ゼルダの伝説 スカイウォードソード ゼルダの伝説 スカイウォードソードの概要

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ゼルダの伝説 スカイウォードソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 00:58 UTC 版)

ゼルダの伝説シリーズ > ゼルダの伝説 スカイウォードソード
ゼルダの伝説 スカイウォードソード
The Legend of Zelda: Skyward Sword
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 Wii
Wii U
開発元 任天堂
モノリスソフト
発売元 任天堂
プロデューサー 青沼英二
ディレクター 藤林秀麿
プログラマー 岩脇敏夫
森田和明
音楽 若井淑
藤井志帆
横田真人
はまたけし
近藤浩治
美術 小林竜二
シリーズ ゼルダの伝説シリーズ
人数 1人
メディア Wii
12cm光ディスク
Wii U
ダウンロード
発売日 Wii
2011年11月18日
2011年11月20日
2011年11月23日
2011年11月24日
Wii U
2016年9月1日
2016年9月2日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE10+(10歳以上)
PEGI12
コンテンツ
アイコン
ESRB: Animated Blood, Comic Mischief, Fantasy Violence
PEGI: Violence
デバイス Wiiリモコン+Wiiモーションプラス(またはWiiリモコンプラス)+ヌンチャク
売上本数 36万本(2012年3月[1]
367万本[2]
テンプレートを表示

Wiiモーションプラス(Wiiリモコンプラス)を用いた直感的な操作を特徴とする本作は、ゲーム雑誌ファミ通』のクロスレビューで史上16作品目、ゼルダシリーズでは3回目となる40点満点を獲得。後に他機種でも発売された(#他機種版)。

ゲームシステム

ゼルダの伝説 風のタクト』のように今作を一度クリアすると、2周目として「辛口モード」という高難易度のゲームモードがプレイ出来るようになる。このモードでは『時のオカリナ3D』の裏ゼルダのように敵から受けるダメージが2倍になるなど、一部の仕様が変更されている。データ作成の際は1周目のデータに上書きされる形になるが、虫やお宝の一覧、入手した数、敵を倒した数等は引き継がれる。

本作ではセーブ方法が従来の作品と大きく変わり、フィールド上やダンジョン内に点在するモニュメントを利用して行うようになっている。再開時は最後にセーブしたモニュメントの前からのスタートとなる。また、フィールド上にあるモニュメントには1つ1つ名前が付いており、大空から大地に降り立つ際、利用したことのある任意のモニュメントの前に着陸することができる。

画面アスペクト比4:316:9に対応している[注 2]。16:9の時のみ、テキスト表示において漢字ふりがなが表示される。

世界および時代設定

本作の世界は、スカイロフトがある雲の上の世界「大空」と、フィローネ・オルディン・ラネールの3つの地域がある雲の下の世界「大地」に大別される。スカイロフトの人々の間では元来、雲の下には何もないと考えられていたが、ゼルダが雲の下へ落ちた事件以降、大地の存在が徐々に明らかになっていく。

先述の通り、本作はシリーズ中の時系列で最古の時代にあたる(それまで最古の時代とされてきたのは『ふしぎのぼうし』)。作中では、これまで詳しく語られなかった退魔の剣マスターソードと万能の力トライフォースの誕生の経緯や、ゼルダがなぜシリーズ中で「伝説」として扱われるようになったのかが描かれる[3]


注釈

  1. ^ 他に派生作品であるTPSゲーム『リンクのボウガントレーニング』がWiiで発売されている。
  2. ^ ただし4:3の場合は上下に黒帯ができ、ワイドテレビかつWiiの本体設定で4:3にして遊んでいる場合は正しい比率で反映されない為、テレビ側で画面サイズをノーマルに設定する必要がある。

