イエナ橋 イエナ橋の概要

イエナ橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 06:33 UTC 版)

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イエナ橋
基本情報
フランス
所在地 パリ7区16区
交差物件 セーヌ川
設計者
施工者
ガスパール (Gaspard)、コルネイユ・ラマンデ (fr)、
ジャック・マレ (fr)、J・モラヌ (J. Morane)
建設 1808-1814年
座標 北緯48度51分35秒東経2度17分32秒
構造諸元
形式 アーチ橋
材料
全長 155m
35m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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シャイヨ宮トロカデロ庭園から見るヴァルソビ広場 (fr)、イエナ橋、エッフェル塔

陸軍士官学校(エコール・ミリテール)に面する橋の建設を決めたのはナポレオンで命令は1807年ワルシャワから発せられた。橋の名前はもともと「シャン・ド・マルス橋」または「士官学校橋」になるはずだったが1806年イエナ・アウエルシュタットの戦いの勝利から取られた「イエナ橋」になった[1]

最初の橋は1808年から1814年に架けられた。その後1937年パリ万国博覧会に合わせて幅が19メートルから35メートルに拡大された。28メートルスパンのアーチが5つで全長155メートルの橋を構成している。アーチの間の4本の橋脚とタンパンはフランソワ=フレデリック・ルモがデザインし、ジャン=フランソワ・ムーレが制作した皇帝の鷲の紋章で装飾が施されている。1853年には橋の四方に4体の彫刻が据えられた。

  • 右岸16区側
    • ガリアの戦士(アントワーヌ・プレオー作)
    • ローマの戦士(ルイ・ドーマ作)
  • 左岸7区側
    • アラブの戦士(ジャン=ジャケ・フーシュレ作)
    • ギリシャの戦士(フランソワ・デヴォー作)

交通

隣の橋

(上流)アルマ橋ドゥビリ橋イエナ橋ビラケム橋ルエル橋(下流)

脚注

[脚注の使い方]

  1. ^ マーカス・ビニー『巨大建築の美と技術の粋 世界の橋』河出書房新社、2017年、105頁。ISBN 978-4-309-27838-4


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