悪魔くん 漫画

悪魔くん

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漫画

悪魔くんと十二使徒一覧
バージョン 悪魔くん 第1使徒 第2使徒 第3使徒 第4使徒 第5使徒 第6使徒 第7使徒 第8使徒 第9使徒 第10使徒 第11使徒 第12使徒
松下
一郎版
松下一郎 蛙男 ヤモリビト
(佐藤)
ロソン
千年王国 ふくろう女 ベルゼブブ 家獣 松下太平 キリヒト
世紀末大戦 ロソン 町田 灰怒羅 視鬼魅
山田
真吾版
山田真吾 メフィスト 百目の子 魔女
ノストラダムス大予言 蛙男 つらら女 夜雀 鉄鼠 そろばんぼうず 雷獣 家獣 倉ぼっこ
埋れ木真吾 埋れ木真吾 メフィスト二世 ユルグ ヨナルデパズトーリ 幽子 ピクシー 百目 妖虎 家獣バウー 象人 鳥乙女ナスカ サシペレレ こうもり猫


「松下一郎」版

悪魔くんの名前は松下一郎。ストーリーの骨格は「人類が平等に幸せな生活ができる理想社会『千年王国』の樹立を目指す悪魔くんが現代社会に戦いを挑む」というもので、社会問題を扱う作風でもある。

『悪魔くん』
1963年から1964年にかけて貸本劇画の出版社である東考社より刊行。作品の背景には、極貧生活をしていた水木の社会に対する怒りが大きく影響しており、親交のあった同社の桜井昌一の依頼に応える形で、貧乏を打ち砕く魔法の話を考え出す。平凡社の世界教養全集『魔法』やゲーテの『ファウスト』などを参考にし、当時はまだ一般には知られていなかったオカルトの世界を取り入れて、悪魔くんが十二使徒とともに革命を目指す物語を描いた[1][2]
白土三平の大河劇画『忍者武芸帳』に刺激を受け、当初は全5巻予定の壮大な構想だった。しかし2300冊を発行した第1巻の実売が902冊の結果となった為、その時点で3巻目での打ち切りが決定。既に2巻目が印刷され、3巻目の執筆が始まっていたため、当初の構想を全うすることができなかった。そのため使徒が全員揃うことはなく、全ての事件の謎が解けないままとなり、主人公は暗殺されるという結末になってしまった[6]小学館クリエイティブ角川文庫から復刻されている。
『悪魔くん復活 千年王国』
1970年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載。結末の補完を目指した貸本版のリメイク作品。貸本版とは異なり十二使徒が全て揃うが、千年王国の建国に向けて行動を開始するところで物語は終わる。1980年代以降では『悪魔くん 千年王国』のタイトルで何度か復刻されており、現在はちくま文庫から復刻されている。
『鬼太郎対悪魔くん』
1976年月刊少年ジャンプ』7月号に掲載。初出時のタイトルは「新作悪魔くん 悪をほろぼせ!!の巻」であったが、単行本収録時に改題された[7]。地獄の悪魔を引き連れて現れた悪魔くんが鬼太郎と戦う内容の読み切り作品。
『悪魔くん世紀末大戦』
1987年から1988年にかけて『コミックBE!』(光文社)に連載。貸本版の直接的な続編。1997年の東京を舞台に復活した悪魔くんが千年王国の樹立のために再び動き出す。当初は企画発案者の朝松健がシナリオ協力として参加していたが、本業が多忙になり降板を余儀なくされ、後半は竹内博が担当した[8]。なお、これも十二使徒が全員揃う前に連載終了を迎えている。光文社から単行本が出た後に、徳間書店から復刻されている。

登場キャラクター(「松下一郎」版)

松下 一郎(まつした いちろう)
小学二年生。大手電機メーカー「太平洋電気」の社長令息。大きな垂れ目、タマネギを思わせる髪型、突き出た額といった独特の容貌をしている。「精神的異能児」と言われるほどの天才的頭脳を持つ少年で、貧富の格差がない平和な世界を創造しようとしている。一般的な倫理の枠にとらわれず、目的のためなら手段を問わない面がある。あまりの頭の良さゆえにクラスメートから「悪魔くん」とあだ名されている。
貸本版・『千年王国』版ともに野望を叶える前にヤモリビトの佐藤の密告により暗殺されるが、後に復活することが予言される。『世紀末大戦』では蛙男の手で34年後に復活を遂げ、十二使徒とともに再び平和世界の実現に向けて活動を開始。死亡していた間、魂が天界で修行を積んでいたため、本物の悪魔を凌ぐほどの魔力を身につけている。『千年王国』では八仙人の助けにより数年後に復活。
ファウスト
一万年に一人あらわるという東方の神童を待ち続けて400年を生きた老人。ゲーテの『ファウスト』の主人公をモチーフにしている。松下一郎に悪魔を召喚する方法とソロモンの笛を与え、その生涯を閉じる。今際の際に「現世は夢になり、夢は現世になる」という言葉を残し、松下に深い感銘を与えた。
蛙男(かえるおとこ)
元は松下一郎の家庭教師だが、古代の魔法使「蛙男」の魂を入れられたことで蛙のような顔の別人になった。悪魔くんの右腕というべき存在の第一使徒。『世紀末大戦』でも登場し、儀式により松下を復活させた。
ふくろう女
『千年王国』に登場する第二使徒。松下一郎が古代の魔法使「ふくろう女」の魂を蘇らせて一羽のふくろうに宿らせた。悪魔を召喚するための正しい魔法陣の図面を知っているのは彼女だけとされる。
佐藤
松下一郎の二番目の家庭教師。松下の計画によりヤモリビトの魂を入れられたが、呪医フラン・ネールにより完全に乗っ取られることを免れる。その後は第三使徒ヤモリビトを演じながら松下に従う。
イスカリオテのユダに対応したキャラクターであり、松下をあざむいて官憲に引き渡し、死に導く。その後は悪魔と組むが、結局は都合よく利用されただけであり、三年後には無一文になって病に苦しみながら路傍で途方に暮れているところを蛙男に見つかる。そこで蛙男の説得を受けて改心し、共に松下のために働くことを誓う。『世紀末大戦』では既にこの世を去っていた。
ヤモリビト
松下一郎が復活させようとしていた古代の魔法使のひとり。ヤモリを操るほか、『千年王国』では悪魔を呼び出す方法が書かれた「創造の書」を読めるのは彼だけとされる。奥軽井沢の入らずの森に墓があり、松下の手引きでそこに導かれた佐藤に魂が入り込むが、完全に佐藤と入れ替わる前にフラン・ネールの呪法で魂を殺される。
容姿が少年マガジン版の「悪魔メフィスト」の元になっている。
松下 太平(まつした たいへい)
一郎の父親で、大手電機メーカー「太平洋電気」の社長。息子の頭が良すぎることに悩んでおり、普通の人間になって欲しいと願って社員の佐藤に家庭教師を依頼した。『千年王国』では悪魔ベルゼブブに陥れられて会社を乗っ取られてしまい、最後は殺されそうになるが、一郎に助けられて十二使徒に加わる。続編の『世紀末大戦』でも健在で、山本魔州から一郎の抹殺を命じられるが、それには従わず何かあれば自分も協力すると一郎に告げた。
ロソン
松下一郎に呼び出された悪魔。第四使徒。見た目は背広を着て髭を生やした男性で、特別な力もなく、人間とほとんど変わらない。狡賢く、後に日本を経済的に支配する。
続編の『世紀末大戦』にて「ロソン」という名が出る。ロソンコンツェルンの会長として君臨していたが、復活した松下によって半ば強制的に十二使徒として働かされる。悪魔を呼びだす呪符を使うなど、多少悪魔らしい力も披露している。
ベルゼブブ
『千年王国』で松下一郎に呼び出された悪魔。第五使徒。ロソンと違い、毛むくじゃらで人間離れした容姿をしている。悪魔の中では最下級で魔界のハエにすぎないと言われており、腕力も弱いが、不死身で女性を魔女に仕立て上げる能力がある。松下と契約したものの忠誠は誓っておらず私腹を肥やすことのみを考えており、第五使徒として働くふりをしながら、ヤモリビト佐藤を唆して松下を暗殺させる。
家獣(かじゅう)
『千年王国』に登場する第六使徒。『世紀末大戦』でも登場し、蟹の悪魔シェキリロンを倒すなど活躍する。「埋れ木真吾」版にも第八使徒として登場。
別荘番(べっそうばん)
眼鏡をかけた禿げの老人で、松下一郎の別荘を管理している。『千年王国』では妻たちとともに家獣の内部に閉じ込められていたところを松下に助けられて第七使徒となる。
ロナルド・サタン
世界の三分の一を占める石油会社の社長で、政財界を牛耳る権力者。ファーストネームは『世紀末大戦』で判明する。
裏の顔は三千年前に東方の三賢人に呼び出された悪魔サタンの末裔で、エジプトのスフィンクスに仕えている魔法使い。悪魔を呼び出す権利は自分だけにあると考え、松下一郎と対立する。貸本版では奥軽井沢で松下との魔法合戦に敗れて九千億円を払わされるが、それでも懲りずに軍隊を率いて再び松下たちを襲ったところを返り討ちに遭い死亡。『千年王国』では松下の父親に助けを求められてベルゼブブと戦うが、相手の方が上手でありダイヤモンドの中に逃げ込むも出られなくされてしまうが、松下の手で救出されてスフィンクスと共に帰って行った。
スフィンクス
サタンの主。貸本版ではサタンが松下一郎に殺されたことにより日本に向かって動き出したが、松下が死亡したため途中でエジプトに帰った。『千年王国』では囚われの身になったサタンを助けるため日本に上陸して暴れたが、松下からサタンを返されたことにより帰っていった。
キリヒト
松下一郎のクラスメート。クラスでは聖人の如く振舞っているが、貸本版ではサタンの手下で松下の暗殺を計画する悪役。『千年王国』では最後の十二使徒として松下の仲間となる。
フラン・ネール
インドの高名な呪医。インド首相の命令で松下一郎が「東方の神童」であるかどうかを見極めるために来日し、ヤモリビトの魂に支配されかけた佐藤を救う。しかし本当の主は蓬莱島の八仙人で、彼らの命によりソロモンの笛を奪い、さらに悪魔くん抹殺の指令を受ける。貸本版では指令に従ってヤモリビト佐藤を唆し松下を警察に密告させるが、『千年王国』では最終的に松下が「東方の神童」であると確信し、八仙人を説得して彼らの協力を取り付ける味方になる。『少年マガジン』版に同じ容姿のパゴダという魔術師が登場する。
八仙
蓬莱島崑崙山に住む八人の仙人。悪魔くんの活動が世界の平和を乱すと危険視し、フラン・ネールを使ってソロモンの笛を奪う。『千年王国』では蓬莱島に来た松下たちと対面し、考えを改めて協力者となる。
町田(まちだ)
『世紀末大戦』に登場。オカルト雑誌「オカルトBe!」の編集員で、サラリーマン山田顔の男性。編集長の命令で毛呂山こと蛙男の取材に行かされ、松下の復活に立ち会う。その後も成り行きで十二使徒に加わり、松下たちと行動を共にする。
リリス
『世紀末大戦』に登場。ロソンと手を組み、世紀末の日本を堕落させていた魔女。ロソンの本拠地のビルに松下たちが来たため、松下と戦うも魔力勝負に負けて老婆の姿となってしまう。逆上して魔神を召喚しようとするも呪文を間違えて聖蛇ウラエウスを呼び出し、自分が食われてしまった。
山本魔州(さんもとましゅう)
『世紀末大戦』に登場。隠言宗の大管長。自分こそがメシアだと信じ、松下一郎を抹殺しようとする。
灰怒羅(はいどら)
『世紀末大戦』に登場。山本魔州の一番弟子の女。妖術を駆使して松下一郎を抹殺しようとするが敗れる。後に十二使徒の一人だと分かり、悪魔くんの仲間として活躍する。
視鬼魅(しきみ)
『世紀末大戦』に登場。十二使徒の一人で、老子孔子孟子らの師。皇帝に抹殺されそうになり日本に逃れ、松下一郎の復活を待ち続けていた。
ハワード・サタン
『世紀末大戦』に登場。34年前に松下に殺されたロナルド・サタンの息子で、容姿は父親と瓜二つ。
地獄の四王子
『世紀末大戦』に登場。地獄に君臨する四名の大悪魔で、人間を堕落させて地上を腐敗と混乱の世界に変えようとしている。その計画の障害となる救世主・松下を抹殺するため、人間の権力者を操ったり、配下の悪魔を刺客として遣わすなどしていた。本作における黒幕だが、彼らとの決着はつかないまま作品は終了を迎えている。
ルシファー
四王子のリーダー格らしい大悪魔。中性的な容姿をしている。
サタン(悪魔)
四王子のひとり。サタン親子に角を付けたような容姿をしている。ロナルド・サタンの発言によれば彼の祖先であり「東方の三賢人」によって呼び出され人間界に棲み付いたとされているが、作中でワハード・サタンとの絡みは特に描かれていない。
ベリアル
四王子のひとり。ゲゲゲの鬼太郎に登場する悪魔ベリアルに角を付けたような容姿をしている。
レヴィアタン
四王子のひとり。牛のような顔をしている。
アイニ
『世紀末大戦』に登場。松下を倒すためにロソンが呼び出した悪魔で、右肩に猫、左肩に蛇の頭を持つ。両肩の口から火を吐いて松下たちを襲うが、蛙男がソロモンの笛を吹くと消え去った。
シェキリロン
『世紀末大戦』に登場。地獄の四王子が送り込んだ地獄の悪魔で、巨大な蟹の姿をとって現れた。家獣と交戦し、巨大なハサミ、口から吐き出す泡、目から放つ怪光線などで攻撃するが、家獣に振り回された後、海に叩き込まれて倒された。
シェルハビロン
『世紀末大戦』に登場。地獄の四王子が、町田と灰怒羅を抹殺するために送り込んだ犬型の悪魔。子犬の姿で町田に近づくが、灰怒羅に見破られ正体を現し交戦。灰怒羅の空蝉の術にかかって倒される。
アンドリアス・ショイクゼリ
『世紀末大戦』に登場。太古の海底を支配していた一族で、邪神クルールの手下。日本に大災害を起こさせるが、灰怒羅が見つけた弱点を突かれて松下一郎に敗れる。

