フレイスの炎砦 マジカル・ウォーフェア

フレイスの炎砦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/21 04:20 UTC 版)

マジカル・ウォーフェア

『フレイスの炎砦』はナイトウィザードセブン=フォートレスのいくつかのリプレイをつなぐ大河物語「マジカル・ウォーフェア」の一編でもある。なお、マジカル・ウォーフェアの時間軸としては200X年4月から5月の物語となる。

今作ではベール=ゼファーはディングレイとの友情のためにその復活の手助けをしたとされているが、実際はそれだけではない。マジカル・ウォーフェアにおいてベール=ゼファーはアスモデートやルー=サイファーなどの他の「悪徳の七王」たちとライバル関係にあり、先手を打つためにディングレイを復活させファー・ジ・アースを壊滅させようとしたのである。また、アスモデートはディングレイと「どちらか先に地球を滅ぼせるか」の賭けをしていたという過去があり、ディングレイの手番であったこの時期(200X年4月から5月)はディングレイの動きを静観していたようだ。しかしディングレイがポーリィのスヴェルヴェン=クレアにより浄化され、直近の復活は叶わなくなったことからアスモデートの手番となり、『紅き月の巫女』における彼の計画が本格的に始動し出すことになる。

ちなみに、『フレイスの炎砦』第6話で『紅き月の巫女』第2話の出来事が描かれており、時間軸としては全く同時期という事が分かる。

脚注

作品一覧

関連項目


  1. ^ リプレイ『フレイスの炎砦』がナイトウィザードに与えた影響の中で最も大きいものが、『ナイトウィザード』で低レベルでも魔王が倒せるようになったことである。今作においてGMの菊池たけしが「地球ではどんな凶悪な魔王でも世界結界があるために真の力を出し切れない。だから世界結界が壊される前ならば低レベルウィザードでも魔王の陰謀を止めることができる」という設定をアドリブで加えたことが、後の『ナイトウィザード』のシナリオで魔王を出しやすくし、マジカル・ウォーフェアという舞台を作り出すに至った。
  2. ^ 今作は『星を継ぐ者』のエンディングシーンの翌日から始まっている。
  3. ^ 生死判定を行った回数は数え切れない。ゲームバランス的には最後まで生き残っていたのは奇跡に近く、ここで倒れていたならば後の柊サーガはなかっただろう。
  4. ^ リーンの闇砦』『フォーラの森砦』でもキーアイテムとなった短剣である。
  5. ^ ただし、「『星の巫女』を守護する戦士」の設定は、『ナイトウィザード』の現行ルールである『The 2nd Edirion』では全く触れられていない。
  6. ^ 死の間際に、実は両想いだったことが判明する。
  7. ^ みかきみかこが描いた『フレイスの炎砦』連載前予告漫画には柱の騎士や紅き巫女は描かれているが、『ナイトウィザード』を想起させるものは一切描かれていない。
  8. ^ 『宝玉の七勇者』におけるジーンのプレイヤーは柊蓮司のプレイヤーである矢野俊策である。
  9. ^ ザーフィなりの心理攻撃のつもりだったらしい。この時にロンギヌスリーダーへの愛の告白まで一緒に行っている。事実、これにより彼女は激しく動揺して隙が出来てしまい、PCたちは窮地を脱出できた。のちにロンギヌスリーダーの立場を捨て、ラース=フェリアに帰還したザーフィを追って来た彼女がパーティにもたらしたあるアイテムが、重要な役割を果たす事になる。
  10. ^ ラグシア新皇国自体はフォーラ地方に属するが、ラグシア皇家は十六王紀時代のフレイス地方のエクサージュ王家の分家に当たる。その関係で本来はフレイスの騎士団である灼熱騎士団を率いていた。
  11. ^ 『ナイトウィザード ソースブック ロンギヌス』、135頁。ISBN 4-7577-2231-1 


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