インボードサスペンション
レーシングカーで空気抵抗を低減するために気流を乱すスプリングショックアブソーバーユニットを、ボディの内側に収めたサスペンションのこと。ボディの内側に収めるために、この作用をするロッキングアームを設け、それにスプリングショックアブソーバーユニットを取り付ける。アーム類の配置により、ロッキングアームタイプ、プッシュロッドタイプ、プルロッドタイプがある。空気抵抗が低く、ばね下重量が軽し、ためフォーミュラカーの主流となっている。一方、サスペンションのレイアウトが復雑で、ショックアブソーバーの冷却効果が低いという欠点がある。1961年のロータス21に初めて採用された。
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