「山田真吾」版

悪魔くんの名前は山田真吾。妖怪退治を主題としたストーリーとなっている。

『悪魔くん』
1966年から1967年にかけて『週刊少年マガジン』(講談社)で連載。『別冊少年マガジン』にも読み切りが掲載された。1965年に講談社児童漫画賞を受賞したことでメジャーデビューを果たした水木が、貸本時代に描いていた『悪魔くん』を少年誌向けにアレンジし、悪魔メフィストとともに悪い悪魔や妖怪と戦う物語を描いた作品。テレビドラマ版の原作にあたり、ドラマと同時並行して連載された。幾度か単行本化されたうちで双葉社パワァコミックス版は『がんばれ悪魔くん』と改題されている。
『ノストラダムス大予言』
1993年1994年に描き下ろし単行本として辰巳出版より全二巻で刊行。悪魔くんのパラレルワールド的内容でカエル男など他の『悪魔くん』の登場人物も登場。ハルマゲドンを計画するシーレンと戦いの中で、ノストラダムスの予言を探っていく。水木プロダクション作品。後に扶桑社で復刻された。

2010年のテレビドラマ『ゲゲゲの女房』のオープニング(月曜版)とラストシーンには、この版の悪魔くん(山田真吾)とメフィストが登場した。

登場キャラクター(「山田真吾」版)

