会いたかった
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 14:10 UTC 版)
カバー・アレンジ
「会いたかった」は、秋元康プロデュースの「雀」によってカバーされている。このカバーはデビューシングル「鶯谷チョンボ」のカップリング曲として収録されている[4]。また、楽曲は女性アイドルグループのアイドリング!!!から選ばれたメンバーである遠藤舞、外岡えりか、谷澤恵里香、横山ルリカ、酒井瞳、朝日奈央、菊地亜美、三宅ひとみによりカバーされている。このバージョンはAKB48とアイドリング!!!のコラボレーションユニット「AKBアイドリング!!!」のデビューシングル「チューしようぜ!」のカップリング曲として収録されている。AKB48の日本国外の姉妹グループでもカバーされており、JKT48ではシングル『Flying Get』のカップリングとして収録され、BNK48(後述)およびMNL48(後述)においてはデビューシングルの表題曲に採用された。
AKB48・SKE48・SDN48のメンバーで結成されたユニット・チームZの『びっくりぱちんこ 銭形平次 with チームZ オリジナル・サウンドトラック』には「会いたかった 〜お江戸 Ver.〜」(編曲:野中“まさ”雄一)が収録されている。
「会いたかった」の歌詞・振り付けをそのままに曲調をマイナーロックアレンジしたものとして「会いたかったかもしれない」という楽曲がある[5]。これはAKB48の「公式ライバル」として結成された女性アイドルグループである乃木坂46による楽曲であり、グループのデビューシングル『ぐるぐるカーテン』にカップリング曲として収録されている[5]。
BNK48によるカバー
「Aitakatta (อยากจะได้พบเธอ)」 | ||||
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BNK48 の シングル | ||||
初出アルバム『RIVER』 | ||||
B面 |
Oogoe Diamond (ก็ชอบให้รู้ว่าชอบ) 365 nichi no kami hikouki (365 วันกับเครื่องบินกระดาษ) | |||
リリース | ||||
規格 |
シングル 音楽配信 | |||
レーベル | BNK48 Office | |||
作詞・作曲 |
秋元康(作詞) BOUNCEBACK(作曲) Nattapon Srijomkwan, Pongchuk Pissathanporn(訳詞) | |||
プロデュース | 秋元康 | |||
BNK48 シングル 年表 | ||||
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AKB48の姉妹グループであるBNK48は、本楽曲を「Aitakatta (อยากจะได้พบเธอ)」というタイトルでカバーし、グループのデビューシングルとして2017年8月8日に発売された[6]。
歌詞は「会いたかった」の部分(一部除く)以外は、秋元の詞をタイ語に翻訳・訳詞したものとなっている。楽曲のセンターポジションはミュージックが務めた。
カップリングでは「大声ダイヤモンド」と「365日の紙飛行機」のカバーが収録されている。
本作は、有名アーティストでもCDの平均販売枚数が2,000から5,000枚のタイで、13,500枚を売り上げた[7]。
収録曲 (BNK48)
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
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1. | 「Aitakatta (อยากจะได้พบเธอ)」 | 秋元康、Nattapon Srijomkwan(訳詞)、Pongchuk Pissathanporn(訳詞) | BOUNCEBACK | 田口智則、稲留春雄 |
2. | 「Oogoe Diamond (ก็ชอบให้รู้ว่าชอบ)」 | 秋元康、Tanupop Notayanont(訳詞) | 井上ヨシマサ | 井上ヨシマサ |
3. | 「365 nichi no kami hikouki (365 วันกับเครื่องบินกระดาษ)」 | 秋元康、Tanupop Notayanont(訳詞) | 角野寿和、青葉紘季 | 清水哲平 |
4. | 「Aitakatta (อยากจะได้พบเธอ)」 | BOUNCEBACK | 田口智則、稲留春雄 | |
5. | 「Oogoe Diamond (ก็ชอบให้รู้ว่าชอบ) (off vocal ver.)」 | 井上ヨシマサ | 井上ヨシマサ | |
6. | 「365 nichi no kami hikouki (365 วันกับเครื่องบินกระดาษ) (off vocal ver.)」 | 角野寿和、青葉紘季 | 清水哲平 |
選抜メンバー (BNK48)
カップリング曲の歌唱メンバーも下記と同一である。