出典

  1. ^ 2011年度 第72期(2012年3月期) 決算説明会資料” (PDF). 任天堂株式会社 (2012年4月27日). 2024年2月20日閲覧。
  2. ^ 『CESAゲーム白書〈2020〉(2020 CESA Games White Papers)』コンピュータエンターテインメント協会、2020年7月27日、[要ページ番号]頁。ISBN 978-4-902346-42-8 
  3. ^ 社長が訊く 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』第6回:濃密なシナリオと演出編”. 任天堂. 2024年2月20日閲覧。
  4. ^ a b E3: 宮本さん、「ゼルダ新作は制作中」とコメント”. N-Wii.net (2008年7月16日). 2024年2月20日閲覧。
  5. ^ 宮本茂氏からWii向け『ゼルダの伝説』最新作の話題も―任天堂ラウンドテーブル”. ファミ通.com (2009年6月3日). 2024年2月20日閲覧。
  6. ^ 任天堂、Wii「The Legend of Zelda: Skyward Sword」を発表 Wiiモーションプラス+ヌンチャクでプレイ。来年発売予定”. GAME Watch (2010年6月16日). 2024年2月20日閲覧。
  7. ^ 【任天堂ラウンドテーブルその2】『The Legend of Zelda:Skyward Sword』の開発秘話”. ファミ通.com (2010年6月17日). 2024年2月20日閲覧。
  8. ^ a b c d e f 青沼英二; 藤林秀麿; 小林竜二; 田中怜(インタビュアー:岩田聡)「社長が訊く 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』」『第1回:「Wii+モーションがもたらした新操作」篇 1. 大きな回り道から』、任天堂、2011年10月18日https://www.nintendo.co.jp/wii/interview/souj/vol1/index.html2024年2月2日閲覧 
  9. ^ a b 青沼英二; 藤林秀麿; 小林竜二; 田中怜(インタビュアー:岩田聡)「社長が訊く 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』」『第1回:「Wii+モーションがもたらした新操作」篇 2. 「止めたらええねん」』、任天堂、2011年10月18日https://www.nintendo.co.jp/wii/interview/souj/vol1/index2.html2024年2月2日閲覧 
  10. ^ 青沼英二; 藤林秀麿; 小林竜二; 田中怜(インタビュアー:岩田聡)「社長が訊く 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』」『第1回:「Wii+モーションがもたらした新操作」篇 3. 画面を見ないでアイテム選択』、任天堂、2011年10月18日https://www.nintendo.co.jp/wii/interview/souj/vol1/index3.html2024年2月2日閲覧 
  11. ^ a b 青沼英二; 藤林秀麿; 小林竜二; 田中怜(インタビュアー:岩田聡)「社長が訊く 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』」『第1回:「Wii+モーションがもたらした新操作」篇 5. 「前の操作にはもう戻れない」』、任天堂、2011年10月18日https://www.nintendo.co.jp/wii/interview/souj/vol1/index5.html2024年2月2日閲覧 
  12. ^ 青沼英二; 藤林秀麿; 小林竜二; 田中怜(インタビュアー:岩田聡)「社長が訊く 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』」『第1回:「Wii+モーションがもたらした新操作」篇 4. 「ロケットパンチが生んだ古代文明」』、任天堂、2011年10月18日https://www.nintendo.co.jp/wii/interview/souj/vol1/index4.html2024年2月2日閲覧 
  13. ^ ゲーム音楽のオーケストラコンサート、“PRESS START 2012 -Symphony of Games-”東京公演リポート!”. ファミ通.com (2012年9月26日). 2023年6月1日閲覧。
  14. ^ Wii『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』ナリシャに出会った後の「勇者の詩」イベントの進め方についてのお願い”. 任天堂 (2011年12月15日). 2024年2月20日閲覧。
  15. ^ a b Nintendo Switch『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』が7月16日に発売。特別デザインのJoy-Conも同時発売。”. 任天堂 (2021年2月18日). 2021年2月18日閲覧。
  16. ^ a b ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD|Nintendo Switch|任天堂”. 任天堂. 2021年7月13日閲覧。
  17. ^ a b The Legend of Zelda™: Skyward Sword HD for Nintendo Switch - Nintendo Game Details”. Nintendo of America. 2021年7月13日閲覧。
  18. ^ a b The Legend of Zelda: Skyward Sword HD|Nintendo Switch|Games|Nintendo”. Nintendo UK. 2021年7月13日閲覧。
  19. ^ 任天堂株式会社 2022年3月期 決算説明資料” (PDF). 任天堂 (2022年5月10日). 2022年5月10日閲覧。
  20. ^ 2023CESAゲーム白書 (2023 CESA Games White Papers). コンピュータエンターテインメント協会. (2023). ISBN 978-4-902346-47-3 
  21. ^ MAC佐藤 (2021年7月13日). "『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』レビュー。知恵とアイテムを駆使した始まりの物語を楽しめる". 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage. 2023年11月17日閲覧
  22. ^ "ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD」レビュー". GAME Watch. インプレス. 2021年7月15日. 2023年11月17日閲覧
  23. ^ a b c O'Reilly, PJ (2023年8月14日). "Zelda: Skyward Sword HD Differences - What's Different In Skyward Sword Switch Vs Wii?". Nintendo Life (英語). 2023年11月17日閲覧
  24. ^ "ゼルダ&ロフトバード【スカイウォードソード】". 任天堂. 2023年11月17日閲覧
  25. ^ Jurkovich, Tristan (2021年7月18日). "Everything That's Different About The Legend of Zelda: Skyward Sword HD". GAMERANT (英語). 2023年11月17日閲覧
  26. ^ ゴールデンヌンチャク”. クラブニンテンドー. 2012年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月閲覧。





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