山辺英彦 山辺英彦の概要

山辺英彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 09:08 UTC 版)

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Hidehiko Yamabe
生誕 (1923-08-22) 1923年8月22日
兵庫県芦屋市
死没 1960年11月20日(1960-11-20)(37歳)
アメリカ合衆国イリノイ州エヴァンストン
国籍 Japanese
研究分野 微分幾何学, 群論
研究機関 大阪大学, プリンストン高等研究所, ミネソタ大学, ノースウェスタン大学
出身校 東京大学
博士課程
指導教員
彌永昌吉
主な業績 ヒルベルトの第5問題, 山辺フロー, 山辺不変量, 山辺問題
影響を
与えた人物
微分幾何学, 群論
プロジェクト:人物伝
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山辺は、位相群リー群の構造を研究しヒルベルトの第5問題の解決に貢献したことで知られる。その後、偏微分方程式力学系微分幾何学の研究に移る。微分幾何学では共形幾何学における変分問題である「山辺の問題」が有名である。また山辺不変量、山辺フロー、山辺定数などに名を残す[1][2]

関連項目

研究業績

山辺は様々な主題について18編の論文を残しており[3]、Ralph Philip Boas, Jr.の編集により、全業績が単行本として出版されている[4]。2008年現在、数学研究に依然として影響を与えている[5]と評されている。

著書

  • Boas, Ralph Philip, ed. (1967), Collected works of Hidehiko Yamabe, Notes on Mathematics and its Applications, New York–London–Paris: Taylor & Francis, pp. XII+142, ISBN 978-0677006109, MR0223206, Zbl 0153.30502 

文献

外部リンク


  1. ^ Bertrand Hauchecorne; Daniel Suratteau (2008). Des mathématiciens de A à Z. (3rd ed.). Ellipses. ISBN 2-7298-4683-2 
  2. ^ ベルトラン・オーシュコルヌ、ダニエル・シュラットー『世界数学者事典』熊原啓作訳、日本評論社、2015年9月25日、第1版。ISBN 978-4-535-78693-6
  3. ^ According to Goto (1961, p. i).
  4. ^ See (Boas 1967).
  5. ^ University of Minnesota School of Mathematics Newsletter (2008 p. 7).


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