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MNL48によるカバー
「Aitakatta - Gustong Makita」 | ||||||||
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MNL48 の シングル | ||||||||
B面 |
Talulot ng Sakura Umiindak na Saya | |||||||
リリース | ||||||||
規格 |
音楽配信 シングル | |||||||
レーベル | Hallohallo Entertainment / Star Music | |||||||
作詞・作曲 |
秋元康(作詞) BOUNCEBACK(作曲) | |||||||
プロデュース | 秋元康 | |||||||
MNL48 シングル 年表 | ||||||||
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AKB48の姉妹グループであるMNL48は、本楽曲を「Aitakatta - Gustong Makita」というタイトルでカバーし、グループのデビューシングルとして、2018年に発売された[8][注釈 2]。
歌詞は「会いたかった」の部分(一部除く)以外は、タガログ語に翻訳・訳詞したものとなっている。選抜メンバーは第1期生オーディションの総選挙における上位16名が選出されており[注釈 3]、センターポジションは同総選挙で1位となった「センターガール」のシェキが務めた[8]。
カップリングでは「桜の花びらたち」と「スカート、ひらり」のタガログ語バージョンが収録されている。
収録曲 (MNL48)
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|---|
1. | 「Aitakatta - Gustong Makita」 | 秋元康 | BOUNCEBACK | 田口智則、稲留春雄 |
2. | 「Talulot ng Sakura」 | 秋元康 | 上杉洋史 | 樫原伸彦 |
3. | 「Umiindak na Saya」(Team L) | 秋元康 | 岡田実音 | 梅堀淳 |
4. | 「Aitakatta - Gustong Makita (Instrumental)」 | BOUNCEBACK | 田口智則、稲留春雄 | |
5. | 「Talulot ng Sakura (Instrumental)」 | 上杉洋史 | 樫原伸彦 | |
6. | 「Umiindak na Saya (Instrumental)」 | 岡田実音 | 梅堀淳 |
選抜メンバー (MNL48)
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注釈
出典
- ^ a b c 秋元康、オサレカンパニー『AKB48 衣装図鑑 放課後のクローゼット〜あの頃、彼女がいたら〜』宝島社〈TJMOOK〉、2017年3月25日、37頁 。
- ^ 『AKB48 History 〜メジャーデビューへの軌跡〜』
- ^ “ミュージックビデオサーチ”. スペースシャワーTV. 2013年11月16日閲覧。
- ^ “秋元康も大プッシュ!人気雀ドルがAKB48をカバー”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2008年11月5日) 2017年11月25日閲覧。
- ^ a b “乃木坂46「会いたかったかもしれない」PVに本家メンバー”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2012年2月8日) 2017年6月3日閲覧。
- ^ “BNK、8月に初シングル「会いたかった」など収録”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2017年7月3日) 2017年11月25日閲覧。
- ^ 中島桃子 (2017年10月17日). “【アジアで会う】勝田隆仁さん BNK48仕掛け人 第173回 日タイ融合モデルで存在感(タイ)”. NNA ASIA (エヌ・エヌ・エー) 2017年11月25日閲覧。
- ^ a b “MNL48 announces the release of their debut single” (英語). ANIMEPH Project. (2018年8月11日) 2018年8月12日閲覧。
- ^ “Amazon Music - MNL48のAitakatta”. Amazon.co.jp. 2019年1月20日閲覧。
- ^ “MNL48's Aitakatta - Gustong Makita Debut Album” (英語). MNL48 Official Website. Hallohallo Entertainment (2018年9月24日). 2018年11月25日閲覧。
固有名詞の分類
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