フランシス・ウォルシンガム 栄典

フランシス・ウォルシンガム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/03 08:01 UTC 版)

栄典

家族

一人娘のフランセス英語版と孫のロバート・デヴァルー(後の第3代エセックス伯

ロンドン市長ジョージ・バーン英語版の娘アンと最初の結婚をしたが、彼女との間に子供は無かった。その後ヘンリー・セント・ベーベの娘ウルスラ英語版と再婚し[1]、彼女との間に一人娘のフランセス英語版を儲けた[34]

フランセスは1583年フィリップ・シドニーと最初の結婚をしたが、まもなく死別した。1587年に女王の寵臣の第2代エセックス伯ロバート・デヴァルーと再婚したが、エセックス伯は1601年に処刑されたため、再び死別。同年、第4代クランリカード伯爵リチャード・バーク英語版と3度目の結婚をするに至った[25]

彼女は最初の夫のフィリップ・シドニーとの間に長女・エリザベス、2番目の夫の第2代エセックス伯との間に長男・第3代エセックス伯ロバート・デヴァルー、3番目の夫の第4代クランリカード伯爵との間に次男・初代クランリカード侯爵ウリック・バーク英語版を儲けている[25][35][36]

ウォルシンガムを演じた人物

脚注

参考文献

関連項目


注釈

  1. ^ スコットランド女王メアリーは1567年に夫ダーンリー卿を殺害した容疑でプロテスタント貴族たちによってスコットランド王位を追われた。1568年にイングランドへ亡命し、スコットランド王位を取り戻すための助力をエリザベスに要請したが、拒否され、以降イングランド国内で緩やかな軟禁状態に置かれていた[3]

出典

  1. ^ a b c d e f g h "Walsingham, Francis (WLSN548F)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
  2. ^ a b c ヒバート(1998) 上巻 p.225
  3. ^ 青木(2000) p.91-94
  4. ^ 石井(2009) p.366
  5. ^ a b 青木(2000) p.104
  6. ^ 石井(2009) p.376
  7. ^ 青木(2000) p.111
  8. ^ 青木(2000) p.112
  9. ^ a b 石井(2009) p.383
  10. ^ a b ヒバート(1998) 上巻 p.226
  11. ^ 今井(1990) p.106-107
  12. ^ 青木(2000) p.100-102
  13. ^ 青木(2000) p.132
  14. ^ 石井(2009) p.384
  15. ^ a b 石井(2009) p.420-421
  16. ^ 青木(2000) p.132-133
  17. ^ 青木(2000) p.135-139
  18. ^ 塚田(1996) p.33/40-41/43
  19. ^ 今井(1990) p.72
  20. ^ 青木(2000) p.141
  21. ^ トレヴェリアン(1974) p.83
  22. ^ トレヴェリアン(1974) p.83-84
  23. ^ 石井(2009) p.455
  24. ^ 石井(2009) p.452
  25. ^ a b c 石井(2009) p.467
  26. ^ 石井(2009) p.486-487/500
  27. ^ 塚田(1996) p.60
  28. ^ 石井(2009) p.487
  29. ^ トレヴェリアン(1974) p.83-84
  30. ^ トレヴェリアン(1974) p.84
  31. ^ 石井(2009) p.385-386
  32. ^ ヒバート(1998) 上巻 p.231
  33. ^ 石井(2009) p.386
  34. ^ Lundy, Darryl. “Sir Francis Walsingham” (英語). thepeerage.com. 2014年4月7日閲覧。
  35. ^ Lundy, Darryl. “Frances Walsingham” (英語). thepeerage.com. 2014年4月7日閲覧。
  36. ^ 石井(2009) p.432-433
  37. ^ IMDb. “Elizabeth (1998)” (英語). IMDb. 2014年4月4日閲覧。
  38. ^ IMDb. “Elizabeth I (2005)” (英語). IMDb. 2014年4月4日閲覧。





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