固定ベンチュリーキャブレーター
可変ベンチュリーに対し、ベンチュリーの径が一定のキャブレーターの総称。固定ベンチュリーキャブレーターとしては、ゼニス型やストロンバーグ式が有名。吸入空気量の変化の範囲が広いエンジンに、固定ベンチュリーキャブレーターを採用する場合は、プライマリーとセカンダリーにベンチュリーを分け、低速時には前者から、高速時には両方から燃料を供給する。旧型のエンジンでは単一ベンチュリーのものもあった。一方、可変ベンチュリー型ではSUが代表的な存在であり、吸入空気量に応じてベンチュリー部の断面積を変化させることができるため、燃料の吸出し量を制御しやすい。
反対語 可変ベンチュリーキャブレーター参照 SUキャブレーター
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