tamoxifen citrate

日本化学物質辞書Web

くえん酸タモキシフェン

分子式：	C6H8O7 C26H29NO
その他の名称：	ノルバデックス、Nolvadex、ICI-46474、くえん酸タモキシフェン、Tamoxifen citrate、クエン酸タモキシフェン、N,N-Dimethyl-2-[4-[(Z)-1,2-diphenyl-1-butenyl]phenoxy]ethaneamine・citric acid、タモキシフェンシトラート、アドパン、Adopan、エマルック、Emalook、ソシゲーン、Soshigen、タスオミン、Tasuomin、ノルキシフェン、Norxifen、パンリーフ、Panleef、フェノルルン、Phenolurn、レスポール、Respol
体系名：	タモキシフェン・くえん酸、2-[4-[(Z)-1,2-ジフェニル-1-ブテニル]フェノキシ]-N,N-ジメチルエタンアミン・2-ヒドロキシ-1,2,3-プロパントリカルボン酸、N,N-ジメチル-2-[4-[(Z)-1,2-ジフェニル-1-ブテニル]フェノキシ]エタンアミン・くえん酸

「日化辞Web」で詳細を見る

PDQ®がん用語辞書

クエン酸タモキシフェン

【仮名】くえんさんたもきしふぇん
【原文】tamoxifen citrate

女性および男性における特定の種類の乳がんに対する治療に用いられる薬物。さらに、非浸潤性乳管がん（乳管内に異常な細胞がみられる状態）のある女性や乳がんの発生リスクが高い女性に対して、乳がん予防のために用いられている。クエン酸タモキシフェンはまた、他の種類のがんに対する治療薬としても研究されている。この薬物は乳房においてエストロゲンというホルモンの作用を阻害する。クエン酸タモキシフェンは抗エストロゲン薬の一種である。「tamoxifen（タモキシフェン）」、「nolvadex（ノルバデックス）」とも呼ばれる。