律 (仏教)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/21 06:50 UTC 版)
律(りつ、巴:梵: Vinaya, ヴィナヤ、漢:毘奈耶)とは、仏教において僧団(サンガ)に属する出家修行者(比丘, bhikkhu, bhikshu)が守らなければならない、規則の事である。様々な律蔵が漢訳によって伝えられたが、日本においては主に四分律が用いられた。僧侶(比丘・比丘尼)のみに課される戒である波羅提木叉(別解脱戒、具足戒)のことであり、僧団で守るべき集団規則である。
- ^ 仏教の宗派と基本的なルール
- ^ a b c 馬場紀寿 『初期仏教――ブッダの思想をたどる』〈岩波新書〉2018年、56-59頁。ISBN 978-4004317357。
- ^ 末木文美士『日本仏教史―思想史としてのアプローチ―』新潮社〈新潮文庫〉
- 1 律 (仏教)とは
- 2 律 (仏教)の概要
- 3 脚注
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