ハイ・ファッションとは? わかりやすく解説

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ハイ‐ファッション【high fashion】

読み方:はいふぁっしょん

一般に広がる前に一部の人だけが取り入れている、最先端流行

「ハイ‐ファッション」に似た言葉

ハイファッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/25 04:12 UTC 版)

ハイファッション(Hi FASHION)は、かつて文化出版局より発行されていたファッション雑誌。1960年創刊[1]。初代編集長は今井田勲。隔月刊。2010年4月号をもって休刊。

概要

パリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンなどのコレクション、ファッションデザイナーの展示会を扱い、"モード系"と言われた。

1986年8月号、通巻148号をもって月刊誌となる。月刊化時の発行人は大沼淳、編集人は今井田勲、編集長は久田尚子。

2005年6月号より、大幅なリニューアルを行い、バイリンガル併記に踏み切った。 『ミスター・ハイファッション』の編集長を務めた田口淑子と、同誌アート・ディレクターを務めた二本木敬を迎えた。 2009年2月号より、羽場由美子が編集長を務める。

2010年2月27日発売の4月号をもって休刊。 最終号では『コム デ ギャルソン 自由編集』と題した60ページに渡る大特集で業界に大きな話題を呼び、創刊から半世紀の歴史に幕を閉じた。

2010年4月より、high fashion ONLINE がスタート(現在は終了)。

2012年7月21日。high fashion誌から初のアーカイブ化された本、high fashion DESIGNERS INTERVIEW[2]発売。国内外のファッション情報を主軸とし、関連するカルチャーも取り込みながら、2010年の休刊に至るまでアーティスティックな誌面を展開してきた。中でもファッションデザイナーのインタビューは、毎号掲載され、若手から大御所まで多くのデザイナーのアイデンティティやクリエーションを紹介し、本誌を象徴する記事であった。2005年から2010年にかけて掲載した記事から、現在も第一線で活躍する55組のデザイナーをピックアップ。"デザイナーが語るファッション"、"デザイナーとカルチャーの関係"、"東京のデザイナー"、"海外のデザイナー"など、複眼的な切り口で一冊を構成。個々の深みのあるインタビューを通じて、ファッションにとどまらない、時代の感性が見えてくる。巻頭には、写真家のホンマタカシが撮影した、東京で活躍する8組のデザイナーのポートレートを掲載。

2012年8月3日。『ハイファッション デザイナーインタビュー。』の刊行を記念したトークショーを開催。『ハイファッション デザイナーズインタビュー。』の刊行を記念したトークショーを東京・代官山 蔦屋書店で開催。出演者は、ユナイテッドアローズのクリエイティブアドバイザーを務める栗野宏文、雑誌『ミスター・ハイファッション』と『ハイファッション』で編集長を務めた田口淑子、『装苑』や『ハイファッション』 などに在籍し、副編集長を務めた西谷真理子。『ハイファッション』がファッション界にもたらした役割、その中でも毎号企画されたデザイナーのインタビューの意味や取材時の裏話など、多角的にトークを展開。

1980年には、姉妹誌『ミスター・ハイファッション』が創刊されたが、『ハイファッション』に統合されるかたちで2003年に休刊。

歴代 アート・ディレクター

high fashion 関連作品

書籍

  • 『high fashion DESIGNERS INTERVIEW』文化出版局、2012年7月21日。ISBN 978-4-579-30441-7 / アート・ディレクター:佐久間 啓仁
  • About Yohji Yamamoto from 1968 : 山本耀司。モードの記録。モードの意味を変えた山本耀司の足跡を探して。 / アート・ディレクター:二本木 敬

2010年4月号 最終号 スタッフ

  • Editorial Director
田口淑子
  • Art Director
二本木敬
  • Designer
佐久間啓仁
三輪哲也
  • Editor in Chief
羽場由美子
  • Editor
西谷真理子
吉田淳矢
岡田佐知子
村松諒

脚注

  1. ^ ファッション産業年表史 - The Society for Fashion Business
  2. ^ 『high fashion DESIGNERS INTERVIEW』文化出版局、2012年7月21日。ISBN 978-4-579-30441-7

ハイファッション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 20:31 UTC 版)

ヴィシヴァンカ」の記事における「ハイファッション」の解説

2015年パリ・コレクションにおいて、ウクライナ人ファッションデザイナーのヴィタ・キンがデザインしたモダン・ボヘミアンスタイルとしてのヴィシヴァンカを『ヴォーグ』や『ハーパーズ バザー』が取り上げ、アンナ・デッロ・ルッソ(英語版)、ミロスラヴァ・デュマ(英語版)、そしてリアンドラ・メディーン(英語版)などのファッションアイコンたちを魅了した。 『ヴォーグ5月号において、ヴィシヴァンカが「はるか東欧から波を起こしたと書かれているロンドン・タイムズが「この夏[2016年]いちばんの流行の服」と取り上げるとすぐ、ニューヨーク・タイムズも「この夏最高の」ファッションアイテム手に入れるよう読者勧めたフランス女優メラニー・ティエリー2016年第69回カンヌ国際映画祭にて、オランダ王妃マクシマ・ソレギエタ2016年リオデジャネイロオリンピックヴィシヴァンカドレスを身に着け出席した

※この「ハイファッション」の解説は、「ヴィシヴァンカ」の解説の一部です。
「ハイファッション」を含む「ヴィシヴァンカ」の記事については、「ヴィシヴァンカ」の概要を参照ください。

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