ハマボウ 類似種

ハマボウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 09:51 UTC 版)

類似種

オオハマボウ H. tiliaceus L.
屋久島種子島以南の南西諸島、および小笠原諸島の海岸に生える。高さ4-12mに達する高木で、葉も10-15cmほどと大きい[4]
モンテンボク(テリハハマボウ、テリハノハマボウ) H. glaber (Matsum. ex Hatt.)Matsum. ex Nakai
小笠原諸島の固有種。高さ10m、時に15mに達する高木。別名に「テリハ(照葉)」とある通り、葉に光沢がある。海岸ではなく山の斜面に生える。花はやや小さい[4]
サキシマハマボウ Thespesia populnea (L. ) Sol ex Correa
別属だが、海岸性で黄色の花をつける点ではハマボウ等に似ている。琉球諸島から熱帯アジア一帯に分布する[4]

脚注

参考文献

  • 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、97頁。ISBN 978-4-416-61438-9 

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Hibiscus hamabo Siebold et Zucc. ハマボウ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月24日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Talipariti hamabo (Siebold et Zucc.) Fryxell ハマボウ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年3月24日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 97
  4. ^ a b c d e f 牧野富太郎, 2008. モンテンボク, オオハマボウ, ハマボウ, サキシマハマボウ, 新牧野日本植物図鑑, 437-439p. 北隆館 ISBN 9784832610002
  5. ^ a b c d e 中西弘樹「半マングローブ植物3種の分布と生態」『日本生態学会誌』第35巻第1号、日本生態学会、1985年、85-92頁、doi:10.18960/seitai.35.1_85ISSN 0021-5007NAID 110001881757 
  6. ^ a b c d e f g 鹿児島の自然を記録する会, 2002. ハマボウ, 「川の生きもの図鑑」66p, 南方新社 ISBN 493137669X
  7. ^ a b 島根県環境生活部自然環境課, 2013. 改訂しまねレッドデータブック2013 植物編 -島根県の絶滅のおそれのある野生植物-, 維管束植物 絶滅危惧I類, 56p.2014.1.8閲覧
  8. ^ a b c 中西弘樹「ハマボウの保全の歴史と現状(保全情報)」『保全生態学研究』第15巻第1号、日本生態学会、2010年、153-158頁、doi:10.18960/hozen.15.1_153ISSN 1342-4327NAID 110007618303 
  9. ^ 中西弘樹, 2012. <特集>海岸植物の保全 ハマユウとハマボウを例にして, NPO法人OWS 会報「季刊エブオブ」No.45. 2014.1.8閲覧 [リンク切れ]
  10. ^ a b [1]. 2014.1.8閲覧
  11. ^ 大阪府 環境農林水産部 みどり・都市環境室みどり推進課 自然環境グループ. 大阪府レッドリスト(3)107p. 2014.1.8閲覧
  12. ^ 千葉県環境生活部自然保護課, 2009. 千葉県レッドデータブック -植物・菌類編(2009年改訂版)-115p.2014.1.8閲覧
  13. ^ 神奈川県自然環境保全センター/神奈川県立生命の星・地球博物館 ハマボウ 神奈川県レッドデータブック2006 WEB版. 2014.1.8閲覧
  14. ^ 兵庫県農政環境部環境創造局自然環境課, 2010. ハマボウ, 兵庫県版レッドデータブック2010(植物・植物群落). 2014.1.8閲覧
  15. ^ 岡山県環境文化部 自然環境課, 2009. 岡山県版レッドデータブック2009, ラセンソウ、ハマボウ. 2014.1.8閲覧
  16. ^ 香川県環境森林部 みどり保全課, 2004. ハマボウ, 香川県レッドデータブック. 2014.1.8閲覧
  17. ^ 徳島県県民環境部環境総局環境首都課, 2001. 維管束植物285p. 徳島県版レッドデータブック(レッドリスト). 2014.1.8閲覧
  18. ^ 高知県林業振興・環境部環境共生課 高知県レッドリスト(植物編)2010年改訂版<カテゴリー別>23p. 2014.1.8閲覧
  19. ^ 愛知県環境部自然環境課, 2009. ハマボウ, 「レッドデータブックあいち2009」388p. 2014.1.8閲覧
  20. ^ 三重県環境森林部自然環境室 ハマボウ, 三重県レッドデータブック2005. 2014.1.8閲覧
  21. ^ 山口県野生生物保全対策検討委員会, 2002.ハマボウ, レッドデータブックやまぐち. 2014.1.8閲覧
  22. ^ 愛媛県自然保護課生物多様性係, 2003.ハマボウ, 愛媛県レッドデータブック. 2014.1.8閲覧
  23. ^ 福岡県自然環境課, 2011. ハマボウ, 福岡県レッドデータブック2011. 2014.1.8閲覧
  24. ^ 和歌山県環境生活部環境政策局環境生活総務課, 2012. 保全上重要なわかやまの自然-和歌山県レッドデータブック2012改訂版320p. 20141.8閲覧
  25. ^ 佐賀県くらし環境本部有明海再生・自然環境課, 2010. レッドデータブックさが2010. 20141.8閲覧
  26. ^ 長崎県環境部自然環境課, 2011. 長崎県レッドリスト(2011), 維管束植物(23.6.30修正版)19p. 20141.8閲覧
  27. ^ 大分県生活環境部生活環境企画課, 2011. ハマボウ, レッドデータブックおおいた2011. 2014.1.8閲覧
  28. ^ 宮崎県環境森林部自然環境課, 2007. 宮崎県版レッドリスト(2007年改訂版). 2014.1.8閲覧
  29. ^ 長崎県環境部自然保護課, 2013. 希少野生動植物種保存地地域の指定状況. 2014.1.8閲覧
  30. ^ 福岡県糸島市経営企画課, 2011.糸島市「市の木、市の花、シンボルカラー」が決まりました. 2014.2.12閲覧


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