山田 真吾(やまだ しんご)
「人類が平和に暮らせる天国のような世界を地上に作る」という目的で悪魔を使役する少年。松下一郎と同様の天才少年で、古代の書物も読み解くことができるが、学業には関心が無く、学校の成績は振るわない。外見は松下一郎とは大きく異なり、主人公然とした見栄えのいい少年として描かれている。
マガジン版ではクモ仙人との戦いの後、ドサクサの内にソロモンの笛を魔界に持ち去られ悪魔を使う術を失うという冴えない結末を迎えた。
『ノストラダムス大予言』では、使徒として蛙男や家獣を使役するなど、キャラクターに松下一郎の要素が加わっている。
ファウスト
山田真吾に悪魔の召喚方法とソロモンの笛を与えて臨終する300歳の老人。松下一郎版とほぼ同じ役回り。死後もソロモンの笛に魂が宿っており、真吾が笛を無くしかけたときなどは現れて警告したりしていた。
メフィスト
山田真吾が呼び出した悪魔。外見はシルクハットを被りステッキを持ったワシ鼻の老紳士で、ハットの下には一本角。真吾と契約したものの全く忠誠を誓っておらず、やる気を見せることが少ない。
好きな物はチョコレートとコーヒーとお金、そして女性であり、『ゲゲゲの鬼太郎』でいうねずみ男のようなポジションである。
百目(ひゃくめ)の子
殺された百目の遺児。百目が起こした事件の解決後、真吾の家に引き取られることになる。かなり生意気な性格でやはり真吾に対する忠誠心は薄め。最後にクモ仙人を倒した魔女の養子になるが、その時にソロモンの笛を持ったまま魔界へ行ってしまった。
貧太
山田真吾の友人で、悪魔を呼び出す研究に協力するなど松下一郎版の蛙男に似た役回りで顔も似ている。しばしば悪魔退治につきあう。実家は貧乏。第一話で両親がいないと言っていたが、後の話では両親も登場している。
情報屋
山田真吾の友人で、メガネに出っ歯という典型的な水木キャラクター。しばしば悪魔退治につきあう。火星が最も地球に近づく五王星という特別な日の生まれで、そのせいで百目に狙われたこともある。メフィストに頼み事をするのが上手く、チョコレートやコーヒーなどの好物でやる気を出させていた。
百目(ひゃくめ)
「悪魔メフィスト」に登場。ある目的のため情報屋を狙い、悪魔くんたちと戦った妖怪。実は既に殺されており、別の存在がその皮をかぶって行動していた。
すねこすり
「悪魔メフィスト」に登場。毛むくじゃらの体に細い手足を持った姿をしている。二百年前に絶滅した妖怪だが、百目が手下とするために生き返らせた。百目の命令に忠実で、メフィストと戦ったり、追ってきた真吾を捕えたりしたが、最後は百目(月人)の死によって霊波が途絶えて元の骨になった。なお、百目はすねこすり以外にも多数の妖怪を従えていたが、名前が出るのは彼のみである。
千草
「悪魔メフィスト」に登場。百年前に十三歳で亡くなった人間の少女だが、百目が生き返らせた。百目の雑用として情報屋の家に手紙を運ぶなどしていたが、真吾と会って話すうちに心を多少開いたらしく、自分の秘密を真吾に打ち明ける。その後、真吾がすねこすりに捕えられた際に、彼をかばって助けようとしたが、それを百目に聞き咎められて怒りを買い、霊波を絶たれて骨に戻されてしまった。
月人
「悪魔メフィスト」に登場。二万年前まで月に住んでいた人類の生き残りで、三日月のような長い顔をした小柄な老人。二万年前にロケットに乗って地球へ来たが、自分の死期が近いことを悟り、月に帰って寿命を迎えるために古代のロケットを発掘して、それに乗って月に帰ろうとしていた。悪気はなかったようだが、目的のために妖怪百目を殺したり、情報屋をさらって生贄にしようとしたり、真吾の妹を人質とするなどしたため、真吾たちには悪い妖怪と見做されて敵対。最終的には月行きのロケットをメフィストに壊されて失敗し、失意のうちに寿命を迎えた。
油すまし
「なんじゃもんじゃ」に登場。天の岩戸に封印されていた昔の妖怪。「生気を食べる犬」と呼ばれる怪物を従えており、ソロモンの笛を持っていた百目の子を襲わせて笛を奪った。最初は人間に知られず静かに生きていこうと考えていたが、「生気を食べる犬」と魔物が格闘の末に玉になったのを見て気が変わり、玉から生み出した新生物「なんじゃもんじゃ」を使って地上を支配しようとした。実は閻魔大王の霊波によって動かされている亡霊であるため、メフィストの魔力も効かなかったが、地獄に行ったメフィストが閻魔大王と話を付けて霊波を止めさせたため、「なんじゃもんじゃ」とともに石になった。
小豆とぎ
「なんじゃもんじゃ」に登場。油すましの相棒で、生物を中に吸い込んで閉じ込める壺を持っている。壺の力には自信があるようで、「邪魔する者は壺に入れてしまうぞ」と何度も発言している。油すましとともに「なんじゃもんじゃ」に乗って暴れたが、閻魔大王からの霊波が止まったことで石になった。
もののけ
「なんじゃもんじゃ」に登場。透明な魚のような姿で空を飛ぶ妖怪。油すましたちと同様に、天の岩戸から出てきたようだが、閻魔大王が復活させたかは不明。自分たちの安全を確保するため、油すましにソロモンの笛を奪うよう依頼したが、その後は「なんじゃもんじゃ」を生み出すのに協力した。人間に吸い付いて生気を吸い取る能力があり、吸われた人間はミイラのように干からびて死んでしまう。夜行性で、昼間は天の岩戸で寝ており、眠っている間にメフィストの「魔力溶岩流し」で天の岩戸の入口を塞がれて封印された。
生気を食べる犬
「なんじゃもんじゃ」に登場。油すましが従えている妖怪。大きな花から無数の触手が出たような姿で、中央の口で生物を飲み込み、生気を吸収する。ある山に迷い込んだ百目の子を襲って生気を吸い取り、ソロモンの笛を奪う。さらに山から降りて暴れたため、真吾が召喚した魔物と戦って玉のような姿になり、後で「なんじゃもんじゃ」の材料になった。
閻魔大王
「なんじゃもんじゃ」に登場。油すましと小豆とぎを操っていた黒幕。仲間と共に地獄に来たメフィストと戦うが、彼の強さを認めて目から出てきた小さい「仁王」が話し合いに応じ、油すましたちを動かしている霊波を止めた。なお、油すましたちの使命は、地上に現れた「黒い霧」という正体不明のお化けの調査だった。「黒い霧」とは、当時、日本を騒がせた疑獄事件の名称で、水木の風刺。
ビチゴン
「ビチゴン事件」に登場。二千年前に眠りに入ったという、口から豚の糞を吐き出す怪物。モノクロ実写版第5話のペロリゴンに似た姿[注 3]をしている。ある農村で、処理に困った豚の糞を底なし穴に流し込み続けたところ、穴から出てきて暴れ始めた。目覚めた理由は不明だが、「あまりの汚さに穴の主が眠りを覚ましたのであろう」と村人のひとりが推測している。穴があった農村を荒らした後、県庁や東京都心でも暴れ続け、自衛隊にも退治できなかったため、真吾がメフィストを呼び出す。空を飛んで戦うメフィストを豚の糞で撃墜、そのまま捕えて飲み込んでしまったが、たまたま近くにあった水素ボンベをメフィストが腹の中に持ち込んで開けたため、水素ガスの圧力で破裂して退治された。
妖婆/まぼろしの館
「まぼろしの館」に登場。ある山奥の西洋館に棲みついていた妖怪。館に飾られている絵が本体らしい。人間の魂が好物で、館に来た人に美女の姿で近づいて油断させ、その後で妖婆の正体を現して襲いかかり、魂を抜いて食っていた。館に来た真吾、情報屋、百目の子の魂を抜いて倒したが、正体を見たメフィストと戦闘になる。鎖鎌が武器で、振り回して小さな竜巻を起こしたりするが、他にも口から黒い液体を吐いたり、手から毒爪針を飛ばすなど、多彩な技を使う。メフィストの万能杖を切る、飛ばしたマントを跳ね返す、魔力「くもの巣ちらし」を破るなどして苦戦させるが、魔力「細胞変化」にやられかけて絵の中に逃げ帰ったところを、メフィストに杖を突き刺され、妖婆の姿に戻って絶命。死亡の際に今まで食った人の魂を吐き出し、真吾たちの魂も元に戻った。その後、西洋館も跡形もなく消滅し、西洋館そのものが「まぼろしの館」という一つの妖怪で、妖婆はその一部であったことが判明する。モノクロ実写版第11話にも「油絵妖怪」として登場している。
クモ仙人
「クモ仙人」に登場。五千年前に蜘蛛がたくさんいる山で修行を積んだ仙人。蜘蛛と交流して不死身の能力を得ており、どんな攻撃でも死なない。優れた仙術の持ち主で、五千年前にはメフィストと戦って勝っている。慢心して悪事を働いたために菩薩によって大きな蜘蛛の姿に変えられるが、なおも人に危害を加えたため、地下百メートルの岩穴に封印された。それでも悔い改めず、数千年をかけて岩穴を崩して地上に戻り、自分を封印した菩薩の子孫に呪いをかけて大きな蜘蛛に変えることで復讐していた。ソロモンの笛に自分を戻す力があることを知り、真吾を呪いで蜘蛛に変えてソロモンの笛を持ってこさせ、笛を使って元の姿に戻る。蜘蛛の姿の真吾を追ってきたメフィストが戦うも歯が立ず倒されるが、彼の親戚である魔女との戦いでほうきに縛り付けられて飛ばされてしまう。クモ仙人は縛り付けた紐を解けば逃げられると高をくくっていたが、ほうきの魔力は紐にも及んでおり、解くことができないまま無限の上空へ消えた。
魔女
「クモ仙人」に登場。メフィストの親類で魔法陣の中に住んでいる。クモ仙人に自分と組むよう持ちかけられるが、メフィストを苦しめるクモ仙人に怒って彼と戦い、クモ仙人を魔女のほうきに縛り付けて無限の上空へ追放した。戦いの後、百目の子を養子にすると言ってメフィストと一緒に連れ帰って行った。
『ノストラダムス大予言』では、十六世紀のヨーロッパに若い容姿の魔女が登場。こちらもメフィストの味方。
ノストラダムス
『ノストラダムス大予言』に登場。作中では古代ユダヤのイッカサル一族の末裔であり、代々伝えられていたユダヤの秘宝「エホバの鏡」を所持している。この鏡には過去や未来へ渡る力があり、その力で見た未来の出来事を記したものが予言書「諸世紀」であるとされる。「エホバの鏡」を狙う死神伯爵一味に狙われるが、真吾たちに助けられて仲間となる。
蛙男
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒のひとりの魔法使。松下版に登場した使徒だが、本作では山田真吾をメシアと呼んで仕えている。
アマビエ
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒のひとりの妖怪。
桂男
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒のひとりの妖怪。
つらら女
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒のひとりの妖怪。
夜雀
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒のひとりの妖怪。
鉄鼠
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒のひとりの妖怪。
そろばんぼうず
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒のひとりの妖怪。
雷獣
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒のひとりの妖怪。
家獣
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒かどうかは不明。
倉ぼっこ
『ノストラダムス大予言』に登場。十二使徒かどうかは不明。
シーレン
『ノストラダムス大予言』に登場。
死神伯爵
『ノストラダムス大予言』に登場。十六世紀フランスにいたユダヤ人で、世界の歴史を陰で操ったとされる謎の秘密結社「地獄の王」を作ったと言われる。三千年前に邪神シーレンと契約を結びユダヤの三種の神器を独占しようとしてモーゼに追放されたユダ一族の末裔で、カバラの呪文によりシーレンを復活させて下僕となり、再び三種の神器を集めて世界を支配しようとしたことで真吾たちと敵対する。その後、シーレンの力で二十世紀のドイツへ行き、アドルフ・ヒトラーを仲間に加えて陰から操り計画を進めるが、彼がユダヤ人と知ったヒトラーの裏切りにより殺害される。ゲゲゲの鬼太郎などに登場する死神のような顔をしているが、一応は人間らしく普通の銃弾に撃たれて死亡している。しかし死の直後には口から魂らしきものが抜け出て大きな死神の顔になり、ヒトラーを驚かせていた。
アドルフ・ヒトラー
『ノストラダムス大予言』に登場。
プルトン
『ノストラダムス大予言』に登場。
ダニエル
『ノストラダムス大予言』に登場。
アンドリエ/ミカエル
『ノストラダムス大予言』に登場。
サタン
『ノストラダムス大予言』に登場。
ルシファー
『ノストラダムス大予言』に登場。
ベリアル
『ノストラダムス大予言』に登場。
ブエル
『ノストラダムス大予言』に登場。

