オンザレール感
クルマがあたかも鉄道のレールの上を走っているかのように、走行軌跡が安定し、車体の向きに余分なヨー角がついていないと感じること。通常、クルマが旋回するときは、遠心力に釣り合うだけのコーナリングフォースを得るため、タイヤを進行方向に対して切り込む必要があり、前輪はハンドル操舵で、後輪は車体を旋回方向の内側に向けている。つまり、クルマは、進行方向に対して内側を向いて旋回している。この余分なヨー角は、後輪のコーナリングパワーを高くすれば減少することができ、4輪操舵では後輪の操舵が可能であるため、内向き角度を理論的にはゼロにできる。オンザレール感は、4輪操舵のためにある言葉ともいえる。
参照 コーナリングフォース、4WSWeblioに収録されているすべての辞書からオンザレール感を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

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