ジンジャーエール 日本国内の状況

ジンジャーエール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 02:24 UTC 版)

日本国内の状況

コカ・コーラ社から発売されているカナダドライ(207ml)

日本国内では日本コカ・コーラアサヒ飲料など数社から発売されているが、カナダドライ(コカ・コーラ)とウィルキンソン(アサヒ飲料)が有名なブランドである。各ブランドが用いている商標は、カナダドライが「ジンジャーエール」[3]で、ウィルキンソンが「ジンジャエール」[4]である。

日本でも、大正時代に既に兵庫県にあったウヰルキンソン・タンサン社(後にウィルキンソン表記に変更)がジンジャーエールの製造を行っており、1966年には朝日麦酒(現・アサヒビール)によりウヰルキンソンブランドのジンジャーエール(同ブランドではジンジャエールと表記)が全国で売り出された。1970年代には、東京カナダドライ社(現・カルピス2代目法人)が米国カナダドライ社からライセンスを取得したのを皮切りに、海外ブランドの販売も始まった。コカ・コーラ社からも1982年頃、サンティバ (SANTIBA) という名のジンジャエールが発売された事がある。

カナダドライのジンジャーエールは甘みが強い飲み物で、ショウガ特有の辛味は薄く、ビールのような風味がする[独自研究?]。また最近では、ペリーラ、ライムオレンジフィズ、クラシックといった期間限定のものなども発売されている。

ウィルキンソンのジンジャエールは辛味が強く、ジンジャービアのようなショウガの風味を強く残している。ウィルキンソンブランドには、辛みが少ないドライも存在する(“ドライ”という言葉の響きで間違える人も多いが、「ジンジャエール=(英国風の)ハードな辛口」「ドライジンジャエール=(北米風の)ソフトな甘口」となっている)。


  1. ^ Federation of Historical Bottle Collectors”. FOHBC. 2013年10月3日閲覧。
  2. ^ “Canadian food firsts”. Canadian Geographic. (January–February 2002). オリジナルの2013年6月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130624005710/http://www.canadiangeographic.ca/Magazine/JF02/canadianfoodfirsts.asp 2012年10月31日閲覧。 
  3. ^ CANADA DRY (カナダドライ)”. 日本コカ・コーラ. 2017年6月19日閲覧。[出典無効]
  4. ^ ウィルキンソン ジンジャエール PET500ml|炭酸飲料|商品情報”. アサヒ飲料. 2017年6月19日閲覧。[出典無効]






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