小泉劇場
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小泉劇場(こいずみげきじょう)とは、小泉純一郎が内閣総理大臣在任中に用いた劇場型といわれる2005年の政治手法のことを指す俗語。マス・メディアによる命名である。2005年の新語・流行語大賞でもある。
注釈
- ^ 選挙プランナーの三浦博史はテレビで保守分裂選挙ばかりが注目されていたとして、「『野田聖子 VS 佐藤ゆかり』の岐阜1区の民主党候補(注:柴橋正直)を覚えている人は皆無に近いだろう」と述べている。
- ^ a b この時点ではまだ自民党所属。
- ^ 2000年以降は小選挙区での得票率が10%未満の重複候補は復活当選できないが、過去の衆院選小選挙区では自民党候補の得票率が10%を下回ったことはない。小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降の衆院選小選挙区における自民党候補の最低得票率は1996年衆院選の岩手4区における井形厚一(1位当選候補は小沢一郎新進党代表)の得票率10.39%である。
- ^ 青山は小選挙区での立候補を辞退し、比例単独で立候補をするも落選。
- ^ 当年12月に比例四国ブロックで繰り上げ当選。この経緯については高井の項を参照。
- ^ a b 民主党候補が立候補しなかったため、次に獲得票が多かった野党候補を記載。
出典
- ^ 齋藤英之 saih.pdf ポピュリズムと現代日本政治
- ^ 三浦博史 2010, pp. 106–107.
- ^ “「森元首相、政局を語る 首相はノーサイド精神を」”. 産経新聞. (2005年9月13日)
- ^ 金光翔 「<佐藤優現象>批判」 (『インパクション』第160号
- ^ 世耕弘成 2005, p. 77・79.
- ^ 世耕弘成 2005, p. 84.
- ^ 世耕弘成 2005, p. 110.
- ^ 世耕弘成 2005, p. 108.
- ^ 小栗泉 2009, pp. 32–34.
- ^ 鈴木哲夫 2007, p. 246.
- ^ “総選挙「おもしろかった」52% 「参考に」テレビ51% 朝日新聞社世論調査”. 朝日新聞. (2005年10月25日)
- ^ 中西輝政「宰相小泉が国民に与えた生贄」『文藝春秋』2005年10月号、文藝春秋。
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