女房は生きていた 女房は生きていたの概要

女房は生きていた

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/07 06:28 UTC 版)

女房は生きていた
Move Over, Darling
監督 マイケル・ゴードン
脚本 ベラ・スピワック
サム・スピワック
レオ・マッケリー
ハル・カンター英語版
ジャック・シャー英語版
製作 マーティン・メルチャー英語版
アーロン・ローゼンバーグ英語版
出演者 ドリス・デイ
ジェームズ・ガーナー
ポリー・バーゲン
セルマ・リッター - グレイス・アーデン
ドン・ノッツ
チャック・コナーズ
エドガー・ブキャナン英語版
音楽 ライオネル・ニューマン
撮影 ダニエル・L・ファップ英語版
編集 ロバート・L・シンプソン英語版
製作会社 20世紀フォックス
公開 1963年12月25日
1964年4月14日
上映時間 103分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $3,350,000[1]
興行収入 $12,705,882[2]
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この作品は、1964年ロイヤル・フィルム・パフォーマンス英語版イギリス王室の御前上映会)に選ばれ、同年2月24日のイギリスでのプレミア上映には、エディンバラ公が臨席した。

あらすじ

ジェニー (Jenny) とディディ (Didi) というふたりの幼い娘たちの母親であるエレン・ワグスタッフ・アーデン(Ellen Wagstaff Arden:ドリス・デイ)は、飛行機事故のために海上で行方不明なった。夫ニック・アーデン(Nick Arden:ジェームズ・ガーナー)は、この事故を生き延びた。

妻を捜し続けて5年経ち、ニックは新しい人生に踏み出す決心をし、失踪宣告によって妻が死亡したものとして、その日のうちにビアンカ(Biance:ポリー・バーゲン)と結婚しようとする。しかし、エレンは生きていた。救助された彼女は、ニックが失踪宣告の手続きをしようというその日に戻って来た。事の次第に、打ち拉がれてしまったエレンだったが、義母グレイス(Grace:セルマ・リッター)から、まだニックとビアンカの新婚旅行は始まっていないと知らされ、ほっとする。

エレンと対面したニックは、ビアンカとの関係を清算する決心をするが、その後、エレンが救出されるまでずっと孤島で、ハンサムなスポーツマン、スティーヴン・バーケット(Stephen Burkett:チャック・コナーズ)と一緒に過ごしており、互いに「アダム」、「イヴ」と呼びあっていたと知らされる。

ニックの母は、息子を重婚の疑いで逮捕させ、関係者全員が、その日はやくにニックとビアンカを結婚させた判事の前に集められる。ビアンカとエレンは、それぞれ相手とニックとの離婚を要求し、判事はふたりを退廷させる。ビアンカはニックに別れを告げ、エレンは怒ってその場を飛び出していくが、ニックとの婚姻が継続していると確認され、再び生きている者として扱われることが宣告される。エレンはニックの家へ帰るが、子どもたちが自分のことを覚えているか不安になる。子どもたちはエレンを歓迎し、ニックも彼女の帰還を歓迎する。

キャスト

※日本語吹替:テレビ版・初回放送1974年9月22日『日曜洋画劇場


  1. ^ Solomon, Aubrey. Twentieth Century Fox: A Corporate and Financial History (The Scarecrow Filmmakers Series). Lanham, Maryland: Scarecrow Press, 1989. ISBN 978-0-8108-4244-1. p253
  2. ^ a b Box Office Information for Move Over, Darling. The Numbers. Retrieved September 5, 2013.
  3. ^ Garner, James & Winokur, Jon The Garner Files: A Memoir Simon & Schuster; (November 1, 2011)
  4. ^ Solomon p 229. この数字は貸与料だけの金額である。


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