おかずのクッキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/27 10:26 UTC 版)
土井勝の紀文おかずのクッキング ↓ おかずのクッキング ↓ 土井善晴のおかずのクッキング ↓ 週刊おかずのクッキング ↓ おかずのクッキング | |
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ジャンル | 料理番組 |
構成 | 大名祥子 |
司会者 | 土井善晴 |
ナレーター | 島本真衣(テレビ朝日アナウンサー) |
アナウンサー | 堂真理子 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー |
加藤佳子(テレビ朝日) 竹花泰之(テレビ朝日映像) |
編集 | 木元雄大 |
製作 | テレビ朝日[注 1] |
放送 | |
放送局 | テレビ朝日 BS朝日 テレ朝チャンネル ほか |
映像形式 | 文字多重放送 (一部地域を除く) |
音声形式 | モノステレオ放送[注 2](編成上の場合) |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1974年4月 - 2022年3月26日 |
放送時間 | 土曜 4:55 - 5:20 |
放送分 | 25分 |
公式サイト | |
特記事項: 放送時間は2017年10月現在。 |
概要
日本教育テレビ(NET)時代の1974年4月に放送を開始。当初は土井勝が司会を務め、『土井勝の紀文おかずのクッキング』[注 3] と題された5分間の帯番組であり、家庭でも簡単に作れる料理レシピを土井勝のわかりやすく親しみのある口調と実演を交えて展開した。その後、土井勝の体調不良(1995年3月に死去)により、次男の土井善晴に司会を譲る。交代後しばらくは、土井勝の時代と同じく5分の帯番組だったが、2000年10月から毎週1回25分番組となって今日に至る。なお、1970年代の一時期、テレビ朝日では、「土井勝テレビお料理教室」という兄弟番組的な番組も放送されていた。
30分番組になってからはテレビ朝日のアナウンサーをアシスタントに迎え、番組終了時点のアシスタントは堂真理子(2018年12月2日~)。
2009年3月までは、『ちい散歩』の木曜日にもミニコーナーとして内包されていた。同年4月からは金曜日11:00 - 11:25枠への移動、および『ちい散歩』金曜日の放送時間延長に伴い、コーナーは終了となった。なお『ちい散歩』が終了[注 4] し『若大将のゆうゆう散歩』に替わっても2012年9月28日まで金曜日の放送終了(10時59分)とともに、そのまま本番組に接続(いわゆるステブレレス編成)する方式をとっていた[注 5] が、後述の枠移動および『若大将のゆうゆう散歩』の時間枠縮小により解消となった。
2012年10月より、関東地区では土曜日5:25 - 5:50の枠へ移動、同時に2009年夏から月に1回程度で登場していた渡辺宜嗣(当時テレビ朝日アナウンサー)が卒業した。同年10月6日に放送枠移動と同時にオープニングが変更された[1]。
2017年10月より、『日本のチカラ』を土曜日5:20 - 5:50枠に移動して放送することになったため[注 6]、本番組は30分繰り上げの4:55 - 5:20に変更。
2022年4月改編で、同年3月26日をもって番組が終了[2][3][4]。これに伴いテキスト最終号となる2・3月号で廃刊となる[5]。これにより1974年4月から『土井勝の紀文おかずのクッキング』として開始した『おかずのクッキング』シリーズは48年の放送に幕を閉じた[6]。現在、CS放送の『テレ朝チャンネル2』にて過去の放送分が再放送されている。
同改編では、1995年4月からテレビ朝日系列で放送してきた『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(朝日放送テレビ制作)も、2022年4月1日をもって番組を終了した[7][8][9]。
タイトル変遷
前述の通り、開始当初は『土井勝の紀文おかずのクッキング』であったが、紀文がスポンサーから撤退した後は『土井勝のおかずのクッキング』となる。土井善晴が司会に就任してからも、土井勝存命時は『土井勝の…』のままであった(この時点で土井善晴は代役扱いだった)。
土井勝亡き後は司会者冠が外れ、『おかずのクッキング』となるが、後に象印マホービンがスポンサーとして加わると同時に、司会者冠が復活し、『土井善晴おかずのクッキング』として放送された[注 7]。
30分番組への移行と同時に『週刊おかずのクッキング』に改題されたが、その後『週刊』が取れて『おかずのクッキング』となり、前述の通り2022年3月26日をもって終了した。
注釈
- ^ 1977年3月まではNETテレビ。
- ^ 2011年7月24日正午以前のアナログ音声はモノラルであった。
- ^ 局によっては『紀文・土井勝のテレビお料理教室』として放映された。
- ^ 番組終了後、散歩人の地井武男が2012年6月29日に逝去。