「埋れ木真吾」版

悪魔くんの名前は埋れ木真吾。「山田真吾」版の流れを汲む作風で、メフィスト二世、十二使徒らと共に東嶽大帝をはじめとする「黒悪魔」と戦う物語。原作漫画では最終話に初代悪魔くんが登場し、2代目である事が判明する。

『最新版 悪魔くん』
1988年から1990年にかけて『月刊コミックボンボン』(講談社)に連載。テレビアニメの原作にあたる。なお、『最新版 悪魔くん』のタイトルは単行本の書名であり、連載時のタイトルは単に『悪魔くん』である。刊行時に『少年マガジン』版の単行本と差別化を図るために「最新版」を冠したものであり[9]、後に扶桑社文庫で刊行された際には「最新版」なしの『悪魔くん』になり、『水木しげる漫画大全集』では『コミックボンボン版 悪魔くん』として刊行された。
また、過去に同誌で連載されていた『最新版ゲゲゲの鬼太郎』は水木プロ主導の作品であったのに対し、今作は一貫して著書の表記が「水木しげる」のみであり、キャラクターのデザインや作画に作者が深く関わっている[9]

登場キャラクター(「埋れ木真吾」版)

埋れ木 真吾[注 4](うもれぎ しんご)
声 - 三田ゆう子[注 5]
小学5年生の少年。悪魔やオカルトに造詣が深いために友人から「悪魔くん」と呼ばれている。父・茂は売れない漫画家。ファウストによると埋れ木真吾こそが「一万年に一人現れ、世界を天国のような場所にすることができる救世主(メシア)」とされる。「悪魔くん」とは救世主の称号でもあるため、東嶽大帝を始めとする黒悪魔たちからも「悪魔くん」と呼ばれている。世間的な天才児とはいえず、むしろ学業を疎かにしがちな態度も多かったが、救世主として誰もが幸せに暮らせる世界を作るという強い使命感を持ち、使徒達からの信頼も厚い。敵に対しても最初は説得を試み、事情があったり反省を示せば悪事を働いた相手でも許すなど、上に立つ者としての器量に優れており、また、幾多の危機を自力で乗り越えることも多く、一般的な小学5年生の少年とは比較にならない精神力の持ち主として描かれている。漫画版では幼稚園に入るまでに博士課程を1ダースほど修了した神童と設定されており、最初は天才を自認する自信家な面もあった。
外見は松下一郎と山田真吾を折衷させたような感じで、松下一郎のタマネギ頭と山田真吾の丸い目や巻いた前髪を受け継いでいる。服装は、赤いTシャツを着て、薄茶色の半ズボンに、赤と白のボーダーのソックスを履いている。アイテムはソロモンの笛[注 6]の他、魔界のタロットカード[注 7]や唐草模様のマント[注 8]を所持。
ファウスト博士
声 - 永井一郎[注 9]
世界を平和にする為に善なる悪魔・白悪魔を養育する「見えない学校」の校長先生。埋れ木真吾を救世主として見出し「見えない学校」に招き入れ、悪魔の召喚方法とソロモンの笛を与えた。
真吾の予備知識では「ファウストは悪魔に殺された」とされていたが、それは校長の父である初代ファウストで、アニメ版ではサタンと刺し違えたとなっている。基本的には悪魔くんや十二使徒たちのサポート役に徹しているが、自身の実力もかなりのもの。
漫画版では、シャレコウベ男爵という友人がいる。ファミコン版では、真吾にパスワードやレベルアップに必要な経験値などを教える役割で登場する。
漫画版では最終決戦で初代悪魔くんを呼び覚ますため力尽き亡くなったが、アニメではエピローグでも健在で十二使徒に続く白悪魔育成に奮闘している。歯痛殿下、カルマ、バラモンなど、過去に戦った黒悪魔たちも更生させて指導している模様。
メフィスト[注 10]
声 - 亀井三郎[注 11]
十二使徒であるメフィスト二世の父親。息子からは「親父」と呼ばれている。悪魔界のスーパースターと呼ばれる凄腕の悪魔だが、現在は腰痛のために隠居生活中で、用事の際は息子に代役を頼んでいる。ただしアニメ第7話などメフィスト二世に頼まれたり彼が動けなかったりする時には自ら出動することもある。外見は山田真吾版のメフィストと全く同じだが、息子や妻のピンチを助けるために奮戦するなど、頼れる保護者的な性格になっている。カブトムシ型の愛車、魔動カーを駆ってくることもある。EDにも登場している。アニメ版では終盤近くに味方についたベルゼブブと仲良くしていた。
漫画版では妻の血縁にあたる少女ミコもかわいがっていた。また、東嶽大帝の打倒後に真吾と契約を結び、世界平和の活動に協力する。ファミコン版では仲間にはならないが、研究所で魔法の開発をサポートする役割で登場している。
東嶽大帝(とうがくたいてい)
声 - 亀井三郎
埋れ木真吾版『悪魔くん』の最終ボス。アニメ版では中国の霊峰「東嶽」で神々につかえていたが、慢心して世界支配の野望を抱いたことにより封印された黒悪魔という設定で、時を経て超悪魔として復活。中国・東嶽廟の地下の魔空間に本拠地を持ち、クエレブレ、ルキフェル、バラモン、リリスなどの幹部クラスを筆頭に9900万の部下を率いて天上界、地獄界、妖精界、悪魔界、人間界の征服を目論んでいる。「見えない学校」に乗って魔空間の本拠地へやってきた真吾たちとの最終決戦では、その圧倒的な魔力で真吾や十二使徒を蹴散らし、全員の生命力を吸収してとどめを刺そうとしたが、彼らが最後の力を振り絞って発動した「究極の六芒星」に吸い込まれ、分解されて光の粒子になり消滅した。
漫画版では一万年前の初代悪魔くんの召使であったムラーゴが正体で、一万年前の「全てが一つだった時代」を再建しようとしていたという設定になっている。
ファミコン版ではムー大陸を支配していた暗黒神という設定で、かつて太陽神に封印されたが、真吾とサタンの戦いに乗じて復活。真吾に敗れて弱ったサタンにとどめを刺し、一度は真吾も倒して世界を壊滅状態にする。ムー大陸の奥地で真吾たちと再戦し、一度倒してもゾンビとなって復活するが、その状態でとどめを刺されてムー大陸ごと再び沈められ、完全に滅ぼされた。
十二使徒
悪魔くんの仲間である十二組の白悪魔[注 12]たち。ファウスト博士によると「悪魔の中でも人間に近い心の持ち主」とされる。人間には好意的で、人間と悪魔が仲良く暮らせる世界を築くことを目標にしており、サシペレレや幽子のように、人間界で人間に混じって暮らしている者もいる。「第○使徒」の数字は全員揃った後に運命数から決められたもので、能力の優劣や使徒に加わった順とは無関係である。百目とメフィスト二世以外の使徒達は「見えない学校」にいるので、有事の際には真吾が呪文を唱えて魔法陣から呼び出している。
漫画版では魔法陣を使ったのはメフィスト二世の初登場シーンだけで、それ以外の使徒達は基本的に「見えない学校」から直接出動している。真吾がソロモンの笛に付いているソロモン玉を使って呼び出すこともあるが、これで呼び出されると使徒の消耗が激しいためか、あまり使われなかった。東嶽大帝打倒後は魔界に帰って勉強しているとメフィスト(1世)が語っている。
漫画版・アニメ版の個々に初登場話の記述がない者は第1話から登場している。
メフィスト二世
声 - 古川登志夫
第一使徒。悪魔の少年であり、シルクハットにマント、ステッキと、父親であるメフィストと同じ格好をしている。ラーメンが大好物で、食べているシーンが多く見られる。一人称は「オレ」。アニメでは最初に呼び出したメフィストが腰痛で戦えないため、代理として呼ばれて十二使徒となる。
最初は真吾から頼まれても非協力的な態度を取ることが多いが、遠くから見ていてピンチになると助けに来るなど根は面倒見が良い。また、助けを求めてきた相手に快く応じたり、アニメ第14話で真吾が壺に吸い込まれた際には涙を流して敵討ちに行こうとするなど、熱血漢な所もある。真吾の親友となって頻繁に家に遊びに来るようになり、彼の妹のエツ子から一目惚れされて手作りの料理をよく振舞われている。
アニメ第21話では盆踊りでエツ子と踊りたがっていたと冷やかされて赤面するなど、彼の方も満更ではなく思っていた模様。
