プラスチック溶接

大車林

プラスチック溶接

英語 plastic welding

熱可塑性プラスチックは温めると軟化し、軟化状態からさらに温度を上げると溶融する。プラスチック溶接はこの性質を利用して行う溶接法である。方法としては、熱風を利用する熱風溶接法、超音波振動による摩擦熱を利用する超音波溶接、熱板からの熱伝導による熱板溶接などがある。自動車の内装にはプラスチック部品が採用されているが、構造上一体で成形ができない場合、それぞれの部品を分割して成形したあと、溶接する方法がとられる。

参照 超音波溶接、熱板溶接

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。