- ^ 『ちい散歩』金曜拡大後からしばらくは「このあとはおかずのクッキング」と言う告知を5秒放送していた。
- ^ 日曜朝の生情報番組『サンデーLIVE!!』開始に伴う。
- ^ 現在も、地域によっては象印一社提供となっている。
- ^ 2013年3月31日の放送で一旦休止後、同年5月5日から再開。2017年9月24日までは日曜 5:50 - 6:20、2020年3月28日までは土曜 5:25 - 5:50。
- ^ 2018年3月31日までは、同年4月1日の認定放送持株会社移行に伴う商号変更ならびに分社化前のため、朝日放送。
- ^ 2012年3月31日までは土曜 6:05 - 6:30、2013年3月31日までは日曜 5:25 - 5:50、2013年9月29日までは土曜 4:55 - 5:20。同年10月5日と10月6日に放送後、10月12日から2017年9月30日までは土曜 6:00 - 6:25(35分遅れ)で放送。2017年10月8日より再び現在の時間に移動。
- ^ 2014年4月5日から開始したが、2015年9月で打ち切り。その後、2016年4月10日から再開。しかし、2019年9月をもって再び打ち切ったが、後にネット再開し、時期不明から2021年9月までは日曜 3:55 - 4:20。
- ^ 2016年4月から放送開始。2001年頃にも月曜 16:29 - 17:00→金曜 10:50 - 11:15にて放送されていた(『北日本新聞』2001年1月22日付、8月31日付各朝刊テレビ欄より)。
- ^ 上記の通り、チューリップテレビで放送再開。
- ^ 30分化後は、2012年9月のみテレビ朝日と同時ネットで放送していた。
- ^ 2000年9月に打ち切られたが、2014年7月10日から再開。しかし、2016年9月をもって再び打ち切り。
- ^ 5分番組時代の1987年には、月 - 金曜10:25 - 10:30に放送され、広島ホームテレビへの送り出しも行っていた(名古屋テレビ基本番組表、1987年8月。名古屋テレビ放送編成部発行。タイムテーブルに『出HOME』の記述あり)。
出典
- ^ 「おかずのクッキング」がリニューアル! アシスタントが竹内アナから新人・久冨アナにバトンタッチ webザテレビジョン、2012年9月27日
- ^ “土井善晴さん「誇り」おかずのクッキング3月で終了、48年間の歴史に幕”. nikkansports.com. (2022年1月14日) 2022年1月14日閲覧。
- ^ “おかずのクッキング:48年の歴史に幕 親子2代で番組支えた土井善晴 「とても残念ですが、一生懸命できたことを誇りに」”. MANTANWEB. (2022年1月14日) 2022年1月14日閲覧。
- ^ “「おかずのクッキング」終了へ 土井さん親子が司会”. 産経ニュース (2022年1月14日). 2022年1月14日閲覧。
- ^ "テレ朝、長寿料理番組「おかずのクッキング」が3月で終了と発表…48年の歴史に幕". スポーツ報知. 報知新聞社. 14 January 2022. 2022年1月14日閲覧。
- ^ "土井善晴氏&堂真理子アナ「おかずのクッキング」笑顔で最終収録 3月26日放送で48年の歴史に幕". スポーツ報知. 報知新聞社. 10 February 2022. 2022年2月10日閲覧。
- ^ “「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」来春で終了”. 産経ニュース (2021年12月16日). 2021年12月16日閲覧。
- ^ "「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」来春で終了 お昼の名物番組27年の歴史に幕". Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 27 November 2021. 2021年11月27日閲覧。
- ^ “上沼恵美子、『おしゃべりクッキング』最終回の収録を終え「関わらせていただいたことは誇りでございます」今春27年の歴史に幕”. ザテレビジョン (2022年1月23日). 2022年2月4日閲覧。
- ^ 『北日本新聞』1991年9月16日 - 9月20日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北海道新聞』1999年12月15日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『長野朝日放送の20年』(2011年4月1日、長野朝日放送発行)p144。
- ^ 『UX新潟テレビ21 30年史』(2014年3月、新潟テレビ21発行)p101
- ^ 富山新聞 2000年10月6日付朝刊テレビ欄より。
- ^ おかずのクッキング TVテキスト
- 1 おかずのクッキングとは
- 2 おかずのクッキングの概要
- 3 番組構成
- 4 テーマ曲
- 5 脚注
固有名詞の分類
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