十二使徒の中でも魔力に優れ、様々な魔法を使いこなす。得意技は雷の魔法で、ステッキから放つ「稲妻電撃」と、一本角から放つ「角電撃」を使う。「角電撃」の方が強力だが、使用すると角が痛む副作用がある[注 13]ため多用はできない。また、亡者をあの世に送り返す力を持つ「死出のメロディ[注 14]」をシルクハットから放つこともある。この他、「冷凍冬眠」(アニメ第2話)、「角砂糖コロリン」(アニメ第3話)など状況に応じて多彩な魔法を使う。ただし基本的に力押しのため搦め手に弱く、アニメ第29話でクモ仙人にクモにされるなど、術を使う相手にはやられることも多い。また、プライドが高く直情的な性格が災いして、ガハハ三人組やこうもり猫に騙されたこともあり、本人も「騙されやすいのが珠に瑕」と自覚している。
漫画版では真吾がファウスト博士や他の使徒と協力して呼び出した悪魔で、真吾と契約を結んで仲間になる。ファミコン版では雷の魔法とシルクハットの斬撃に特化しているが、高い攻撃力を持つ。また、真吾の体力が減ると自動的に駆けつけることが多い。
ユルグ
声 - 小林通孝[注 15]
第二使徒。アフリカ出身[10]。アニメでは第8話初登場。蓑を着た[注 16]青い狐の妖怪で、半分眠っているかのようなぼんやりとした表情が特徴的。一人称は「オレ」。狐火を操っての直接攻撃やかく乱を得意とする。狐火を発動するときは「コーンエッサムコーン」と呪文を唱える。狐火には魔力を遮断、相殺する効果もあり、アニメ第12話で魔火に変えられた黒小人を戻したり、ベルゼブブが持つ占い杖の予知能力を封じたりした。序盤は非協力的な面が見られたものの、いざというときの仁義には厚い。寡黙でクールな性格だが、時折ユーモラスな一面ものぞかせる。
物語序盤から中盤までは敵キャラクターの猛攻に対しても呑気な対応が目立ったが、終盤での厳しい戦いにはシリアスな態度が見られるようになった。
ヨナルデパズトーリ
声 - 田の中勇[注 17]
第三使徒。略称「ヨナルデ」[注 18]。メキシコ出身[10]。大きな目に毛むくじゃらの姿をした怪物で、魔界事典を携え様々な知識に長けており、真吾たちからは「学者」と呼ばれる。「~である」「~だわさ」が口癖。使徒の中では解説役担当だが、アニメ第2話でケルベロスの尾が蛇になっていることや、アニメ第6話でカーが再生能力を持つことなど、肝心なことを言い忘れて危機を招くことが時々ある。ファウスト博士の一番弟子でもあり、博士や真吾が不在の際は十二使徒のまとめ役になることも多い。ファミコン版では味方の攻撃力を高めたり敵の弱点を見破ったりする魔法を使う。
本来のヨナルデパズトーリは見ただけで人間は呪いで死ぬといわれている地獄の神。『ゲゲゲの鬼太郎』では1980年代『最新版』とアニメ第4、5作に鬼太郎と敵対する立場として同名の妖怪が登場しているが『悪魔くん』では味方、協力者として登場。どちらも声優は田の中勇が担当している(『ゲゲゲの鬼太郎』では第5作のみ)。
幽子(ゆうこ)
声 - 西原久美子[注 19]
第四使徒。日本出身[10]。赤いおかっぱ髪に黄色い服にサロペットスカート姿の小柄の少女。外見はほとんど人間のため、真吾の友達として貧太たちとも親しくなっている。豆ユーレイといわれる小型の幽霊の群れを使役する他、「照魔鏡(しょうまきょう)」という敵の魔力を反射・吸収することが出来るアイテムを使いこなす。また、霊感が非常に強く、他の使徒が気付かないような微かな霊気も察知することができる。メフィスト二世とは逆に特殊能力を使う相手に強く、歯痛殿下や透明魔人などの術使いとの戦いでよく活躍している。同じ子供悪魔のため百目と仲が良く、一緒に行動することが多い。また、百目と鳥乙女から、ちゃん付けで呼ばれている。メフィスト二世に好意を抱いている。
少々怖がりで恥ずかしがりやな性格だが、いざというときは逃げ出したりせず勇敢に戦う。また、戦闘能力は高く、アニメ第25話で花火幽霊に取り憑かれて真吾達の敵に回った際には、照魔鏡でメフィスト二世の魔力を反射して圧倒した。
漫画版では真吾に好意を持っており、モスに対して「悪魔くんに手を出したら許さないわよ」と凄んだり、ミコと一緒にいる真吾に詰め寄ったりと、かなり積極的で強気な性格である。また、モスとの戦いで敵に叩かれたり噛み砕かれて餅状になっても死なないなど、強靭な生命力を持つ。ファミコン版では冷気の魔法も使う。『ゲゲゲの鬼太郎 第3作地獄編』に登場する同名の少女とは別人。
豆ユーレイ
声 - 片石千春[11]ほか
幽子に仕えている12体の小型の幽霊で、普段は幽子の髪の中に隠れている。ヨーデルのような節の付いた甲高い声で喋り、「~ユーレイヒー」が口癖。
戦闘能力はほとんどないが、数を活かしての探索や偵察でよく役に立っている。また、人間の洗脳を解く能力があり、アニメ第7話で百目ゾンビ(月人)に連れ去られた子供たちや、アニメ第25話で花火幽霊に憑依された子供たちを正気に戻していた。見えない学校では白悪魔として幽子たちと授業を受けており、小さい机も用意されている。性別に関してはアニメ第21話で女子トイレから出てくるシーンがあるため全員女性である模様。
ピクシー
声 - 西原久美子(赤ピクシー)、川島千代子(青ピクシー)[注 20]
第五使徒。漫画版では第4話でヨンノと入れ替わりで、アニメでは第2話初登場。手乗りサイズの鬼の姿で、赤ピクシーと青ピクシーの双子。薬草の調合に長け、戦闘では回復役に回る。この他、小さな棍棒を武器としている(調合時の乳棒も兼ねる)。ダジャレが趣味。ファミコン版でも体力や状態異常を回復する魔法を使う。
赤ピクシーは薄紫色の髪に黒色のパンツを履いて、一本角が生えており、紫の瞳をしている。
青ピクシーは黄色の髪にオレンジ色のパンツを履いて、二本角が生えており、紫の瞳をしている。
百目(ひゃくめ)
声 - 室井深雪→深雪さなえ[注 21]
第六使徒。日本出身[10]。大昔に滅びた百目一族の最後の生き残りとされているが、滅亡の経緯や彼だけが生き残った理由は不明。他の水木作品同様に目玉を飛ばせる他、目から閃光を放ったり人間に催眠術をかけ、魅了や記憶操作などもできる。最初に現れた使徒で、「悪魔くん」と呼ばれる少年を探していたところで真吾と出会い、彼を見えない学校に案内した。埋れ木家では家族として扱われており、真吾にとっては弟分である。その後、真吾の許可を貰って人間界の学校にも通っている。
使徒の中では年少で、マスコット的な立場。一人称は「僕」で、語尾に「〜もん」とつける。まだ幼いため、黒悪魔との戦いではあまり活躍はなく、親に会いたい気持ちを敵に付け込まれるなどして真吾たちの足を引っ張ることもあったが、子供ゆえの純真さ健気さが相手の勇気を引き出したり改心させたりすることもある。
山田真吾版の百目の子供が原型だが、本作の百目は見た目が緑色の犬のぬいぐるみのようで、体中目玉だらけのキャラクターデザインは一見グロテスクともとれそうだが、かわいらしく親しみやすいデフォルメが成されている。性格も人懐っこい。第25話の回想シーンで両親が登場。生前は父は水色、母はピンク色の体色をしており、百目と似ている。
妖虎(ようこ)
声 - 丸山詠二
第七使徒。中国出身。普段の姿は温厚な人間の老人だが、戦闘時や激昂した際には「風虎」と呼ばれる獅子の姿に変身をする。老人の方が本来の姿のようで、敵に倒されると元に戻ってしまう。体内に蓄えたアルコールを燃やして口から吐き出す火炎放射が武器。戦闘では同じ炎使いのユルグと一緒に戦うことが多い。
アニメでは第5話初登場。無類の酒好きで、初登場時は悪魔くんへの協力よりも、自身の目的である究極の酒探しを優先する始末。アニメ第9話で目的を終え再登場し、僧魚がいる池に流し退治した。「校内では禁酒禁煙」の校則は真面目に守っている。ファミコン版では逆に水の魔法を使う。幽子からは「おじいちゃん」と呼ばれている。漫画版では人ガマと入れ替わりで登場。
家獣バウー(かじゅうバウー)
声 - 平野正人[注 22]
第八使徒。出身地不明[注 23]。多数の窓がある巨大な球体に一対ずつの手足と多数の枝が生えた、パイナップルのような外見の怪物。全身の窓を使って光のエネルギーを吸収・放出できる。体は伸縮自在で空中や水中も自由に移動でき、巨大な体内に他者が入ることができることを活かして、悪魔くん一行の遠出への移動手段としても活躍。アニメ版ではしゃべることができないらしく「バウー」という叫び声しかあげていない。表情も無いので何を考えているのか分かりづらいが、仲間のために体を張って戦うなど、勇敢で献身的な振る舞いがよく見受けられる。
