インターロック装置
MTにおいて、2つの段位のギヤが同時にシフトできないよう、1つの段位のみシフトを可能にする機構で、2重噛み合い防止装置とも呼ばれている。おおむね2つのタイプがあり、ひとつは3本のロッド(1-2、3-4、5-R用)の1本だけを選択摺動させるタイプで、ロッド間にインターロックピンかボール2~3個を入れ、ロッドにはそれがはまる切欠き溝を入れている。例えば、1速にシフトするとピンが動いて中央ロッドの溝にはまり中央を固定する。中央のロッドには貫通ピンがあり、そのピンが動き、反対ロッド間のピンを押して、端ロッドも固定する。もうひとつは、シフトフォーク摺動式の場合で、1速だけ選択できるプレートを使う。
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