函館タクシー 概要

函館タクシー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 13:14 UTC 版)

概要

1950年昭和25年)に帝産オート(現在の帝産観光バス)の子会社、帝産函館タクシー株式会社として発足した。1972年(昭和47年)に現在の社名に変更すると同時に帝産オートから分離独立。資本関係は無くなったが、翌1973年(昭和48年)には函館帝産バスの名称でバス事業を開始するなど、引き続き帝産グループの一翼を担っている。

本社所在地

タクシー事業

タクシー事業は函館交通圏で営業を行う。

2010年平成22年)10月1日からはKitacaでの支払いが可能となった。道内のタクシー事業者では初となる。試行的に3台に導入され、その後導入の拡大が検討される[1][2]

バス事業

バス事業では函館帝産バス(はこだてていさんバス)の名称を使用する。

路線バス

函館空港連絡バス

路線バス事業は空港連絡バスなどの限定路線のみで、乗車・降車のいずれかまたは両方に「函館空港」「新函館北斗駅」「函館港」を含む利用のみ可能。車両は2017年(平成29年)3月31日現在で11台登録されている[3]

函館空港 - 函館駅方面

2016年(平成28年)3月26日に新設した函館空港 - 函館駅前の快速便は2022年(令和4年)12月1日廃止。途中湯の川温泉のみ停車で、この快速便に限り湯の川温泉と函館駅前間が利用可能であった[4][5]

函館空港 - 五稜郭公園方面/直行 - 新函館北斗駅

2016年(平成28年)3月26日より函館空港 - 新函館北斗駅を、同年12月10日より函館空港 - 五稜郭公園入口の区間便を新設[4][6]2021年令和3年)3月28日の函館新外環状道路函館空港インターチェンジ開通と同日に、同道路経由の直行便を新設した[7][8]

函館港 - 函館駅方面

貸切バス

貸切バス事業は通常は離島を除く函館運輸支局管内での発着が認められているが、貸切バス事業者安全性評価認定制度による優良事業者に限定した営業区域の弾力的な運用により北海道全域となっている。車両は12台登録されている[9][10][11]

脚注


  1. ^ 道内初!「Kitaca電子マネー」でタクシーがご利用頂けるようになります” (PDF). JR北海道 (2010年9月8日). 2011年8月28日閲覧。
  2. ^ 北海道初! キタカ・スイカカード決済機搭載のタクシー運行開始!!”. 函館タクシー (2010年9月9日). 2011年8月28日閲覧。
  3. ^ 全国乗合バス事業者の移動円滑化基準適合車両導入状況” (PDF). 国土交通省. 2018年3月17日閲覧。
  4. ^ a b シャトルバス新路線、空港線快速便の運行開始と定額タクシーのお知らせ。3/26より”. 函館タクシー (2016年3月16日). 2016年5月12日閲覧。
  5. ^ 函館空港連絡バス運賃改定並びに快速便運行終了について”. 函館タクシー (2016年3月16日). 2023年4月6日閲覧。
  6. ^ 函館空港 - 五稜郭方面シャトルバス運行開始のお知らせ”. 函館タクシー (2016年12月8日). 2018年3月12日閲覧。
  7. ^ 新函館北斗駅出発便”. 函館タクシー. 2020年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月17日閲覧。
  8. ^ 2021年3月28日(日)より函館新外環状道路を利用した『新函館北斗駅 - 函館空港』シャトルバス運行のお知らせ”. 函館タクシー (2021年3月22日). 2021年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月17日閲覧。
  9. ^ 一般貸切旅客自動車運送事業における営業区域の弾力的な運用について” (PDF). 北海道運輸局. 2018年3月11日閲覧。
  10. ^ 貸切バス事業者一覧” (PDF). 北海道運輸局. 2018年3月11日閲覧。
  11. ^ 貸切バス会社一覧” (PDF). 北海道バス協会. 2011年8月28日閲覧。


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