チオモルホリン
チオモルホリン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 07:07 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| チオモルホリン Thiomorpholine |
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thiomorpholine |
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| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 123-90-0 |
| PubChem | 67164 |
| ChemSpider | 60509 |
| ChEBI | |
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| 特性 | |
| 化学式 | C4H9NS |
| モル質量 | 103.19 g mol−1 |
| 外観 | 透明な液体 |
| 密度 | 1.026 g cm−3 |
| 融点 | 61.29 °C, 334 K, 142 °F |
| 沸点 | 166.87 °C, 440 K, 332 °F |
| 関連する物質 | |
| 関連物質 | チアジン モルホリン |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
チオモルホリン(英: Thiomorpholine)は、シクロヘキサンの1位を硫黄、4位を窒素に置き換えた六員環飽和複素環式化合物。化学式はC4H9NSで表される。モルホリンの酸素を硫黄に置換した誘導体と捉えることができる。チアジンは、チオモルホリンの環の窒素と硫黄に接しない部分に二重結合を持つ化合物である。チオモルホリンの誘導体は、アレルギー疾患の医薬品として利用される[1]。日本の消防法では、危険物第4類・第2石油類に分類される[2]。
脚注
- ^ チオモルホリン誘導体(j-platpat、久光製薬)
- ^ Thiomorpholine 123-90-0(tcichemicals.com、東京化成工業)
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