グラム陰性菌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 19:23 UTC 版)
治療法
グラム陰性菌の特徴の1つである外膜は、細胞壁の内膜(ペプチドグリカン)に作用する抗生物質、色素、洗剤から細菌を保護している。 このためグラム陰性菌はリゾチームやペニシリンに対する抵抗性を有する。 一方、EDTAを伴うリゾチーム、抗生物質のアンピシリンなどは病原性を持つグラム陰性菌の外膜に対抗するために発展した。クロラムフェニコール、ストレプトマイシン、ナリジクス酸も有効である。
関連項目
- Braun's lipoprotein (en:Braun's lipoprotein)
外部リンク
- ^ a b Salton MJR, Kim KS (1996). Structure. in: Baron's Medical Microbiology (Baron S et al, eds.) (4th ed. ed.). Univ of Texas Medical Branch. ISBN 0-9631172-1-1
グラム陰性菌と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- グラム陰性菌のページへのリンク