ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン
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大学関係者
これまでに、42人の大学関係者がノーベル賞を受賞している。
ノーベル文学賞
- トーマス・マン(1929年受賞、元学生)
ノーベル物理学賞
- ラインハルト・ゲンツェル (2020年受賞、1988年から名誉教授)
- テオドール・ヘンシュ (2005年受賞、1986年から教授)
- ゲルト・ビーニッヒ(1986年受賞、1987年から名誉教授、IBM物理グループのディレクター(1987年から1995年))
- ハンス・ベーテ(1967年受賞、博士号)
- ヴォルフガングパウリ(1945年受賞、博士号)
- ヴェルナー・ハイゼンベルク(1932年受賞、博士号)
- グスタフ・ヘルツ(1926年、学生1907-1908)
- ヨハネス・スターク(1919年、博士号)
- マックス・プランク(物理学者。ミュンヘン大学で博士号を取得。)
- マックス・フォン・ラウエ(物理学者。1901-02年ミュンヘン大学学生、1909年私講師、名誉博士号)
- ウィルヘルムウィーン(1911年受賞、1920年から物理学教授)
- ヴィルヘルム・コンラッド・レントゲン(1901年受賞、1900年から教授長)
ノーベル医学生理学賞
- ギュンター・ブロベル(1999年受賞、ミュンヘン大学で医学を学んだ)
- バート・サクマン(1991年受賞、医学助手1968、MD 1974 )
- カール・フォン・フリッシュ(1973年受賞、学生、1910年から助手、1925年から教授)
- Feodor Lynen(1964年受賞、1930年からの学生、1937年3月博士、1947年からの教授)
- ハンス・アドルフ・クレブス(1953年、1921年、1923年)
- オットー・ロエウィ(1936年受賞、学生)
- ハンス・シュペマン(1935年受賞、1893-1894年ミュンヘン大学で臨床研修)
ノーベル化学賞
- ゲルハルト・エルトル(2007年受賞、学生1958-1959、教授1973-1986)
- Hartmut Michel(1988年受賞、学生ラボ作業1972/73年)
- エルンスト・オットー・フィッシャー(1973年受賞、1957-1959年教授、1972年名誉博士号)
- オットー・ハーン(1944年受賞、博士課程の学生)
- アドルフ・ブーテナント(1939年受賞、教授)
- リヒャルト・クーン(1938年受賞、博士号)
- ピーター・デバイ(1936受賞、博士号)
- ハンス・フィッシャー(1930年受賞、MD 1908)
- ハインリッヒヴィーラント(1927年受賞、PhD)
- リチャード・アドルフ・ジグモンディ(1925年受賞、教授)
- リチャード・ウィルスタッター(1915年受賞、卒業および博士号)
- エデュアルド・ブフナー(1907年受賞、博士号および教授)
- アドルフ・フォン・バイヤー(1905年受賞、教授)
- ヘルマン・エミル・フィッシャー(1902年受賞、教授1875-1881)
政治家
- コンラート・アデナウアー(西ドイツの初代連邦首相(1949年から1963年)。ミュンヘン大学で学んでいる)
- テオドール・ホイス(西ドイツの初代連邦大統領(1949年から1959年))
- グスタフ・ハイネマン(政治家。第3代連邦大統領(1969年から1974年))
- カール・カルステンス(第5代連邦大統領。その前にはドイツ連邦議会議長(1976年から1979年)を務めた)
- ローマン・ヘルツォーク(法学者・政治家。元ドイツ連邦憲法裁判所長官(1987から1994年)、第7代連邦大統領(1994年から1999年))
その他
- マックス・ヴェーバー(社会学者。ミュンヘン大学の教授であった。)
- ハンス・ショル(白バラ抵抗運動のメンバーの一人。非暴力によってナチス・ドイツに抵抗した)
- ゾフィー・ショル(白バラ抵抗運動のメンバーの一人。非暴力によってナチス・ドイツに抵抗した。ハンス・ショルの妹)
- シュテファン・ヴィリッヒ - シャリテー教授、医師、ワールド・ドクターズ・オーケストラの創設者、指揮者
- ジョン・パイパー(アメリカ合衆国改革派の牧師)
- ゲルハルト・フィッシャー(西ドイツの外交官。インドにおけるハンセン病患者支援活動でガンディー平和賞を受賞した)
- エフゲニー・パシュカーニス(ソヴィエト連邦の法学者。マルクス主義者でソ連憲法起草者の一人)
日本関係者
日本人留学生も少なくなく、ミュンヘン大学博士号取得者の中で、過去現在日本で活躍している人文社会科学思想理科系の学者としては、
- 福田徳三(新歴史学派経済学)
- 坂口ふみ(中世思想研究)
- クラウス・リーゼンフーバー(中世思想研究、哲学)
- 大橋良介(哲学)
- 大貫隆(聖書神学)
- 山口一郎(現象学)
- 山脇直司(社会思想史、公共哲学)
- 関根清三(宗教学、倫理学)
- 加藤守通(西洋教育史)
- 奥田潔(獣医学)
- 菊地重仁(ヨーロッパ初期中世史)
などが挙げられる。
- ^ “Innenstadt- und HighTechCampus - LMU München” (ドイツ語). www.uni-muenchen.de. 2019年8月20日閲覧。
- ^ “MoveON - Austauschmöglichkeiten weltweit”. lmu.moveon4.de. 2019年8月20日閲覧。
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