半身浴とは? わかりやすく解説

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はんしん‐よく【半身浴】

読み方:はんしんよく

みぞおち辺りまでの下半身を、ぬるめの湯につける温浴法。水圧から上半身解放して心臓の負担軽減したり、血行よくしたりする。→部分浴全身浴


半身浴

風呂の入浴法の一つ全身ではなく腹部までの半身だけを湯船につけ、汗をかく程度30分ほど入浴する全身浴に対して心臓掛かる負荷比較少なく健康によいといわれている。現在のユニットバスシステムでは、この事を踏まえて設計され浴槽も多い。

半身浴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 08:07 UTC 版)

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半身浴(はんしんよく、英: Half-body Bathing)は、風呂入浴法の一つ。

38度から39度の湯にみぞおちから下の半身だけを湯船につける[1]。30分以上が望ましい[1]。空調が整っていない場合、上半身が冷えるため、上着やタオルを羽織って入浴するとよい。ただし、湯に濡らしてしまうと体の熱を奪ってしまうため、乾いた状態で羽織る[1]

下半身の温めに集中していることから、全身浴に比べ、心臓への負担が少なくなるため、老人や心臓が弱い人、心臓に疾患がある人に適している[1]

現実に行われているであろう半身浴を想定して、湯温40度で30分間の半身浴について皮膚血流量や心拍数、発汗量など生理変化を計測し、40度での全身入浴10分以下の結果とほぼ同等であったが、脈拍の増加は緩やかで心臓内への血流量の増加は少なく、半身浴の方がより安全だとされる[2]。1日あたり平均200キロカロリーになる安静時のエネルギー消費量の増加もみられ、末梢血液循環の増加や基礎代謝の増加が示唆される[2]

出典

  1. ^ a b c d 川嶋朗 『川嶋朗式「冷えとり」で体内酵素を活性化する方法』 主婦の友社、2010年、137-139頁。ISBN 9784072728918 
  2. ^ a b 山崎律子、本多泰揮、原田潮、鈴木裕二、大塚吉則「半身浴による生理変化」『日本温泉気候物理医学会雑誌』第70巻第3号、2007年、 165-171頁、 doi:10.11390/onki1962.70.165

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