ヤムチャ ヤムチャの戦闘力

ヤムチャ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/12 13:11 UTC 版)

ヤムチャの戦闘力

作中や書籍などで明らかにされているヤムチャの戦闘力は以下の2つ。

サイヤ人襲来前:177[17][注 8]
ブルマの計測したスカウターの数値より。
サイヤ人戦:1480[18][19][20][21]
仲間と共に神様の下で修行し戦闘力が上昇。

元々盗賊として常人以上の武術の心得はあったが、悟空との出会いの後から正式に武術を学ぶこととし、亀仙人、カリン、神様の下での修行をこなし、ベジータらの襲来の戦いで命を落としてからも、あの世で界王に師事するなどしている。復活後も人造人間戦に向けて3年間の修行を積み、この時アニメではベジータの目を盗んで300倍の重力室に挑戦するなどしており、地球人としてはトップレベルの実力を持っている。このため人造人間19号と20号も、地球人を遥かに超えたエネルギー値を持つヤムチャをサーチシステムで捕らえた際には、超サイヤ人に関するデータを持たなかったこともあり「いきなり見つかった…ソン・ゴクウだ」と誤認している。とはいえ、新たに登場する強敵たちに伴い悟空らサイヤ人やピッコロが強さを増していったことで、悟空らとは戦闘力に絶対的な差が開いてしまい、人造人間20号に重傷を負わされ回復して以降は戦闘に参加することを望まずサポートに徹し、その後セルジュニアとの不可避の望まぬ戦闘を最後[注 9]に、魔人ブウ編の頃には武道家を引退している。

アニメではオリジナルの戦闘描写が追加されており、あの世で界王の下での修行中にはギニュー特戦隊のリクームと戦闘し勝利している。またセルジュニアにも結果は原作と同じく瀕死まで追い詰められるも、序盤は何とか必死に応戦するなどもしてみせ、悟飯がセルとかめはめ波を撃ち合っている際にはピッコロ、クリリン、天津飯らと共に援護攻撃もしている。アニメの魔人ブウ編では、ブウにお菓子にされて食べられた後、界王により悟空たちが敗れた時に備えての予備戦力となればと、あの世でクリリンと共に大界王の下で修業することになる。この際はオリブーなどの、あの世の手練れの武闘家たちを圧倒できるまでに戦闘力を上げていた。後に、あの世に襲来した魔人ブウ(純粋)に、パイクーハンやクリリンと共に挑むも敵わなかった。

原作者の鳥山明がストーリーを手掛けた漫画版『ドラゴンボール超』の「銀河パトロール囚人編」では久々に戦線に復帰。悟飯らと共に臨時の銀河パトロール隊員として戦い、モロに力を分け与えられパワーアップした囚人たち複数人を同時に相手にしながらも勝利してみせた。その際には「これでも地球人の中では3本の指に入る実力なんだぜ」と発言している。


注釈

  1. ^ これを聞いたプーアルは「“天下を取る”とか“大金をもらう”とか願った方が良いのでは」と進言したが、ヤムチャは天下には興味がなく、盗めば手に入る金よりあがり症の克服を優先した。
  2. ^ この時の歯は差し歯にしている[8]
  3. ^ 本人いわく「オレはロリコンじゃない」
  4. ^ アニメではピッコロ大魔王の部下のタンバリンの襲撃を受けるが、助かっている。
  5. ^ アニメでは生き返った先がカプセルコーポレーションの裏にある池であったため、ずぶ濡れになってしまったシーンがある。
  6. ^ 後に悟天も参加した。
  7. ^ 初使用の際に舞台袖で観戦していたジャッキー・チュン(亀仙人)が驚いている
  8. ^ アニメでは計測されず。
  9. ^ アニメではピッコロたちと共に悟飯の援護を行い、ベジータにやる気を取り戻すきっかけを与えた。

