キャッチコピー キャッチコピーの概要

キャッチコピー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/20 16:36 UTC 版)

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キャッチコピー

1文、1行程度のものから、数行に亘る物まで形式は様々である。広告や宣伝においては、キャッチコピーで商品の印象が決まると言え、その出来如何によっては商品自体の売れ行きが大きく左右される事になるため、重要視される。職業としてキャッチコピーを含む広告コピーを創作する者をコピーライターという。

キャッチコピーは和製英語であり、英語圏ではアドヴァタイジングスローガン (: Advertising slogan) と言って[1]主に消費者に向けた商品の宣伝文句を指すものであり、キャッチフレーズ (: Catchphrase) と言う場合にはフィクションに於ける名台詞などを指す事が多い。また、後者で特定の人物の台詞の引用ではなくストーリー全体を象徴する惹句を指す場合はタグライン (: Tagline) と言う。

コピーの構成

キャッチコピー

広告のうち商品や作品(あるいはその広告の本文)に惹きつけられるように掲げられるインパクトを持たせたコピー。

例えば日本では江戸時代に「引札」と呼ばれるチラシがあったが、そこに独創的な戯文を書くことで耳目を集めるという手法を始めたのは、平賀源内であると言われる。後に多くの戯作者狂歌師によって、こうした宣伝文句が使われていくようになった。

リードコピー

リードコピーはキャッチコピーからの導入部であり本文(ボディコピー)を読ませるための部分をいう[2]

ボディコピー

ボディコピーは広告の本文にあたる部分であり、キャッチコピー、本文への導入部のリードコピー、広告の本文にあたるボディコピーのように順に構成される[2]

コーポレートスローガン

個々の商品ではなく、企業のイメージや経営方針を表したものを、特に「コーポレートスローガン」と呼ぶ。 なお、企業によっては「タグライン」「コーポレートステートメント」「ブランドプロミス」と表現する場合がある。

コピーライター

現代社会に於いては、高度経済成長が果たされ消費社会が成熟するにつれて、広告は値段や性能などの製品の具体的特長を語る為だけでなく、もっと漠然としたイメージや時代の空気を表現することで消費者の共感を得ることを目指すようになった。開高健をはじめとし、糸井重里川崎徹仲畑貴志といった新しい世代が活躍し、コピーライターは人気の職業になった。

また、キャッチコピーを生み出すプロセスと、企画・コンセプトメイキングの技術は同じであることから、近年では、単にキャッチコピーを書くだけでないコピーライター・クリエイティブディレクターが多く生まれ、その仕事領域は多岐にわたっている。前述の糸井重里や仲畑貴志をはじめ、多くのOBを輩出している宣伝会議コピーライター養成講座など、キャッチコピーの力を鍛える専門教育機関もある。


  1. ^ たとえば英語版ウィキペディアのw:Advertising slogan記事上ではコピーと付く語彙はジャパニーズイングリッシュとして扱っており、印刷としてのw:Copyを主題とする曖昧さ回避ページ上では対象外となっていて、Catch Copyでは掴む・複写であり意味が通じない。
  2. ^ a b 日経広告研究所『広告用語辞典』1992年、162頁。
  3. ^ ある商品と、あるキャッチコピーを組み合わせることがいかに独創的であったとしても、その組み合わせ自体はアイデアであり著作権法の保護の対象外である。
  4. ^ 例えば半田正夫『著作権法概説(第12版)』 法学書院 2005年 83頁
  5. ^ 東京地方裁判所判決平成13年5月30日(交通標語事件)
  6. ^ 「小売等役務商標制度に関するよくあるQ&A」のQ22(PDF) - 特許庁作成
  7. ^ 特許庁『商標審査基準 改訂第8版』、商標法3条1項6号の解説部分


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この記事は、ウィキペディアのキャッチコピー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

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