漫画版では数少ないが言葉を話すシーンもあり、一人称は「おれ」であった。また、メフィスト二世曰く「人一倍おしゃれ」で、ボディを傷付けた敵に怒りの反撃を食らわせたこともある。もともとは『悪魔くん復活 千年王国』で登場した十二使徒。デザインは松下版(世紀末大戦)と同じ。
象人(ぞうじん)
声 - 西尾徳[注 24]
第九使徒。インド出身で象顔の巨人の姿をした悪魔。その姿はヒンドゥー教の神であるガネーシャにも似ている。大食らいで怪力が自慢。体重が非常に重く、歩くだけで大地震が起きてしまうため、普段は念力で空中に浮いて移動する。戦闘では同じく巨体で怪力自慢の家獣と組んで戦うことが多い。「~だゾウ」が口癖。
アニメ版では第3話初登場。元々は人間に迷惑をかけていた悪魔で、長年にわたり壺の中に封印されていたが、壺を開けたキリヒトの父に憑依して来日し、歯痛殿下との戦いを通じて真吾と知り合い、十二使徒に加わった。ファミコン版でも地震を操る魔法を使う。
鳥乙女ナスカ(とりおとめナスカ)
声 - 片石千春
第十使徒。真吾達からは「鳥乙女」と呼ばれている。その名の通り鳥の羽が生えた美少女で、髪の色は緑。白い鳥の姿に変身したり、鳥と心を通わせることができる他、戦闘のときは「ピンクハリケーン」「ピンクタイフーン」で強風を起こして攻撃する。使命感が強い真面目な性格だが、アニメ第21話でメフィスト2世やこうもり猫と盆踊りに行くなど羽目を外して遊ぶこともある。ペルーのナスカ高原で生まれ育ったが、実はイースター島鳥人悪魔族の母と人間の父との間に生まれたハーフであったことがアニメ第26話で明らかになった。その際にナスカの地上絵に込められた母の思いを知り、鳥人悪魔族としてのさらなる力に目覚め、ルキフェル四天王のグラシアラボラスを一人で倒せるほどの強さを得た。こうもり猫との絡みが非常に多く、だらしの無い態度を見せる彼にはしょっちゅう憎まれ口を叩きながらも、姉さん女房的な面倒見の良さも見せる。幽子、百目のことは、ちゃん付けで呼んでいる。漫画版では第6話で鳥人と入れ替わりで初登場。強風攻撃の他、モアイを召喚する術も使用。イースター島のマケマケ神の化身である鳥人伝説と、南米アンデスの鳥人伝説をモチーフにしている。
サシペレレ
声 - 江森浩子掛川裕彦(第25話での旅行者に変身時)
第十一使徒。浅黒い肌の少年型悪魔。常にパイプを咥えており、これを手放すと幼児化してしまう弱点がある。ブラジル出身でサッカーが趣味。見た目はほぼ人間のため、人間として人間界で暮らしているようで、地元ブラジルでは少年サッカーチームに所属している。脚力が強く、竜巻シュートという技で大風を起こせるほか、何にでも化けられる魔法が使える。アニメ版では第9話初登場で、最後に現れた使徒。初登場時はブラジルから日本にやってくる途中、僧魚にパイプを奪われた後洗脳され、サッカーによる竜巻シュートでメフィスト2世や百目を苦しめるが、妖虎が見つけた究極の酒で僧魚が退治されたため、パイプを取り返してもらって元に戻った。戦闘では同じ風使いの鳥乙女と組んで大竜巻を起こすことが多い。アニメ第15話では彼女と共にブリザードを起こした。真吾に変身してトラブルに巻き込まれたり、ゴモリーとの戦いで鳥乙女のために囮になるなど、仲間の身代りになって苦労することが多い。
漫画版では目玉椰子という親戚がおり、トン・フーチンとの戦いで救援に呼んでいた。ファミコン版では炎と混乱の魔法を使う。サシペレレはブラジル民話に出てくるいたずら者の黒い一本足の小人である。なお初登場時は一本足だったが、後に二本足に改められた。アニメ版では初登場時から二本足で、走る時は両足を揃えて飛び跳ねる。
こうもり猫
声 - 難波圭一
第十二使徒。ヨーロッパ出身[10]。その名の通り、コウモリの羽の生えた猫型悪魔。ゲゲゲの鬼太郎に同名の妖怪が登場している。おだて癖のあるお調子者で江戸っ子口調で喋り、一人称が「あっし」、口癖は「~でやんす」「よいしょ!」。ファウスト博士から白悪魔として見えない学校に招聘されるが、元は黒魔女ヘドラに仕える小悪党であり、仲間を裏切ろうとすることもしばしば。特に最初は真吾に従うことを嫌がっており、メフィスト2世や化けガラスを騙して真吾を襲わせたりしていた。一方で本当に困っている相手には心から同情して手助けするなど情に篤い面もあり、ストーリーが進むにつれ仲間との絆を深めていった。特に鳥乙女とは夫婦漫才的なやりとりが多く見られる。自分より手強い敵には逃げ腰な態度が目立つが、彼女の危機には男気を見せるといった面も。
使徒達の中では魔力が弱い方らしく、アニメ版ではコウモリを呼び出して敵を軽く妨害するくらいしか術を見せていないが、知恵が回り空を飛べる機動力もあるので、偵察や裏工作などで活躍することもある。
ファミコン版では味方を加速したり金を盗んだりする魔法を使う。また、人情家という設定を反映して戦闘に自動的に駆けつける頻度が他の使徒よりも高くなっている。
初期に登場した使徒
漫画版の最初の数話に登場したが、途中からアニメ版の使徒(ピクシー、妖虎、鳥乙女ナスカ)と入れ替わりで登場しなくなった使徒たち。名前と出身国は連載誌の特集記事で紹介されている。運命数は不明。また、鳥人のみアニメでゲスト登場している。
人ガマ
丸い体の蛙のような悪魔。中盤まで登場していた。中国出身。
鳥人(ちょうじん)
声 - 佐藤浩之
鳥のような姿の悪魔。第4話まで登場。第6話で鳥乙女と入れ替わりで登場しなくなった。チリ出身。アニメでは第26話登場。
ヨンノ
ウサギのような耳と大きな頭を持つ悪魔。第3話まで登場。第4話でピクシーと入れ替わりで登場しなくなった。朝鮮出身。
人間・悪魔など
下記以外にも、水木しげるの妖怪画の山魈やゴモラーに酷似した名称不明の悪魔が東嶽大帝の部下として登場している。アニメ版は「登場悪魔(アニメ)」を参照。
埋れ木茂
声 - 平野正人
真吾の父親。メガネをかけている。血液型O型(アニメ第17話より)。職業は漫画家で、あまり売れていなかったが、アニメ第17話で新人賞を受賞していることから才能はそれなりにある。妻のコハルには頭が上がらない恐妻家。アニメ第36話でゴモリーの魔力で蛙に変えられた際、松下一郎版の蛙男そっくりになったことがある。
埋れ木コハル
声 - 川島千代子
真吾の母。気が強く夫の茂を尻に敷いている。息子の悪魔趣味に頭を悩ませていることも多いが、真吾が本物の悪魔の百目を連れて帰ってきても普通に対応するなど、ある程度は理解もある。
埋れ木エツ子[注 25]
声 - 柳沢三千代[注 26]
真吾の妹。メガネをかけている。母親に似て気が強い。メフィスト二世に一目惚れしており、よく手作りの料理を振舞う。二世からは「エッちゃん」と呼ばれている。アニメ第20話で幽子と会った際には、彼女とメフィスト二世との関係を勘ぐって百目を問い詰めていた。
貧太
声 - 高木優佳[注 27]
埋れ木真吾の友人で、メガネをかけている。山田真吾版の貧太とほぼ同じ外見・スタンスのキャラクターで、アニメ版の同級生では唯一初めから真吾の悪魔研究に協力する。真吾に「悪魔くん」とニックネームをつけたのも彼である。努力家でサッカーが得意。情報屋と比べると常識人ではあるが、アニメ第12話で欲に釣られてマンダラケに利用されたこともある。
情報屋
声 - 頓宮恭子
埋れ木真吾の友人。本名は苗字、名前とも最後まで不明。山田真吾版の情報屋とほぼ同じ外見・スタンスのキャラクター。常に特ダネを探しているカメラ小僧で、自分が撮った写真が週刊誌に載って有名になるのを夢見ている。真吾の秘密を探ろうとしてつきまとっていたが、このような性格のため最初は真吾からあまり信用されておらず、終盤まで真吾が「悪魔くん」として戦っていることを知らされていなかった。ただし、真吾の秘密を知ってからは自分から協力を申し出たり、東嶽大帝との最終決戦に行った真吾の勝利を信じて疑わないなど、友情に篤いところも見せている。物見高い性格が災いして、アニメ第7話で百目ゾンビに洗脳されたり、アニメ第13話で小豆とぎに捕まって石にされたりと酷い目に遭うことも多い。
