ロックマン7 宿命の対決! 登場キャラクター

ロックマン7 宿命の対決!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 17:08 UTC 版)

登場キャラクター

メインキャラクター

DRN.001 ロックマン(Rockman)
DRN.002 ロール(Roll)
DRN.000 ブルース(Blues)
Dr.ライト(Dr. Right)
ライトット(Rightot)
SWN.001 フォルテ(Forte)
本作で初登場。ゲーム中で3度戦うことになる。
Dr.ワイリー(Dr. Wily)

ボスキャラクター

メインボス

弱点武器の相関図は、前半ステージボスと後半ステージボスの2つに分けられている。従って、後半ステージボスの武器が前半ステージボスの弱点になることがあり、その逆もある。

今作品から、各ボスが弱点となる特殊武器で攻撃されると、ロックマンXシリーズと同様にリアクションをとるようになった。また、一部には逆効果となる武器で攻撃すると、一定時間だけ反撃・パワーアップする者もいる。

DWN.049 フリーズマン(Freezeman)
無公害エネルギー実験のために造られたプロトタイプ。「高温+低温=常温」という理論から、周囲の空気を高温と低温の物に分解し、低温の方は結晶化させて特殊武器「フリーズクラッカー」として活用、高温の方は自身で吸収して動力エネルギーに変換することができる。体は本物の氷で出来ており、なぜか試作型であることを自慢にしている。「冷徹非道な氷の戦闘機械」の異名を持つクールな完全主義者で、登場時のポーズを常日頃考えている。
戦闘開始直後はロックマンの動きに合わせて行動するため、こちらが動かない限り、体を光らせたり挑発をしてくるだけで攻撃はしてこない。
推理小説を読むのが趣味。アイスマンを尊敬している。体が氷で出来ているため脆く、硬いものに当たるとボディが破壊されてしまう。
DWN.050 ジャンクマン(Junkman)
ロボット製作に再利用可能な部品をスクラップから回収するためのロボットを、頑丈なボディと力の強さに目を付けたDr.ワイリーが戦闘用に改造した。ボディはパーツごとに電磁石でくっ付けており、そこに高圧電流を流されたりするとバラバラになってしまう。人相が少し悪く、凶悪そうな印象があるが、実は節約家で変なものばかりコレクションしているらしい。磁力でスクラップを集める部品回収機を利用してスクラップを転用する「ジャンクシールド」が特殊武器。
応募された際の名前は「フランケンマン」。ほとんど原案ハガキそのままのデザインで採用されている。
DWN.051 バーストマン(Burstman)
化学工場の守衛用ロボット。ちゃきちゃきの江戸っ子で、お祭りのシーズンを迎えると、急にはしゃぎ出す。爆弾を使って戦う癖に、爆発が怖いという臆病な性格。出来る限り遠くで爆発させるための苦肉の策として、泡発生器で作った泡に爆弾を包んで飛ばす特殊武器「デンジャーラップ」を考え出した。シャボン玉を飛ばしたり花火を打ち上げたりするのが好きで、いつも陽気にさわいでいるが、根は寂しがりや。スーパーシャボン液を積んだタンクのせいで、炎や冷気など、急激な温度変化に弱い。
水中系ステージに属するが化学薬品プラントの設定のため、従来の水中ステージとは浮力関係がいくつか異なる。
応募された際の名前は「シャボンマン」。
DWN.052 クラウドマン(Cloudman)
気象制御用のロボットをDr.ワイリーが戦闘用に改造。体に無重力装置が組み込まれている、シリーズ初の空中戦闘ロボットである。ホバークラフトの原理で浮いているらしい。降雨装置は外され、残された雷発生機は千個の電池(ロックマンの世界では電池一つの性能が高い)も充電できるパワーを持つ特殊武器「サンダーストライク」に強化された。非戦闘用装置が取り外されたため、軽くなった体を気に入っている。足がないためゲタが履けないのが悩みであり、乗っている雲を爆風で吹き飛ばされると地面で身動きできなくなってしまう。
ステージは気象実験施設なので、気象にまつわる仕掛けが用意されている。
