フランシス・ウォーカー (昆虫学者)とは? わかりやすく解説

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フランシス・ウォーカー (昆虫学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 08:01 UTC 版)

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フランシス・ウォーカー
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フランシス・ウォーカー(Francis Walker、1809年7月31日 - 1874年10月5日)はイギリスの昆虫学者である。多くの昆虫の種を記載したが、多くの既に記載された種に異名(シノニム)をつけたり、同一種に複数の名前をつけたりしたため、後半生は批判された。

略歴

ロンドンサウスゲートのアーノス・グローヴに住む、富裕なウォーカー家の一族である。父親のジョン・ウォーカーは王立協会王立園芸協会のフェローである。少年時代をスイスで育てられ、蝶の熱心な収集家となった。1834年に一年間、昆虫学雑誌、"Entomological Magazine" の編集を行い、1837年から1863年まで無給で、大英博物館(ロンドン自然史博物館)で働き、300以上の論文などを執筆した。友人の昆虫学者、ジョン・カーティスと1830年にフランスへ採集旅行するなど、イギリス各地、ラップランドドイツ、スイス、イタリアなどを旅した。昆虫学会のフェローに選ばれた。

ウォーカーの収集した標本はロンドン自然史博物館、オックスフォード大学のホープ研究室などに保存されている。

著作

  • Monographia Chalciditum. Hypolitus Balliére, 219, Regent Street, London, J. B. Balliére, 13, Rue d' École de Médecine, Paris, J. and G. Weigel, Leipsig (Leipzig, Germany)(1839)
  • Insecta Britannica Diptera 3 vols. London (1851–1856)

参考文献

  • Marcus William Robert de Vere Graham: Ambulator: Francis Walker, English Entomologist (1809–1874), Entomologist's Gazette, Band 30, 1979, S. 7–20.



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