漫画版では貧太とともに最初から悪魔研究に協力しており、しばしば悪魔退治にもつきあっている。
キリヒト
声 - 草尾毅[注 28]
埋れ木真吾の友人。松下一郎版のキリヒトとは異なり裏表のない善人キャラクター。実家は教会で信心深く、何かあるとすぐに神に祈る。
先生
声 - 中友子[注 29]
真吾のクラスの担任の女性教師。メガネをかけている。アニメでは第5話初登場。カルマから買った酒に酔っていた。漫画版・アニメ版とで容姿が異なる。
火事くん
埋もれ木家に茂のアシスタントとして来た、漫画家志望の大柄な青年。よく「ああー」と言う。元はある山村に住んでいたが、本人の意思とは無関係に行く先々で原因不明の火事が起きていたために村を追い出されてしまった。実は半妖怪の血が流れる特異体質の持ち主で、そのせいで村の山に棲んでいた黒悪魔フォービに目を付けられ、火の魔力「火気」を身に帯びさせられていた。真吾たちとともにフォービと戦い、前述の特異体質を利用した真吾の「形態催眠」によって巨人の姿になり、フォービを倒した。その後は「火気」に悩まされることもなくなり、村に帰って漫画家として成功した。
シャレコウベ男爵
ファウスト博士の友人。ゲゲゲの鬼太郎などに登場する死神のような顔をしている。長年にわたって黒悪魔と戦ってきたが、自分の命が残り僅かなことを悟って真吾を招き、対黒悪魔の切り札として開発した「魔壊砲」を託す。
サマリン
メフィストの妻で二世の母である魔女。長く行方不明だったが、実は東嶽大帝に捕らわれていた。東嶽大帝の打倒後はメフィスト家に戻り、メフィストも持病の腰痛が治って元気になった。
ミコ
サマリンの血筋を引く少女で、奥軽井沢に伝わる日本独自の魔法「魔天道」を守る。終盤に真吾たちの仲間になる。髪型はポニーテールで巫女の衣装を着ている。家族は登場していないが、メフィストをおじさまと呼んで親しくしていた。真吾ともすぐ仲良くなるが、そのために幽子からライバル視されて困っていた。東嶽大帝の打倒後も、メフィストと共に真吾の世界平和の活動に協力している。
初代悪魔くん
一万年前に救世主として世界に君臨したとされる、真吾の先代の「悪魔くん」。その霊魂が見えない学校の生命玉に宿っており、東嶽大帝との決戦で危機に陥った真吾を救うためにファウスト博士が自分の命と引き換えに一時的に復活させた。かつての召使であったムラーゴ(東嶽大帝)を石像の姿に戻し、彼の暴虐を詫びるとともに、真吾に救世主としての心構えを説いて消えていった。姿は縄文時代風の衣装を着た少年だが、目が三つあり人類かどうかは不明。
不吉虫
漫画第4話登場。巨大な芋虫の姿をした妖虫。鉄の体を持ち、鉄を食って限りなく成長する。家庭のフライパンや自動車、さらには電車や線路などの鉄部分も食い荒らして社会を混乱させた。体は非常に丈夫で、メフィスト二世の攻撃やガソリンの炎も通用しなかったが、鉄を錆びさせる塩水には弱く、海水を浴びせられて骨になり退治された。
目玉椰子
東嶽大帝の部下トン・フーチンにソロモンの笛とメフィスト二世を奪われるという危機を切り抜けるためにサシペレレが呼び寄せた悪魔。姿は巨大な椰子の木のようで、実の部分が目玉に、根が足になっており歩き回ることもできる。サシペレレの親類なので黒悪魔ではないようだが、目玉を落として人に食いつかせ、やがて目玉椰子に変えてしまうという恐ろしい能力を持つ。手違いがあって一時は真吾やファウスト博士に食いついたが、最後にはトン・フーチンに食いついて椰子の木に変えた。
フォービ
巨大な馬の体に七本の竜の首を持ち、火を操る魔物。とある小さな村の山の上に棲んでおり、その村の一人の青年に自分の魔力「火気」をまとわせて、彼の行く先で火事を起こさせていた。村を追われた青年は、埋れ木茂のアシスタントになったことで真吾と知り合い、彼についた「火気」をメフィスト二世が見つけたことから背後にいる魔物の存在に気付き、退治に来た真吾たちの攻撃をバリアで無効化したが、半妖怪の血が流れていてフォービと似た体質を持つ青年にはバリアが効かず、真吾の形態催眠で巨人化した青年との格闘に敗れて退治された。
バーゲスト
「犬の王者」を自称する魔界の妖犬。犬にしか読めない「においで書かれた本」を使って野良犬に自分を召喚させ、犬たちを率いて地上を犬の楽園にしようとした。目から石化光線を出し、人間を石化してしまう。真吾たちとの戦いでは、メフィスト二世や家獣などを石化させたが、真吾が作った魔法陣に捕まった後、こうもり猫に挑発され逆上して魂の姿で食いつこうとしたところを壺に入れられ、地の底深くに封印された。
ヴイイ
地底二千メートルにあるという地下世界の住人で、巨大な一つ目を持つ。地上の子供たちを地下世界へ連れてきて、「妖気機関車」を掘り出すために強制労働させていた。真吾たちとの戦いで妖気機関車を動かしかけたが、メフィスト二世の電撃で妖気機関車ごと生き埋めとなり、機関車の内部に取り残されていたヨナルデを引き渡して逃げて行った。
鼻モグラ
ヴイイが従えている、地下世界の生物。毛の生えた丸い玉が連なったような体をしている。象のような鼻を持っていて、そこから吐き出す蒸気は人間を老化させてしまう。中に人を乗せて移動することもでき、ヴイイが呼び寄せた子供を地下世界へ連れて行った。メフィスト二世に吸い付いて苦しめたが、ヨナルデが培養した「妖怪かび」を浴びて分解されてしまった。
妖気機関車
東嶽大帝が人間界を滅ぼすために二千年前に作ったという機関車。千人の子供の魂を燃料に動き、人間を百年も老化させる強力なガスを蒸気として吐き出すという。メフィスト老も「あれが動き出せば人間界は終わり」と恐れるほどの強力な兵器。二千年にわたって地下世界に封印されていたが、ヴイイが掘り出そうとしていた。
水魔
液状の体を持ち、中に入った者を溶かしてしまう魔物。ファウスト博士の友人のシャレコウベ男爵や真吾を抹殺するための刺客として東嶽大帝に遣わされたが、シャレコウベ男爵が黒悪魔を退治するための秘密兵器として開発した「魔壊砲」の攻撃を受けて消滅した。なお、その後の物語中で「魔壊砲」が使われることはなかった。
エルフ
地底に棲む毛むくじゃらの魔物。地底人の国を侵略し、多くの地底人を捕食していた。さらに巨大なボスが地底人の女王の娘を自分の妻にしようと狙っており、真吾の助けを求めてきた彼女を追って地上に現れる。真吾たちとの戦いでは、口から超音波を放って土を操り、さらにエルフのボスが子分を吸収、巨大化して暴れたが、真吾の策により弱点である太陽光線を浴びせられて退治された。
どくろのトミー
東嶽大帝の部下で、長い髪が生えた骸骨の魔物。過去に魔女サマリンを狙って求婚したが断られており、時を経て今度は彼女が日本に伝えた魔法「魔天道」を狙い、奥軽井沢へ現れる。「魔天道」を守る少女ミコや真吾たちと戦い、「魔天道」の力を吸収して巨大な姿になったが、幽子の照魔鏡を口から突っ込まれて魔力を奪われ、元の姿に戻って逃げて行った。
魔王子
東嶽大帝が泥に力を吹き込んで作り出した少年姿の魔物。登場時は真吾と瓜二つの姿で見えない学校に入り込み、隙を突いてソロモンの笛とマントを奪ってしまう。さらに十二使徒全員とファウスト博士を石化させて見えない学校を乗っ取り、人間界に見えない学校を発進させて侵略した。そしてたった一人で立ち向かう真吾を見えない学校を操って倒そうとしたが、自らの意思で真吾に味方した見えない学校の逆襲に遭い、海水を浴びせられて泥の体が溶け退治され、十二使徒全員とファウスト博士の石化が解けた。
ギリゴリ
東嶽大帝が、自分を邪魔する大地の精霊ジュジュガシラを始末するために送った魔物。丸鋸のような姿をしており、刃の部分を回転させて相手を切り裂く。ジュジュガシラに招かれた真吾たちと対戦し、ヒゲの生えたボスが子分を吸収、巨大化して真吾たちを追いつめるが、ジュジュガシラが放った「悪の霊力を消し去る花粉」を浴びて力を失い、家獣の攻撃で倒された。