応募された際の名前は「スモークマン」で、ロボットに対して有毒なガスを使って攻撃するという設定だった。PS版『ロックマン3』で隠しコマンドを入力すると、マグネットマンステージでこのステージのBGMが流れるようになる。
DWN.053 スプリングマン(Springman)
Dr.ワイリー製作のロボットで、約2000個のばねでボディが作られている。その為、体重が軽く、驚異的なジャンプ力を生む。しかし、逆にそれが災いして、階段の昇り降りが苦手で、自分の部屋からあまり出ないらしい。特殊武器の「ワイルドコイル」は自分のスプリングの一部を飛ばして攻撃する荒技。ジャンプ力を生かし、捕まえた敵を天井に叩きつける「デッドリードライバー」が必殺技。ばねの体で様々な攻撃を吸収して受け流すことが可能だが、斬撃などは受け流すことが出来ない。また、電気を浴びると体が電磁石になり、ロックマンを引き寄せる。
応募された際から名前は「スプリングマン」で、デザインもほぼそのままだったが、特殊武器はばねの腕を伸ばして攻撃する「スプリングパンチ」というものだった(こちらは戦闘時スプリングマンが使用する攻撃として採用された)。
『バトル&チェイス』では、体を重くするためのパーツを購入する資金を優勝賞金で確保しようとした。『バトル&チェイス』や『ロックマン&フォルテ』では、言葉がカタカナ表記で語尾を伸ばす口調となっている。
DWN.054 スラッシュマン(Slashman)
秘密基地建設のため森林伐採ロボットを戦闘用に改造したもの。『ロックマン&フォルテ』の説明によると、『ロックマンワールド5』に登場したスペースルーラーズのプルートがモデルになっている。恐竜ロボットの指揮を執る目的で造られたが、機動力を強化した結果、誰も彼の動きについてこれなくなった。小惑星破壊用カッターを小型化した「スラッシュクロー」と、相手を束縛する粘着弾が武器。野獣のようなワイルドな風貌と性格をしているが、野菜と果物が好物。ロボットなのに温度変化に弱く、寒くなると冬眠し、暑くなると脱水症状を起こしてしまう。
『ロックマン10 宇宙からの脅威!!』では、過去のシリーズに登場したボスロボットたちの能力をコピーしたボス「ウェポンアーカイブ」の『7』のボス代表として選ばれている。
応募された際の名前は「クローマン」で、特殊武器は「スライディングクローSliding Claw)」というものだった。
このキャラクターをデザインしたのは、漫画家の天野洋一(当時13歳)である。
DWN.055 シェードマン(Shademan)
遊園地に使われていたお化け屋敷のアトラクション用ロボットをDr.ワイリーが戦闘用に改造した。洗脳音波発生装置を付けて人間の心を操れるようにしたかったらしいが、配線ミスによって破壊音波「クラッシュノイズ」になった。その他にも吸血攻撃や石化光線を持つ。天井にぶら下がることと暗い場所が好き。逆にお化けや、蜘蛛のように跳ねるものは嫌い。歌は下手だが、ミュージシャンになる夢を持っており、現在はその猛特訓に励んでいる。
ステージ選択画面でシェードマンを倒していない状態で隠しコマンドを入力すると、ボス決定イントロBGMが変化し、『魔界村』のBGMでプレイできる。このステージは、ゾンビや幽霊型のロボットが満載の古城であり、背景・一部の敵キャラクターが『魔界村』と似たものとなっている。
DWN.056 ターボマン(Turboman)
ロボットのパーツを使い果たしたDr.ワイリーが、昔自分の乗っていた自動車を改造して造った。エネルギーはガソリンで、それを攻撃にも使うため、ひどく燃費が悪い。自動車に変形する能力を持つ。ただし変形システムが不完全で、超音波を浴びるとボディが損傷して誤作動を起こし、高圧電流を浴びると無敵の電気車となる。炎の弾を車輪状に並べて転がす「バーニングホイール」が特殊武器。趣味は自動車時代からついているカーステレオを最大ボリュームにしてかっ飛ばすこと。エアバッグも欲しがっている。
スピードはワイリーナンバーズで1、2を争い、クイックマンをスピード勝負で打ち負かしたこともあるが、自動車だけにデコボコ道や悪路は苦手。
応募された際の名前は「ダッシュマン」。