出典

  1. ^ a b c d e f 超EGC 2009, pp. 22, 「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 9 ヤムチャ」
  2. ^ a b c d 後藤広喜(編)「永久保存版!! JUMPオールキャラクター総勢148名!! 名鑑」『週刊少年ジャンプ』1986年37号、集英社、1986年8月25日、11頁、雑誌 29934-8/25。 
  3. ^ a b c d 冒険SPECIAL 1987, pp. 29, 「DRAGONBALL 徹底全激闘史 男の履歴書」
  4. ^ 鳥山明「其之十二 亀仙人をたずねて」『DRAGON BALL 第2巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年1月15日、ISBN 4-08-851832-2、18頁。
  5. ^ 大全集2巻 1995, pp. 129, 「PERSONAL HISTORY」
  6. ^ a b 天下一伝説 2004, pp. 148, 「「天下一声優陣 其之二 ヤムチャ役 古谷徹」
  7. ^ FOREVER 2004, pp. 158, 「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」
  8. ^ 超EGS 2009, pp. 94, 「おまけコーナー ヤムチャ&ウーロンのDRAGON BALLでCHOTTO ASOBO!」
  9. ^ 鳥山明「其之百七十四 ヤムチャ対シェン」『DRAGON BALL 第15巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1988年12月15日、ISBN 4-08-851612-5、89・91頁。
  10. ^ a b c d 鳥山明「其之百七十五 シェン」『DRAGON BALL 第15巻』93-105頁。
  11. ^ 超全集1巻 2013, pp. 28, 「鳥山明に聞いてみた! 2013 CHARACTER編」
  12. ^ 後藤広喜(編)「わくわくBIRD LAND キャラクター人気投票-おもしろ番外編!!」『週刊少年ジャンプ 鳥山明 THE WORLD アニメ・スペシャル』、集英社、1990年10月10日、107頁、雑誌29939-10/10。 
  13. ^ 堀江信彦(編)「祝! みんなのおかげで10周年! 連載500回突破記念 ドラゴンボール人気キャラ投票結果発表!」『週刊少年ジャンプ』1995年5・6号、集英社、1995年1月23日、38頁、雑誌29934-1/23。 
  14. ^ 鳥山明、とよたろう『ドラゴンボール超』 第6巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2018年6月9日、144頁。ISBN 978-4-08-881501-5 
  15. ^ a b c 冒険SPECIAL 1987, pp. 28–29, 「DRAGONBALL 徹底全激闘史 必殺技模範技」
  16. ^ a b 超EGC 2009, pp. 84, 「第3章 バトルテクニックファイル 体術技」
  17. ^ 鳥山明「其之二百九 それぞれの1年間」『DRAGON BALL 第18巻』67頁。
  18. ^ 後藤広喜(編)「創刊21周年記念奇蹟イベント2 究極戦士大集合!!カード」『週刊少年ジャンプ』1989年31号、集英社、1989年7月17日、6-8頁、雑誌29933-7/17。 
  19. ^ 大全集7巻 1996, pp. 83, 「孫悟空戦闘力成長の軌跡」
  20. ^ 超EGS 2009, pp. 64, 「エキサイティングコラム3 孫悟空の戦闘力解析」
  21. ^ 超史集 2016, pp. 52, 「DRAGON BALL SECRET FILE 週刊少年ジャンプ なつかしの特集ページ」
  22. ^ 冒険SPECIAL 1987, pp. 137, 「DRAGON BALL誕生秘話」
  23. ^ 大全集2巻 1995, pp. 262, 「鳥山明的超会見」
  24. ^ 冒険SPECIAL 1987, pp. 139, 「鳥山先生に完全密着取材Q&A!!なるほど!?ザ・ドラゴンボール」
  25. ^ FOREVER 2004, pp. 152, 「鳥山先生に聞いちゃいました! DBキャラ編」
  26. ^ a b c d e f g h 鳥山明も絶賛!ヤムチャが主役の公式外伝、誕生秘話を集英社に聞いたBuzzFeed Japan、2017年1月28日。
  27. ^ a b c d e f 『DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2017年11月2日。ISBN 978-4-08-881261-8
  28. ^ a b c 古谷徹「第三章 「人生にムダな経験なんてひとつもない---究極のヒーロー・星矢と、飾らない良さのヤムチャ」」『ヒーローの声 飛雄馬とアムロと僕の声優人生』角川書店、2009年7月25日、ISBN 978-4-04-715275-5、95-98頁。
  29. ^ a b 渡辺彰則編 「SUPER VOICE TALKS 声優スペシャル座談会」『ドラゴンボール大全集 補巻』集英社、1996年8月18日、ISBN 4-08-102019-1、111-112頁。
  30. ^ 天下一伝説 2004, pp. 149, 「「天下一声優陣 其之二 ヤムチャ役 古谷徹」






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