算は5億212万5千円
- ^ 山城の場合
- ^ 艦首側に連装2基、艦中央部に3連装1基、船尾側に3連装1基
- ^ 扶桑型の砲塔前楯の薄さが指摘されていた事から、砲塔前楯を指すと思われる。
- ^ 甲鈑は従来のVCを使用
- ^ 第一罐室を専焼罐とする事で、罐数を減らす事も書かれているが線引きで消されているため、これについては行わないとしていたようである。
- ^ 大正4年8月29日実施の扶桑公試運転時に排水量30,883~30,386の状態での運転成績が平均23kt
- ^ 中甲板
- ^ 五号徹甲弾
- ^ 九一式徹甲弾
- ^ 弱装薬での発射の為
- ^ 対KC甲鈑、対VC甲鈑
- ^ 24,900m
- ^ 20°
- ^ 33°
- ^ 396
- ^ 便宜上30,000mと表記するが仰角30°での射距離は30,500m
- ^ 垂直は対VC甲鈑、水平は対NVC甲鈑
- ^ 恐らく20,000m
- ^ 対VH甲鈑
- ^ 「丸 2013年8月号」p76参照
- ^ 平賀譲デジタルアーカイブ 「軍艦扶桑砲熕公試発射記事 別冊甲乙添」
- ^ 『戦闘射撃 1(6)』p.28
- ^ 『戦闘射撃 1(6)』p.57
- ^ 『戦闘射撃 1(6)』p.27
- ^ 平賀譲デジタルアーカイブ「大正十五年度戦闘射撃成績摘要」
- ^ 192m
- ^ 各種砲の弾火薬庫、機械室及び缶室、発電機室、水圧機室、発令所、注排水指揮室等
- ^ 不要とされた上甲板、最上甲板側面も除く
- ^ 新造時の扶桑型は水中防御は有せず
- ^ 舷側、司令塔、バーベット
- ^ 最上甲板及び中甲板
- ^ 新造時には石炭庫が断片防御を兼ねるのみで水中防御は有せず。
- ^ 艦底から最上甲板までの高さ約15.5m
- ^ 甲帯幅約1.5mの内水上部分は約1.2m
- ^ 第一、第二砲塔水線部
- ^ 第三、第四砲塔、機関部にかけての艦中央水線部
- ^ 第五、第六砲塔水線部
- ^ 甲帯幅約2.2m
- ^ 甲帯幅約2.3m
- ^ 艦中央部の第三、第四砲塔及び機関部には傾斜部無し
- ^ 第一、第六砲塔バーベット前部の水線部
- ^ 第一、第六砲塔バーベット前部の中甲板・上甲板
- ^ 前楯
- ^ 天蓋
- ^ 無帽徹甲弾、半徹甲弾対応防御
- ^ 缶室上部の一部にはNVNC甲鈑ではなくHT鋼19mmが重ね貼りされた。
- ^ 弾火薬庫上部のみ
- ^ 一部はHT鋼38m重ね貼り
- ^ a b 外側
- ^ a b 内側
- ^ 主要防御区画の水平、垂直防御が穿突されない距離。
- ^ 扶桑型の場合外板から防御壁までの距離は約4.25mとなっており、外板から3m以上防御壁が離れている場合は約66mmで炸薬量200kg対応防御となり、約77mmで炸薬量250kg対応防御となるため
- ^ 機関部とは違い防御壁が弾火薬庫側壁となっていた第二砲塔付近に被雷した場合変圧、発電機室等を含む弾火薬庫前部の区画への浸水は免れない。
- ^ 火薬庫側面のNVNC甲鈑
- ^ 戦艦には巡洋戦艦に近い速力と航続距離を与え、水平・垂直防御を強化し、巡洋戦艦には戦艦と大差ない砲力と防御力を与える事が重要とされた
- ^ 14in砲の場合射距離10,000m~19,000mに相当する
- ^ 14in砲の場合概ね射距離15,000m~24,300mに相当する
- ^ 『昼間戦闘射撃報告 (3)』p.8
- ^ 四十一式36cm砲の最大仰角は20°
- ^ 扶桑、山城の規定距離は22,000m。『戦闘射撃 1(6)』p.28、36
- ^ 何れも即動の弾底信管
- ^ 八八式徹甲弾
- ^ 十三式五号信管
- ^ 風帽尖端を20°30'弾尾を6°30'とした。
- ^ 弾頭部を鋭角にし、弾丸尾部に船尾型を採用する事には問題もあり、散布界が大きくなる他弾長が長くなり格納、給弾に影響が出るだけでなく砲塔の諸装置、弾庫の改造が必要になるという問題もあった。
- ^ 「丸 2013年 08月号」p83、「日本の軍艦-わが造艦技術の発達と艦艇の変遷- 附表1」、「戦史叢書 海軍軍整備(1)」p612では直結タービンとされ、「戦史叢書 海軍軍整備(1)付表第一その一」では併結タービンとされている。
- ^ #歴群決版日戦4章 p.68
- ^ a b c d 戦艦「扶桑」図面集 (Anatomy of the ship) 大型本 – 1999/12 ヤヌス シコルスキー (著), Janusz Skulski (原著), 阿部 安雄 (翻訳) 出版社: 光人社 ISBN 4769809476
- ^ 「艦長たちの太平洋戦争」p14 鶴岡信道少将の証言
- ^ 「日本戦艦物語<1>」p254
- ^ 『図解 日本帝国海軍全艦船 1868-1945』(並木書房)
- ^ 平賀譲デジタルアーカイブ 表題〔扶桑級改造案〕
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