コイウタ 血統表

コイウタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 06:58 UTC 版)

血統表

エピソード

  • 競走馬名の由来となった『恋唄』は歌詞が暗く、前川は競走馬名にいい印象を持っていないと自ら語っている。
  • ヴィクトリアマイル当日、馬主の前川清は馬主席で観戦すると所有馬が勝てないというジンクスがあったため「ゲンを担いで」北海道にある知人の牧場を訪問しており、競馬場には不在であった。共同馬主の吉田照哉には「仕事がある」と嘘をつくほどジンクスを気にしていた。この為、レースの表彰式には馬主代理として前川の娘が出席した。同馬が優勝したため前川は急遽帰京し、当日夜に行われた関係者による祝勝会場に姿を見せ「(嬉しさで)立ちくらみがした。こんな経験は初めてです」と喜びの大きさを語っている。
  • 前川は当日のレースを牧場でテレビ中継で観戦していたところ、優勝の瞬間に興奮のあまり机を手で叩いて突き指してしまった。
  • 父のフジキセキにとって初の芝JpnI(GI)優勝産駒である(ダートではカネヒキリグレイスティアラがJpnI(GI)を制している)。

参考文献

  • 『ニッポン競馬のからくり』,増田知之,東邦出版,2009 - 「コイウタ事件」節に使用。

外部リンク


  1. ^ 123ポンドを1ポンド≒0.4536kgで換算。
  2. ^ 1マイルは約1609メートル。馬場のFirmは「堅」「堅良」「良」などと訳す。
コイウタ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
[§ 2]

フジキセキ
1992 青鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ミルレーサー
Millracer
1983 鹿毛
Le Fabuleux Wild Risk
Anguar
Marston's Mill In Reality
Millicent

ヴァイオレットラブ
1997 栗毛
*ドクターデヴィアス
Dr Devious
1989 栗毛
Ahonoora Lorenzaccio
Helen Nichols
Rose of Jericho Alleged
Rose Red
母の母
*ヴァインゴールド
Vain Gold
1979 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Chancy Dance Bold Reason
Hasty Hitter
母系(F-No.) (FN:4-r) [§ 3]
5代内の近親交配 Hail to Reason4×5 [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ コイウタ 5代血統表2017年8月29日閲覧。
  2. ^ [6]
  3. ^ JBISサーチ コイウタ 5代血統表2017年8月29日閲覧。
  4. ^ JBISサーチ コイウタ 5代血統表2017年8月29日閲覧。

注釈

  1. ^ なお芸能人の所有馬がGI(JpnI)レースを制したのは史上初であるが、グレード制施行前のGIと同等のレースでは1952年の桜花賞、優駿牝馬(オークス)及び安田賞(現在の安田記念)を女優高峰三枝子所有のスウヰイスーが制している。
  2. ^ コイウタの獲得票数は113だったが、「該当馬なし」にも101票が投じられていた。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o コイウタ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月30日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 『ニッポン競馬のからくり』p120-121
  3. ^ コイウタ引退”. ラジオNIKKEI. 2022年4月29日閲覧。
  4. ^ コイウタ | 競走成績”. netkeiba.com. 2021年6月3日閲覧。
  5. ^ Full Result 11.07 Hollywood Park (USA)|6 July 2007”. Racing Post (2007年7月6日). 2019年2月15日閲覧。
  6. ^ コイウタの繁殖牝馬情報”. 競馬ラボ. 2020年5月30日閲覧。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コイウタ」の関連用語











コイウタのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コイウタのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコイウタ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS