リチャード・ドレイファス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 18:23 UTC 版)
リチャード・ドレイファス[1] Richard Dreyfuss | |||||||||||||||||||||
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2021年12月 | |||||||||||||||||||||
本名 | Richard Stephen Dreyfus | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 1947年10月29日(76歳) | ||||||||||||||||||||
出生地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク | ||||||||||||||||||||
民族 | ユダヤ系アメリカ人 | ||||||||||||||||||||
ジャンル | 俳優 | ||||||||||||||||||||
活動期間 | 1964年 - | ||||||||||||||||||||
配偶者 |
Jeramie Rain(1983年 - 1995年) Janelle Lacey(1999年 - 2005年) Svetlana Erokhin(2006年 - ) | ||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||
『アメリカン・グラフィティ』 『ジョーズ』 『未知との遭遇』 『グッバイガール』 『スタンド・バイ・ミー』 『張り込み』シリーズ 『オールウェイズ』 『陽のあたる教室』 | |||||||||||||||||||||
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経歴
ニューヨーク・ブルックリンにてロシア系ユダヤ人の家庭[4][5]に生まれる。兄のローリンも俳優。一家は、ドレフュス事件のアルフレド・ドレフュスの末裔(あるいは親戚)との言い伝えがあるが[6]、異説もある[7]。9歳のとき、家族と共にロサンゼルスに移り住む。
大戦後の1940年代後半生まれのハリウッド主演男優たちの中ではデビューは比較的早く、1960年代半ばの10代の頃からテレビに出演し始めた。大学に入学したものの1年で中退し、舞台にも立つようになった。やがてそこで名声を得、1967年、20歳の時に映画デビュー。同年のダスティン・ホフマンの『卒業』や往年の大女優スーザン・ヘイワード主演の映画『哀愁の花びら』に端役で出演している。また、往年の人気ドラマ『ベン・ケーシー』『奥さまは魔女』にも出演している。
1972年3月17日、舞台『君が人生の時』(ウィリアム・サローヤン作、エドウィン・シェリン演出)でヘンリー・フォンダ、ジェーン・アレクサンダーらと共演した。
1973年、『デリンジャー』にベビーフェイス・ネルソン役として出演。また同年、ジョージ・ルーカス監督の『アメリカン・グラフィティ』の主人公カートを演じ、映画俳優として脚光を浴び始め、1975年にはスティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』に出演し、本作が全世界歴代興行成績一位を記録したことにより、スターの仲間入りを果たす。
1977年公開の『グッバイガール』で第50回アカデミー賞主演男優賞を受賞。30歳156日での受賞は、当時としては史上最年少の記録となった(2002年にエイドリアン・ブロディの28歳343日に最年少記録を更新される)。同年には再びスピルバーグとタッグを組み、『未知との遭遇』にも出演。スターの座を確たるものにしたかに見えたが、ドラッグ依存に陥り、その後のキャリアは低迷した。80年代末ころから復活し、役者として円熟期に入った。
私生活
これまで3回の結婚を経験し、3人の子供がいる。そのうち息子(長男)のベンはジャーナリスト、俳優として活動している。
- ^ a b 当記事の人物の場合、Dreyfuss (Dreyfus) の発音は /ˈdraɪfəs/ であり、日本語表記はリチャード・ドライファス、フルネームではリチャード・スティーヴン・ドライファスとするほうが近いが、あまり一般的ではなく、「ドレイファス」の表記が慣用化している。“Say How: A, B, C, D”. National Library Service for the Blind and Physically Handicapped. アメリカ議会図書館 (2012年8月). 2013年11月14日閲覧。
- ^ Usborne, David (2009年1月31日). “Richard Dreyfuss: Out of the wreckage”. The Independent (London) 2009年1月31日閲覧。
- ^ “Richard Dreyfuss - Biography” (英語). IMDb. 2012年4月7日閲覧。
- ^ Jacobs, Andrea. "Richard Dreyfuss at middle age: A rebellious Jew finds his own wisdom"[リンク切れ]. The Jewish Advocate. March 1995.
- ^ Academy Award Winning Actor Richard Dreyfuss Speaks at BHCC. PR Newswire.
- ^ Washington Post, January 22, 1978
- ^ New York Times, October 24, 2006
- ^ “未知との遭遇”. ソニー・ピクチャーズ公式. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “スタンド・バイ・ミー”. ソニー・ピクチャーズ公式. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “FAIL SAFE 未知への飛行”. ワーナー公式. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “ポセイドン”. ワーナー公式. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “ピラニア3D”. ふきカエル大作戦!!. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “スコッターズ 〜不法占拠者〜”. ソニー・ピクチャーズ公式. 2021年6月19日閲覧。
- ^ ふきカエルインタビュー 樋浦勉さん(2016年8月16日)
- ^ 片渕須直×細馬宏通トークセッション 「この世界の片隅に」の、そのまた片隅に(前編)- 前田隆弘(2017年2月27日)
- ^ “日曜洋画劇場 アフレコの現場から(2009/12/13放送 「ホステージ」) (2013年5月2日時点でのアーカイブ)”. テレビ朝日. 2021年2月7日閲覧。
- 1 リチャード・ドレイファスとは
- 2 リチャード・ドレイファスの概要
- 3 主な出演作品
- 4 日本語吹き替え
固有名詞の分類
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