serineとは? わかりやすく解説

セリン【serine】

読み方:せりん

アミノ酸の一。たんぱく質中に広く分布し、特に絹糸たんぱく質のセリシン・フィブロインなどに多い。


セリン

分子式C3H7NO3
その他の名称L-Serine、3-Hydroxy-L-alanine、(2S)-2-Amino-3-hydroxypropanoic acid、3-Hydroxyalanine、Serine、(2S)-2-Amino-3-hydroxypropionic acid
体系名:(S)-2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸、L-Ser-OH、(S)-2-アミノ-3-ヒドロキシプロパン酸、セリン、L-セリン、3-ヒドロキシ-L-アラニン、(2S)-2-アミノ-3-ヒドロキシプロパン酸、(2S)-2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸、3-ヒドロキシアラニン


セリン

英訳・(英)同義/類義語:serine, Ser, S , Ser, serine

タンパク質構成するαアミノ酸一つで、分子中にOH基を1個もつ。略号Ser, S

セリン

(serine から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 23:23 UTC 版)

セリン (serine) とはアミノ酸の1つで、アミノ酸の構造の側鎖がヒドロキシメチル基(–CH2OH)になった構造を持つ。Ser あるいは S の略号で表され、IUPAC命名法に従うと 2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸である。セリシン絹糸に含まれる蛋白質の一種)の加水分解物から1865年に初めて単離され、ラテン語で絹を意味する sericum からこの名がついた。構造は1902年に明らかになった。


  1. ^ Dawson, R.M.C., et al., Data for Biochemical Research, Oxford, Clarendon Press, 1959.
  2. ^ Weast, Robert C., ed. (1981), CRC Handbook of Chemistry and Physics (62nd ed.), Boca Raton, FL: CRC Press, p. C-512, ISBN 0-8493-0462-8 .
  3. ^ “脳の内在性D-セリンの代謝・機能と精神神経疾患における意義”. 生化学 80 (4): 267-268. (2008). 


「セリン」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「serine」の関連用語

serineのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



serineのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのセリン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS