性器ヘルペス
【概要】 単純性疱疹、陰部ヘルペスとも言う。単純性ヘルペスウイルス(HSV)1型と2型による。初感染すると1週間後に粟粒~米粒大の小水疱、びらんができ、後で黒くなる。男性では亀頭、包皮、冠状溝に、女性では陰唇、膣口にできる。疼痛が強く、排尿困難を伴う。神経質に潜伏感染し、活性化して再発しやすい。
【診断】 水疱内容で標本を作って染めたり培養する。血清の抗体検査。
【治療】 バルトレックス(500mg)を1回1錠、1日2回、5日程度。初回発症の場合は10日間。重症例ではアシクロビルの注射。エイズ発症者では1ケ月以上治らなかったり、どんどん広がったりする。

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