二次データ
別名:2次データ,セカンダリデータ
【英】secondary data
二次データとは、データ収集の際に新規に集められるデータではなく、すでに他の目的のために収集された(既存の)データのことである。
二次データの「二次」は二次利用や二次創作と同様の用法・意味合いと捉えることができる。
二次データに対して、当のデータ収集目的のために新たに集められるデータを「一次データ」という。
二次データはすでにまとめられた形となっているため、調査の手間やコストを削減できるメリットがある。他方、必要となる項目や要素が欠けていたり、データ形式が利用しにくい形となっていたり、ターゲットがややずれていたり、データ取得時期が古すぎて参考に値しなかったり、といった難点が発生し得る。データ収集の際には、まずは有用な二次データがないかを調べ、足りない部分を(一次データとして)集め直して補うといった手順が取られることが多い。
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