カタクチイワシ 別名

カタクチイワシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 08:40 UTC 版)

別名

日本では古くから食用に供されてきたため、地方ごとに様々な別名をもつ。小いわし(広島)、カタクチ(三崎・米子・下関)[5]ヒシコ[9])(水戸[5])、ヒシコイワシ、シコ(鯷[9][5]、シコイワシ[4]田作り(タヅクリ)、五万米(ゴマメ)、背黒鰯(セグロイワシ)、狼鰯(オオカミイワシ)、脹眼(ハンガン)、金山(カナヤマ)、丸(マル)、ヒラレ、泥目(ドロメ)、ドロイワシ、ママゴ、エタレ、クロタレ、シラス、タレクチ(山陰)[4]、チリメン、タレ、ホタレイワシ(高知)[4]、ホオタレ、ホホタレ、ホウタレ、ブト(仙台・新潟)[5]、コシナガ、カエリ、カクハリなど、多種多様な呼び名がある。

シノニム

近縁種

カタクチイワシの近縁種アンチョベータ (Engraulis ringens)

カタクチイワシ属(Engraulis 属)は世界各地の熱帯温帯の海から7種類ほどが知られ、どれも重要な漁業資源となっている。

アンチョビ(anchovy)はカタクチイワシ属、さらに広義にはカタクチイワシ科の各種を指す総称として用いられるが、日本で「アンチョビ」と呼んだ場合は魚よりも加工品を指すことが多い。


  1. ^ カタクチイワシ[片口鰯]”. 北海道庁水産林務部水産局水産経営課. 2019年11月5日閲覧。
  2. ^ カタクチイワシ”. 香川県. 2019年12月5日閲覧。
  3. ^ a b Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2006). "Engraulis japonicus" in FishBase. April 2006 version.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n 岡村収・尼岡邦夫『山溪カラー名鑑 日本の海水魚』山と溪谷社、1997年8月20日、93頁。ISBN 9784635090278 、ニシン目解説:佐藤陽一
  5. ^ a b c d e f g 蒲原稔治・岡村収『原色日本海水魚類図鑑Ⅰ』保育社、1985年7月31日、18頁。ISBN 4586300728 
  6. ^ 「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p45 昭和33年12月25日発行
  7. ^ しらすQ&A|株式会社ヤマイチ”. 20211103閲覧。
  8. ^ カツオ竿釣漁業に使用する餌イワシの需給見通しについて三谷勇1989年神水試研報第10号
  9. ^ a b 藤堂明保、松本昭、竹田晃加納喜光『漢字源』(改訂第5版)GAKKEN、1830頁。ISBN 9784053031013 






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