スラシー・クソンウォンとは? わかりやすく解説

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スラシー・クソンウォン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/21 16:29 UTC 版)

スラシー・クソンウォン(タイ:สุรสีห์ กุศลวงศ์、英:Surasi Kusolwong、1964年4月28日 - )とは、タイ王国現代アート芸術家である。

経歴

アユタヤ県出身。 1982年、タイ国立芸術家学校(วิทยาลัยช่างศิลป)卒業したのち、シラパコーン大学 版画学部に入学。1987年に学士号取得後、1990年ドイツのブラウンシュヴァイク美術大学(Hochschule fur Bildende Kuste Braunschweig)に留学、1993年に修士号を取得する。現在シラパコーン大学の教授として絵画・彫刻・版画学部で指導を行っている。

作風

タイの市場やボクシングジムなどのインスタレーションを行いつつ、実際に観客にもアートの一部として参加してもらうアクションアートの手法を取り入れている。素材は大量生産された安価なタイの工業製品を利用しており、作品の一部を無料もしくは材料費のみであげてしまうという『フリー・フォー・オール・プロジェクト』も1997年から行われている。

作品

  • 1999 『お店』 -台北ビエンナーレ
  • 2000 作品名不明 -光州ビエンナーレ2000
  • 2000 『フリー・フォー・オール・プロジェクト 東京』 -「「ギフト・オブ・ホープ 21世紀アーティストの冒険」展覧会 東京都現代美術館
  • 2001 『ハッピー・ベルリン(無料マッサージ)』-第2回ベルリンビエンナーレ
  • 2001 『ラッキー・トーキョウ』-「わたしの家はあなたの家 あなたの家はわたしの家」展 東京オペラシティアートギャラリー
  • 2001 『フリー・フォー・オール・プロジェクト 金沢2001』[1] -金沢21世紀美術館
  • 2002 『Relaxing Machine』 -光州ビエンナーレ2002
  • 2003 『Thai Boxing』-イスタンブールビエンナーレ2003
  • 2003 『銀の蝶々(コンポジションが終わったら)』-越後妻有アートトリエンナーレ
  • 2003 作品不明-「チェ、クソンウォン、小沢による三人展」 OTA Fine Arts

個展

(※ 年、個展名、開催会場、都市、国名の順)

出典

  1. ^ 金沢21世紀美術館 プレイヴェントVol.11 ストリートアート・プロジェクト「夢みる広場」@タテマチ

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