リジェ・JS5 リジェ・JS5の概要

リジェ・JS5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 09:28 UTC 版)

リジェ・JS5
イタリアGPにてJS5(インダクションポッド規制後)をドライブする
ジャック・ラフィット
カテゴリー F1
コンストラクター リジェ
デザイナー ジェラール・ドゥカルージュ
ミッシェル・ポイジョン
ポール・カリロ
後継 リジェ・JS7
主要諸元
シャシー アルミニウムモノコック
エンジン マトラ MS73, 3.0リッター, 490馬力, 11,500rpm V12, ミッドエンジン, 縦置き
トランスミッション ヒューランド TL 2-200 5速
重量 605kg
燃料 シェル
タイヤ グッドイヤー
主要成績
チーム リジェ ジタン
ドライバー ジャック・ラフィット
初戦 1976年ブラジルグランプリ
出走優勝表彰台ポールFラップ
160310
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概要

背景

この年からF1に参戦したギ・リジェはチームポリシーとして『オールフランス』を標榜し、フランスのマトラ製V12エンジンを搭載して、多くのフランススポンサーからの潤沢な資金でシーズンを戦った。

1976年シーズン

画像外部リンク
アメリカ西GPまで使われた巨大なインダクションポッド

ジャック・ラフィットがドライブするJS5は巨大なインダクションポッドを備え、「ティーポット」と揶揄された。その「ティーポット」部の左右側面にはメインスポンサーであるジタンたばこの商標「踊る貴婦人」のシルエットが大きく描かれていた。第4戦スペインGP以降、その大きすぎるインダクションが危険であると判断され、即時に効力を発するレギュレーション改正により車高制限が設けられてしまった。このため巨大なインダクションポッドは姿を消し、コンベンショナルな形状に変えられた。

この特異な形状が取り沙汰されたものの、速さは十分備えており、イタリアGPでチーム初のポールポジションを獲得。ベルギーGP、イタリアGPで3位、オーストリアGPで2位に入賞する。シーズンでの総獲得ポイントは20で、デビューイヤーながらコンストラクターズランキング5位となった。

F1における全成績

(key) (太字ポールポジション

シャシー エンジン タイヤ No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ポイント 順位
1976年 JS5 マトラ MS73
3.0 V12
G BRA
RSA
USW
ESP
BEL
MON
SWE
FRA
GBR
GER
AUT
NED
ITA
CAN
USE
JPN
20 5
26 ジャック・ラフィット Ret Ret 4 12 3 12 4 14 Ret Ret 2 Ret 3 Ret Ret 7

参照




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