その他のボスキャラクター

フォルテ(OPステージ)
マッドグラインダー戦後に戦うことになる。オープニングステージでは、顔見せ程度の登場で、「フォルテに一定以上ダメージを与える」、「ロックマンのライフが一定以下になる」、「一定時間フォルテの攻撃を回避し続ける」、のいずれかで戦闘は終了する。3つの選択肢で戦闘終了後の台詞や演出が多少異なるが、ストーリーには影響しない。
マッシュ(Mash)
博物館ステージのボス。ガッツマンを強奪しに来たDr.ワイリーが逃げる時間稼ぎをする。大きく頑丈なボディ、それでいて高い機動力を備えたロボット。しかし設計ミスで、頭がボディと接合されておらず、着地のたびに首が回転しており、少しでも衝撃を受けると取れてしまう。弱点は頭のみで、頭以外を攻撃しても全く効かない。
フォルテ(ワイリーステージ1)
ワイリーステージ1で登場する中ボス。ライト研究所から奪った設計図でパワーアップしており、バスターを連射してくるほか、チャージショットも使うようになっている。今回はオープニングステージと違って倒さないと先へ進めない。
ガッツマンG(Gutsman G)
ワイリーステージ1のボス。ワイリーが博物館から奪ったガッツマンを改造したもの。パワーに重点を置かれ、より強靭なアームを装備したが、ジェネレーターの重量が増加したために動けなくなり、脚部をキャタピラに変更した。巨大な岩を落としたり、アームでロックマンを捉えて天井へ投げ飛ばす。マッシュ同様、弱点は頭のみで、頭以外を攻撃しても全く効かない。
更に天井が低くなるので戦闘が長引くと苦戦を強いられる。
スーパーフォルテ(Super Forte)
ワイリーステージ2で登場する中ボス。ワイリーステージ1よりさらにパワーアップしており、ゴスペルと合体したスーパーフォルテへの変身が可能となっている。スーパーロックマンより飛行能力に優れており、ロケットバスターの他、通常のチャージバスターも使用してくる。
ガメライザー(Gameriser)
ワイリーステージ2のボス。物資輸送用のVTOLを戦闘用に改造したカメ型メカ。腹部の格納庫には様々な動作パターンを持った子ガメ型ロボット「スポタロ」が内蔵されている。殆どの武器を受け付けず、弱点の頭部を露出している時間も短い。
ハンニャNED2(Hannya NED2
ワイリーステージ3のボス。氷河に埋まっていたところをワイリーに助けられ、その恩のためにワイリーの配下となった侍型機動メカ。ミサイル、爆弾、レーザーなど、高い火力を内蔵している。戦闘は無限に続く平坦な強制スクロールのフィールドで行われ、追われながら戦うことになる。
ワイリーマシーン7号(Wily Machine 7)
最終ステージのボス。ワイリーマシーン3号の設計思想を元に、より攻撃力や機動力をパワーアップした、対ロックマン戦用兵器。また、2体のドクロ型小型ロボットであるスカル・トンを従え、コンビネーション攻撃を仕掛けてくる。弱点はDr.ワイリー。
本体が破壊されても、脱出装置として偏光マントを装備したワイリーカプセルが起動する。脱出装置ながら、炎、氷、雷の光弾を撃ったり真下に電撃を落としたりとかなりの攻撃力を備えている。こちらは本体と違い、どこを攻撃してもダメージを与えられる。

ザコキャラクター

シロクマシーンGTV(Shiroku Machine GTV)
ワイリーが北極圏に基地を建設する際に見たシロクマに感動し、急遽開発中だった型ロボットをシロクマ型に作り直したもの。氷の塊を精製し、前方に飛ばすほか、洞窟内では吠え声をあげてつららを落とす攻撃もする。
アストロゾンビーグ(Astro Zombieg)
ガラクタを寄せ集めて作られたゾンビ型ロボット。棺桶の形をしたロボット製造機にパーツを入れれば自動的に組み上げられるが、パーツ同士の規格が一致しないため、少しの衝撃で壊れてしまう。
ラッガー
マッドグラインダーの耐衝撃実験用に作られたロボット。普段はステージ上に置いてある甲冑になりすましているが、近づくと正体を現し、頭部のアイスラッガーを投げつけてくる。
ターボローダー(Turbo Roader)
一輪トラックのような姿をしたロボット。世界中の道路を制覇する野望を持つ根っからの走り屋でもある。普段はクイックターンを繰り返しているが、ロックマンに気づくと勢いよく突進してくる。
トリプロペラン(Tripeopellane)
プロペラ動力で飛行する空中砲台。空中を自由自在に移動させるというアイデアによって作られたが、重量の問題により、同じ場所を上下移動することしか出来なくなってしまった。3方向に弾を撃つほか、真下に来ると爆雷を落としてくる。
ブンビータンク(Bunby Tank)
ブンビーヘリに胴体を取り付け、長期戦に耐えうるように耐久力を向上させたもの。胴体を破壊すると頭部を分離してブンビートップとなる。
プロペライド(Properride)
ブンビートップを運搬用に改造したもの。普段は足場として使うが、ゴミの塊が載っているときはその場に止まり、一定感覚で左右にショット攻撃をしてくる。
ダストクラッシャー(Dust Crusher)
元々はコルホーズで畑を耕すための農作業用ロボット。しかしコンピューター真空管製なのですぐに暴走を起こしてしまう。普段はごみ溜めの中を泳いでいるが、時々潜望鏡で覗き、ロックマンに飛びかかろうとしてくる。『ロックマン4』にも同名の特殊武器が存在する。
ゴッキローチ S(Gorkirochi S)
ワイリーが受刑中に観察していたゴキブリを元に作ったロボット。ゴキブリの憎たらしい特徴が忠実に再現されている。ゴミで作った巣の中に隠れていることもある。
CFN-24(シーエフエヌ24)
特殊な爆薬でコーティングされた泡に包まれたロボット。近くで倒すと爆風に巻き込まれる。
ペタフォース(Peta Force)
ペターキーを大型化したロボット。崖に到達すると引き返すようになった。
フリクス砲(Frix Cannon)
連射機能を持った固定砲台。しかしパワー不足により、勢いがつかず遠くまで発射できず、弾が途中で落下してしまう。

  1. ^ 月刊ゲームウォーカー no.6. KADOKAWA. (1995年4月1日). p. 117 






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