大別山脈とは? わかりやすく解説

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たいべつ‐さんみゃく【大別山脈】

読み方:たいべつさんみゃく

中国東部河南湖北安徽(あんき)各省境にある山脈淮河(わいが)と揚子江との分水嶺をなす。ターピエ山脈


大別山脈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 03:37 UTC 版)

ロープウェイ天堂寨中国語版へ登る

大別山脈(だいべつさんみゃく、中国語: 大别山脉)は、中国中部に位置する山脈である。北西から南東に走り、淮河長江分水嶺となっており、湖北省(南)、河南省(北)、安徽省(東)の境界線でもある。湖北省黄岡市内の大別山はユネスコ世界ジオパークに指定されている[1]

大別山脈の西部は標高が300~400メートルと低いが、標高910メートルのピークがいくつかある。東部は標高が高く、平均して1,000メートル以上ある。最高峰は1,770メートルの天柱山中国語版で、他にも1,729.13メートルの天堂寨中国語版など、1,500メートルを超える山がいくつかある。この山脈は北中国のユーラシアプレート揚子江プレートの衝突により形成した山脈で、大陸核は柘榴石黒雲母片麻岩とグリーンストーンベルトである。また、一帯の生物多様性も豊富であり、中国の7つの主要な遺伝子プールの1つである[1]

1920年代後半から1930年代前半にかけて、大別山脈は中国共産党の拠点であり、鄂豫皖ソビエト(湖北・河南・安徽の革命根拠地)の所在地であった。

現在、国家森林公園となっており、武漢市から北東へ210kmくらいである[2]。また、国家AAAA級観光地国家地質公園でもある[3]

脚注

関連項目

外部リンク

座標: 北緯31度15分 東経115度00分 / 北緯31.250度 東経115.000度 / 31.250; 115.000




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