こさど丸 船内

こさど丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/20 02:26 UTC 版)

船内

船室

船室タイプの一覧
クラス 部屋数 定員 設備
スイート 6名×1室 6名
特等室 3名×6室
6名×2室
30名
一等室 36名×8室 288名
特二等室
二等室

設備

事故・インシデント

防波堤への衝突

1989年4月9日、11時8分、両津港から新潟港へ向かっていた本船は、新潟港へ入港する際に右舷舵の操舵装置の異常で操舵不能となり、全速力後進および投錨を命じたものの、新潟港西区西突堤灯台の南南西約180メートルの地点で西突堤東側基礎部に衝突した。 衝突により本船は、船首部右舷船底外板に凹傷を生じ、陸上の送電用電柱1本が曲損したが、乗客・搭載車両に被害はなく、自力で専用岸壁に着岸した。事故原因は、右舷舵2号ポンプユニットの電磁弁の破損により、右舷舵が右舵35度で固定された際、操舵装置の取扱いが不十分で無追従操舵としたのみで、ポンプユニットを切り替えなかったためであった[2]

車両火災

2011年9月28日ジャワ島スラバヤからボルネオ島南カリマンタン州へ向かう予定だった本船は、出港前、搭載したトラックから火災が発生した。火災は限定的で消し止められたが、乗客はパニックになり乗船口へ詰めかけ、デッキから水中へ飛び込んだ。群衆に踏まれるなどした女性7名と男性1名が死亡、約55名が負傷した。

参考文献

  • 「新造船写真集(No.419)」、『船の科学』第36巻第9号、船舶技術協会、1983年9月10日、 23頁、 ISSN 0387-0863NDLJP:32318552016年12月9日閲覧。

外部リンク




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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 船の科学(1983年9月号,p23)
  2. ^ 仙台地方海難審判庁 (1991-10-29) (PDF). 平成3年仙審第38号 旅客船こさど丸防波堤衝突事件 (Report). 海難審判・船舶事故調査協会. http://www.maia.or.jp/pdf/03sd038.pdf 2016年12月10日閲覧。. 


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