自己抗原

生物学用語辞典

自己抗原

英訳・(英)同義/類義語：self-antigen

自己の組織、細胞、タンパク質などで、通常は抗原性を持たないが、免疫反応が起こると自己免疫疾患の原因となる。

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現象や動作行為に関連する概念：

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自己抗原

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/16 10:23 UTC 版)

「抗原」の記事における「自己抗原」の解説

自己抗原（autoantigens）とは、通常、特定の自己免疫疾患に罹患している患者の免疫系によって認識される自己タンパク質またはタンパク質複合体（場合によってはDNAやRNAも）のことである。正常な状態であれば、これらの自己タンパク質は免疫系の標的になるべきではないが、自己免疫疾患では、それらに関連するT細胞が除去されず、代わりに攻撃を行う。