惣郷川橋梁 惣郷川橋梁の概要

惣郷川橋梁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/25 22:17 UTC 版)

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惣郷川橋梁
基本情報
所在地 山口県阿武郡阿武町
交差物件 白須川
設計者 鉄道省山口建設事務所[1]
施工者 間組[1]
建設 1931年2月-1932年10月[2]
座標 北緯34度35分14.3秒 東経131度33分21.5秒 / 北緯34.587306度 東経131.555972度 / 34.587306; 131.555972座標: 北緯34度35分14.3秒 東経131度33分21.5秒 / 北緯34.587306度 東経131.555972度 / 34.587306; 131.555972
構造諸元
形式 鉄筋コンクリートラーメン橋
(3径間2柱式2層ラーメン橋×6+単T桁鉄筋コンクリート橋)[1]
材料 鉄筋コンクリート
全長 189.14m[1]
高さ 11.6m[1]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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1932年(昭和7年)に山陰本線最後の開通区間にかかる構造物として完成(開通は翌1933年)。日本海に隣接し、波浪による浸食や潮風による腐食(塩害)を避けるため、プレートガーダー橋モルタルを吹付ける案,鉄骨鉄筋コンクリートトラス橋案,鉄筋コンクリートラーメン橋案の中から鉄筋コンクリートラーメン橋の案が採用され[1]、橋脚の基礎満潮時の海面から1.5mの高さまでの高い井筒基礎が据えられている[2]のが特徴である。海からの景色も、また橋からの景色も美しいことから、撮影ポイントとして鉄道ファンからの人気は高い。

2001年土木学会選奨土木遺産を受賞している。

アクセス

JR山陰本線宇田郷駅より北へ徒歩約2km

ギャラリー


  1. ^ a b c d e f 惣郷川橋梁”. 土木学会選奨土木遺産. 2022年5月26日閲覧。
  2. ^ a b 砂田光紀 (2008年8月26日). “惣郷川橋梁…海上行く幾何学の美(山口県阿武町)”. 九州・山口デザイン紀行(読売新聞. 読売新聞西部本社. 2009年10月30日閲覧。


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