注釈

  1. ^ 版によっては Euphas, Metahîm, frugativi et appellavi. となっている[5]
  2. ^ 澁澤龍彦の『黒魔術の手帖』では「エロヒムよ、エサイムよ、わが呼び声を聞け」という『黒い牝鶏』の呪文が紹介されている。
  3. ^ 名前を聞いた百目の子が「あっペロリゴンじゃあなかったの?」と驚くシーンがある。
  4. ^ エンディングクレジットでは「悪魔くん」統一。
  5. ^ 次回予告ナレーションも役として担当。
  6. ^ 今作では悪魔くんと十二使徒の力を引き出すのが真の用法。
  7. ^ 占いの他、手裏剣としても使用。
  8. ^ 漫画版では飛行用、アニメでは防具。
  9. ^ ナレーションも担当しているが、クレジットではナレーションとしてではなく、ファウスト博士としてクレジットされる。
  10. ^ クレジットでは「メフィスト老」。
  11. ^ アニメ第29話ではノンクレジット。
  12. ^ ただし第十使徒鳥乙女ナスカだけは例外的に悪魔と人間の混血
  13. ^ アニメ第9話では妖虎が僧魚圧倒後、ピクシーに角を薬を塗られていた際痛みを感じていた。アニメ第7話で真吾に呼び出された際、角を氷枕で冷やしていた(この時は一緒にいたメフィストも呼び出されており、メフィストが代わりに真吾に協力しているが、それ以前のアニメ第3話も同様の呼び出され方だが、親子そろってラーメンを食した状態で登場した)。
  14. ^ アニメ第25話で花火幽霊を霊界に帰す際、縁起が悪いという理由から「旅立ちのメロディ」と言い換えていた。
  15. ^ アニメ第10話ではノンクレジット。
  16. ^ 漫画版では着ていない。
  17. ^ アニメ第19話ではノンクレジット。
  18. ^ クレジットでも「ヨナルデ」と表記されている。
  19. ^ アニメ第22話ではノンクレジット。
  20. ^ 2010年3月17日に発売された『悪魔くん コンプリートBOX』に付属されたブックレットでのキャラクター紹介では赤が川島、青が西原と誤記されている。
  21. ^ アニメ第15話から変更。アニメ第14話のみ新芸名の下に「(室井深雪改め)」と表記されている。
  22. ^ アニメ第14話ではノンクレジット。
  23. ^ 連載誌の特集記事では「住所不定」と紹介されている。アニメ最終回の帰郷場面では南国らしき海岸にいた。
  24. ^ アニメ第40話ではノンクレジット。
  25. ^ クレジット表記ではフルネームで表記されるがアニメ第37話、最終回では下の名前のみ表記。
  26. ^ アニメ第9話、第11話、第40話では未クレジット。
  27. ^ アニメ第3話では「高木優子」と表記。アニメ第31話、32話では未クレジット。
  28. ^ アニメ第1、12、40話では未クレジット。
  29. ^ アニメ第12話では未クレジット。
  30. ^ 13話まで室井深雪名義 14話のみ新芸名の下に「(室井深雪改め)」と表記されていた。
  31. ^ 第6話、8、9話では親分は「ガハハ親分」と表記。第33話では「ガハハ」。
  32. ^ クレジットは第8話のみ。
  33. ^ 第6話、9話では未クレジット。クレジット表記は第8話のみ。
  34. ^ この時ヨナルデパズトーリはこのことを忘れていた。
  35. ^ この時シルクハットの中には青ピクシーが隠れていた。
  36. ^ クレジットでは「百目親父」。
  37. ^ 第11話に表記。
  38. ^ 第10話では未クレジット。
  39. ^ クレジットでは「美少女」。
  40. ^ 同話で貧太の父を演じているため未クレジット。
  41. ^ 但し、象人がのしかかりをしてなんじゃもんじゃの頭部にひびを入れた程度である
  42. ^ ゲゲゲの鬼太郎』でもアニメ第3、5作で準レギュラーとして声を担当している。
  43. ^ 鳥乙女ナスカ、妖虎などの一部の使徒は閻魔大王との対面は皆無であるが、特に、真吾、メフィスト親子、幽子を苦しめようとしていた
  44. ^ その後の真吾たちの会話から、育ちきる前に根を切られて枯らされたことが示唆されている。
  45. ^ クレジットでは「ロソン」統一。第37話では「ロリン」と誤表記。
  46. ^ 25話では両方とも未クレジット。

出典

  1. ^ a b 妖怪まんだら 2010, pp. 42-43.
  2. ^ a b 加藤弘一 (2010年8月22日). “『悪魔くん』/『悪魔くん千年王国』 水木しげる (ちくま文庫)”. 書評空間. 紀伊國屋書店. 2019年7月2日閲覧。
  3. ^ 悪魔くん:新作アニメ制作 佐藤順一が総監督 2代目悪魔くんのビジュアルも”. MANTANWEB. MANTAN (2021年3月7日). 2021年3月7日閲覧。
  4. ^ Waite, Arthur Edward. The Book of Black Magic. Weiser Books. ISBN 978-0877282075 
  5. ^ Book of Ceremonial Magic: Chapter IV: The Rituals Of Black Magic: Section 8: The Gold-Finding Hen
  6. ^ 桜井昌一『ぼくは劇画の仕掛人だった』エイプリル出版、1978年、pp.146-148
  7. ^ 平林重雄『水木しげると鬼太郎変遷史』YMブックス、2007年、142頁。ISBN 978-4-903548-05-0
  8. ^ 世紀末大戦 2010, pp. 224-225.
  9. ^ a b 水木しげる『コミックボンボン版 悪魔くん』講談社水木しげる漫画大全集〉、2015年、621頁。ISBN 978-4-06-377552-5
  10. ^ a b c d e 連載誌の特集記事の記述から。
  11. ^ 片石千春の事務所プロフィールより。
  12. ^ 内田勝「第11章 劇画――アングラからメジャーへ」『「奇」の発想』三五館、1998年6月1日、93頁。ISBN 4-88320-146-5
  13. ^ 全怪獣怪人 上 1990, pp. 74 - 75、90 - 91.
  14. ^ a b 全怪獣怪人 上 1990, pp. 74 - 75
  15. ^ 武良布枝ゲゲゲの女房 人生は……終わりよければ、すべてよし!!実業之日本社、2008年、145頁。ISBN 978-4-408-10727-1
  16. ^ NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』では、『墓場の鬼太郎(後のゲゲゲの鬼太郎)』の実写作品テレビ放映が難航して、映像会社プロデューサーが社会風刺漫画だった貸本漫画版「悪魔くん」の先行映像作品化を企図し、水木が作風とのギャップに困惑しながらも、少年漫画誌向けの書き下ろし作品を考え、最終的にテレビ放送が決まった描写がなされている。
  17. ^ 堤哲哉編「悪魔くん 平山亨氏インタビュー」『僕らのスーパーヒーロー伝説 昭和40年代アニメ・特撮ヒーロー大研究』扶桑社、2002年4月30日、ISBN 4-594-03488-8、124頁。
  18. ^ a b c OFM仮面ライダー5 2004, pp. 27-29, 赤星政尚「特集 果てしなき闘いのドラマ 『仮面ライダー』脚本家列伝」
  19. ^ 全怪獣怪人 上 1990, pp. 90 - 91
  20. ^ 北海道新聞』(マイクロフィルム版) 1967年(昭和42年)3月 テレビ欄。
  21. ^ 河北新報』1967年4月7日 - 4月28日付朝刊、テレビ欄。
  22. ^ 『河北新報』1967年4月8日 - 4月29日付朝刊、テレビ欄。
  23. ^ 福島民報』1970年12月10日 - 1971年1月13日付朝刊、テレビ欄。
  24. ^ 『福島民報』1967年7月9日 - 12月31日付朝刊、テレビ欄。
  25. ^ 「DVD & VIDEO Selection」『宇宙船』Vol.106(2003年5月号)、朝日ソノラマ、2003年5月1日、 52頁、 雑誌コード:01843-05。
  26. ^ 「BonusColumn スーパーヒーロー乱世」『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房/イオン編、竹書房、1995年11月30日、100頁。C0076。ISBN 4-88475-874-9
  27. ^ a b c d e 全怪獣怪人』下巻、勁文社、1990年11月30日、414頁。C0676。ISBN 4-7669-1209-8
  28. ^ “水木しげるさん命日を「ゲゲゲ忌」に 調布市”. 朝日新聞デジタル. (2016年11月10日). https://www.asahi.com/articles/photo/AS20161109003700.html 2020年1月28日閲覧。 
  29. ^ ノンクレジット。
  30. ^ 『悪魔くん コンプリートBOX』付属のブックレットのキャラクター紹介より。
  31. ^ 相手の動きを封じ、時間が経過すると気体となって消滅させる術で、魔州を倒さない限り解けない。
  32. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1990年4月号、学研、 99 - 101頁。
  33. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1992年4月号、学研、 107頁。






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